念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

段戸裏谷~寧比曽岳(1120.6m)

2009年03月30日 | 野鳥


  鈴鹿の山が続いたので今回は愛知県設楽の山を歩いた。

段戸裏谷はバードウォッチングでは知られた場所であるが少し時期が早かったようです。
昨夜は雪も降ったのか北側斜面には薄っすらと雪があった。気温も朝は冷えた。

「シジュウカラ」は愛想がよく近くまで来る。









4、5羽で飛ぶ小鳥がいたので撮っておいた。帰って拡大・補整してみると口ばしの曲がり具合から「いすか」ではないかと思う。





赤っぽいの(オス)と薄い(メス)もいるようです。





池の脇にいた「ホオジロ」





それにしても段戸裏谷の原生林は見事である。
飛騨の天生湿原の原生林を思い出した。




気温は低かったようで湧き水も凍っていた。




ファインダーでは暗く何の鳥か判らず、期待していたが帰ってよく見ると「シロハラ」でした。




段戸裏谷から寧比曽岳(ねびそだけ)は東海自然歩道の一部になっていてとても歩きやすく、高低差も余りないので往復15kmの距離であったが
森林浴、バードウォッチング(時期が早く少なかったですが)を堪能できます。
山登りとしては物足らないかもしれないが・・・。




霞んで透明度はあまりよくなかったが南アの聖岳が見えました。




頂上付近は風もなく暖かかった、「エナガ」が一瞬見えた。




人馴れしていないのかすぐ逃げてしまう。





「ヤマガラ」も顔を見せてくれました。








「カケス」都会の森でも見るらしいですが、私は初見でした。















鳥撮の成果もかんばしくなく、遠くまで来たのに近くの緑地公園と同じような鳥しか撮れず落胆していましたが、
最後に原生林でキツツキの打ち音を聴き(その前にも4、5回聴き探したのですが・・・)
注意深く探すと、とうとう動くキツツキを発見しました。
アカゲラと思っていましたが、帰って調べると「オオアカゲラ」のオスでした。










渡辺香津美 『亡き王女のためのパバーヌ』

2009年03月29日 | キャプチャー


 素人が論評するのはおこがましいが・・・、先日NHKhi「クラシック倶楽部」で録画いておいた『渡辺香津美 ギター・ルネッサンス』。

映像を表示しないで音だけをスピーカーから聴いていたのだが・・・、
『亡き王女のためのパバーヌ』の演奏が素晴らしいため書き置くことにした。
『亡き王女のためのパバーヌ』はピアノ演奏などいろいろ聴いているのだが、
この渡辺香津美の演奏は久しぶりに涙が出そうなほどでした。

ローリンド・アルメイダの『亡き王女のためのパバーヌ』が一瞬頭に浮かんだ・・・ローリンド・アルメイダのギター、バド・シャンクのフルート、サックス、レイ・ブラウンのベース、シェリー・マンのドラムス・・・L.A.フォアの鳥肌が立つ名演といわれています。こちらのほうはJAZZの名演です。

渡辺香津美の『亡き王女のためのパバーヌ』は純粋クラシック奏法です。
しかし彼の演奏の・・・『+アルファ』は何でしょう?
久しぶりに得した気分。





御池岳、鈴北岳_ 寒冷強風にてさんざん

2009年03月23日 | 登山
 


 鈴鹿の烏帽子岳、三国岳に登ろうと昨夜検索していると、3月20日付けの烏帽子岳、三国岳記事のBlogで306号鞍掛峠が開通したとの情報をキャッチ。
3月10日では落石で通行止めで入り口のゲートが閉じていたのです。

予定を急遽 御池岳・鈴北岳に変更しました。
天上の楽園で春の花が開花し鳥も沢山いるだろうと予測したのです。

高気圧が張り出して晴れ間は出たのですが山の天気は強風で最悪に近い状態であった。
吹雪にこそはなりませんでしたが、風は冷たく春のいでたちでは寒くて手もかじかんで鼻水ダラダラ・・・。

半日の強風で霧氷が真っ白でした。




山をなめてはいけませんね。
谷では調子に乗って歩いていると『ズボ雪』にハマッタ。鳥撮用レンズもろとも雪の中にはまり、抜け出るのに一苦労しました。
以前3月の初旬の残雪の頃、下が融けかけた『ズボ雪』に腰まで入った足が抜けずに遭難一歩手前になったことを思い出した。





ゴグルミ谷から上がっていくと「シジュウカラ」がものめずらしげに近寄ってくる。鳥撮の期待ができそうだったのでレンズを出して装着した。
がその後7合目までは声は聞えど姿は見えず。




7合目で「コゲラ」と「シジュウカラ」を目撃し、アオゲラかアカゲラらしき鳥を目視したのでまたレンズを装着するが見失ってしまった。

丸山(御池岳)に向かう南側斜面で飛ぶ鳥を発見、止ったところでレンズを向けると期待できそうな鳥のようでした。ただ樹の陰に隠れて全身を写すことができませんでした。
家に帰って画像を確認すると「アカゲラ」の♀でした。










それから逆光でしたが5、6羽の小鳥の群れを見つけた。
それは緑地公園で撮りそこなった「ウソ」の群れでした。
オス。





メス。





オス。








メス。





樹間から一瞬オオタカだろうか猛禽類を見かけるが撮影できなかった。
その後山の上では冷たい強風が吹き荒れ鳥はカラスを2羽みただけで皆無でした。
それでも藤原岳のときより余裕があったこともあり2,3収穫がありました。
花はまだ皆無、鈴ヶ岳との鞍部に福寿草があるとの情報でした。
イワウチハの葉は7合目辺りで見かけました。
4月には咲くでしょう。

