念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

手術後10年生きる

2018年11月10日 | 発展途上人

 

 先日の主治医診察日に、私の一つ前に診察した人は診察時間がとても長かった(30分はしていただろうか)。

あまり長かったので診察室から出てきたときに『これから手術するのですか?・・・』と尋ねた。

『いえいえ手術してから10年経過しました・・・』と、私より10歳は年配の人で奥さんと連れ立って診察に来ていた。痩せてはいますが(わたしよりはいいかも)背筋もピンと伸び杖はついていましたが自分で歩行をして、支払いや薬の予約(ファックス)まで自分でされていた。

多分私より次の診察時期の間隔は長いのでしょう・・・先生もそれまでの経過状況も丁寧に聴いていたのでしょう。

私とすれ違いで一瞬の会話しかできませんでしたが、私は『もうすぐ一年ですがもうこんなに痩せてしまいました・・・』と。

すると『頑張って!!・・・』という小さな声が聞こえたような。

術後経過状況が違う患者どうしが会話できることはほとんどありませんし医師が他の患者のことを言うこともほとんどありません。

医師に『前の人・・・10年経過しているようですね』と言うと、『〇〇さんもがんばって食べて生きましょう』と言われました。

うらやましいではなく、私も頑張ってみようかと・・・。


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