鈴北岳より御池岳(右)、藤原岳(左)を望む。






霊仙山。





下山して靴を脱いでいると、鹿が『ピー』と鳴く、ゴグルミ谷の2合目くらいで鹿の死体があった、まだ腐乱していない状態であった。
朝駐車しているときも鹿の姿を見た。
餌がないのであろうか?私が手招きして物を食べるしぐさをしたら車が動いたときに降りてきた。







Joging 090320

2009年03月21日 | デッサン


しばらくアップしなかったのでデッサンをアップすることにしました。

この年になって野外ジョギングは初めてでした(学生時代を除いて)。
「春何番?」でしょうか強烈な風にたじろいでヨレヨレになっている場面です。

花の藤原岳

2009年03月10日 | 登山
 

強風注意報が出ていたが今日は晴れるとふんで出かけたのだが・・・、午前中登っているときは晴れ間もあったが昼から吹雪いたり「あられ」になったり「ミゾレ」になったり、山の天気は読みきれない。平野部では晴れ間が続いたようです。

今年は暖かいから福寿草はもう咲いているだろうと思った。






例年なら藤原岳では3月下旬~4月中旬に咲く「セツブンソウ」は
まだ少し早かったが、すれ違う「花に詳しそうな人」から情報を聞き出し全部で十輪ほど見つけた。















「山の花に詳しそうな人」からこれも情報を聞いた「セリバオウレン」
風が強く小さな花なので画像がはっきりしませんが・・・。






セツブンソウのツボミだと思い撮っておいたのだが、帰って図鑑で調べると葉の形が「ミヤマカタバミ」のものでした。





天狗岩方面へ行こうと思ったのだが強風にミゾレが雑じってきたので中止して下山しました。





Walking_090307 _天白川上流_キジ♂、カワセミ、etc.

2009年03月07日 | 野鳥
  


   久しぶりに晴れた、山へ登りたかったが風が強かったことと土曜日で人が多そうなので今日はやめにした。

風が強く小鳥も期待できそうになかったので、歩くことに比重を置き先週の土曜日に行った境川より北に位置する天白川の上流を歩いた。

歩行距離は7kmほど。


風が強く小鳥は少なく、スズメ、ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリを時々見る程度、
コガモなど水鳥は比較的多かった。
















辛抱していれば良いことも起きるようで、先週の境川では撮り損ねた「キジ♂」が前方の道路を横切るところを発見し夢見心地でシャッターを切る。

しかしここでも「大ポカ」をしていた。どういうわけか前夜にカメラをいじったのか、M(マニュアル)モードになっていたことがしばらく経ってから判った。
シャッタースピードはこのときは1/125であったので何とか写ってはいたが
2/3はピンボケになってしまっていた。
何事もすんなり成就することないようです。次回は失敗なく撮りたい。しかしまともに「キジの♂」を見たのは25年ぶりくらいである。
















キジはとても神経質なので先週のように逃げられないようにと、かなりの距離からの撮影でいずれもトリミング画像です。






































飛んでいくカワセミの姿を2度ほど見たのであきらめていました・・・。














その後2度撮影する機会がありましたが、欲を出して近づき過ぎて逃げられました。
鳥撮は控えめにという教訓を得ました。












付録は先週、境川上流で撮った「ヌートリア」、戦時中に毛皮を取るために輸入した(150匹とか)ものが野生化したものだがかなり繁殖しているのではないでしょうか。













金属の鳥

2009年03月02日 | 風景


 2月28日(土)愛知池上空をグライダー風軽飛行機が滑空していたのでついレンズを向けた。この軽飛行機はプラスチック?カーボンファイバー?製かもしれないので金属とは違うかもしれないが・・・。








今日は若王子池上空で自衛隊の輸送機が飛んできたのでまたレンズを向けてしまった。鳥が少なかったこともありますが・・・。










しばらくすると戦闘機(練習機?)が。








この画像を撮っていたら旅客機が眼に入った。
ニアミスではないだろうかと帰って調べると上下500m以上あればニアミスではないそうな。1000m以上高度差があったような・・・。





以下少し前についでに撮った付録(ピンボケもあり)













Walking_090228_0302 池めぐり_愛知池、若王子池、勅使池etc.

2009年03月02日 | 野鳥

土曜日(2月28日)境川上流の帰りに愛知池に寄ってみた。
鳥はあまりいなかったが散歩コースとしてはとても気持ちがよい場所で老若男女問わずジョギングしたり散歩したりしている。
池の遠景は猿投山です。


この鳥は初見でした。ネットの写真などを参照してみましたら、
「タヒバリ」のようです。






釣り禁止になっているので堰堤の近くまできます。
「オオバン」






カンムリカイツブリ





カイツブリ、







今日は風が強かったが遠足して若王子池、勅使池まで歩いた。
若王子池では強風で北側に待避している鳥が多かった。





上の愛知池のカイツブリの画像と比べると強風により波が高い。





モズも強風にあおられる。






強風のため地面にいる小鳥を少し見ただけで、前回のように草原や田畑を飛び回る小鳥はほとんど見なかった。
「カシラダカ}






「キンクロハジロ」の頭の羽毛も逆立っている。





こんな状態なので今日は速めに引き上げた。





近くの小さな池で風をさけて留まっている「コガモ」。






勅使池でも強風を避けて北側に待避している鳥たち。






「ミコアイサ」の雌でしょうか。雄は見当たらなかった。





若王子池や勅使池では見かけなかった「ミコアイサ」の雄を帰り道の近所の池で見かけたのでカメラを出して撮りました。






最後はいつもの河畔の「バン」です。




鳥撮はあまり成果が上がらなかったが主目的は歩くことなので今日はよく歩いたと思う。