念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

ストラディヴァリウスが鳴らない

2022年05月16日 | キャプチャー

 

 昨日、毎日新聞のデジタル版に『あなたの4拍子は大丈夫? 古澤巖と解き明かす音楽の「謎」』という記事を見かけた。

カレーの専門店『ここ一番』の創業者、宗司コレクションからストラディヴァリウスを貸与されているようですが、

・・・・・中略・・・・

『俺がこすってもうんともすんとも鳴らない。ごく最近まで、ランプから魔神が現れることはなかった・・・』と

・・・・・ここからは有料記事で???円で・・・・と

この時は読むことはなく閉じましたが

 

寝床にいるときこの記事を思い出し起きて検索すると見つかった。

毎日新聞は面白い記事もあり以前デジタル版を購読していたこともあるのですが、読まない日もありやめていました。

どうしても知りたくて仕方なく再度購読することにしました(スタンダード版)

毎日新聞の宣伝をするつもりはないが『なぜ鳴ったか・・・』を私が明かせば営業妨害になるので書きませんが・・・。

『スピーカーの鳴り』とも関連することかもと有料記事を購読。

この金額でこれだけのことを教えてくれるのかと古澤巌氏に感謝します。

古澤巖 珠玉の音色ストラディヴァリウスを奏でる~Iwao Furusawa~Violin Concert 2021~

 


ぴあのピア

2021年03月25日 | キャプチャー

 

 KORGの Nu-1を使いBD-Rに保存してある音楽映像の中から音声を取り出し、DSD 1bit11.2 に変換することを思いついたのだが、

Nu-1 のADCはなかなかの優れもので音質も良いのだが・・・面倒で時間が掛かる・・・。

ブルーレイ・リッピングソフトを使い BD-R に焼いたものからデジタルデータを取り出し、AudioGate で変換することにした。

普通 BD-R に保存したデジタルデータは取り込むのはコピーガードもあり難しい。

デジタルデータのまま無変換で保存(音声はWAVで)して DSD 1bit11.2 に変換したほうが楽です。

ソフトはシェアソフトであったが無料のお試し版は5分しか保存できず、仕方なく有料版を買った。

考えようによっては Nu-1 に取り込むケーブル(XLR)を新調するよりは安価ではあるが・・・。

 

 保存してあるBD-Rを調べていると懐かしい「ぴあのピア」のシリーズもあった。

まだBD-Rレコーダーが無く、VHSのハイビジョンで取り込んでいたころのシリーズです(調べてみると2007年ころ)。

「VHSのハイヴィジョンレコーダー」から Sharpの DVD-R(ハイビジョン対応)に換えたころで、

まだブルーレイはなくHDDが故障したときに保存した録画データが消えてしまった苦い記憶があります。

10分づつの番組で曲を探し出すのも大変ですが、データが消えてしまった記憶が鮮明にありショパンなど肝心なところは消えてしまったと思い込んでいたのですが(その後、再放送分をBD-R録画してあった)。

NHKの「オンデマンド」など調べてみても無かったのですが、

ネットでCDやDVDを検索してみると CD やDVDでシリーズで発売されていたようです。

ショパンなどは人気で売り切れがほとんでで入荷見込みは未定がほとんど。

Amazon でも無かったのですが SonyMusicShop(発売元?) で見つけて購入した。

「ぴあのピア」5、ショパン編 税込み 3300円 

保存した BD-R を良く調べるとこのシリーズもありました。

SonyMusicShop のものは CD2枚 DVD1枚セット ですが、オリジナルのNHKの番組のものとは別物録音でした。

演奏者などは変えていました。

 

 

 

 


アウトロー伝説_ビリー・ザ・キッド

2018年07月07日 | キャプチャー

 

  大雨豪雨の被災地の方々にはお見舞い申し上げます。

当地でも風雨が続き散歩できない日が続いている。

せっかく上向きになってきた体力も身体を動かせていないのでまた戻ってしまうが・・・。

 

 先日TVで見た西部劇が面白かったので一筆啓上します。

西部劇と言っても大御所(ジョン・ウエインなど)が出るものはほとんど見ません、

クリント・イーストウッドなどのアウトローものは時には見ます。

 

BS103で「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」というタイトルで、音楽はボブ・ディランがやるというので興味を引き録画しておいた。

原題は「Pat Garrett and Billy the Kid」で Pat Garrett には ジェームス・コバーン

Billy the Kid には クリス・クリストファーソン が演じている。

 

私が40年ほど前、アメリカへ行った時叔父(義理の)のトレーラーに便乗して北米大陸を横断往復した時、ニューメキシコの道路沿いで ビリー・ザ・キッドの史跡の大きな看板を目にした記憶があります。

そこは、砂漠のような場所ではなく、少し山の手の谷あいのような場所(クリックで地図)で写真にも撮ったが探しきれませんでした。

 ラスベガスを通りオクラホマシティーからセントルイスへ抜けるルートだったのでルート66だったかもしれません。

叔父さんはメインの高速道路を外れ群道も良く走ったので フォート・サムナー を通ったのかもしれません。

1881年と言えばアメリカでは南北戦争から20年経っていて国家ととしての治安もかなり整ってきたときでは・・・日本では1868年に戊辰戦争(明治2年)から13年後なのでアメリカではガンマンの早撃ちなどかなり野蛮なことをやっていたことになる。

アウトロー、ならず者を一掃したい権力者たちが仕向けたことであろう。

 パット・ギャレット

 ビリー・ザ・キッド

 

 

 要するに無法者のビリー・ザ・キッドを やはり元無法者で後に保安官になるパット・ギャレットによって暗殺させたストーリーです。

暗殺ですから面と向かった果し合いではなく、娼婦との寝込みを襲った闇討ちでした。

日本の幕末の坂本竜馬の暗殺しかり・・・相手に武器を取らせる間もなくの瞬殺でした。

映画上の冒頭シーンでは パット・ギャレット も権力者たちに殺されることになっているが。

日本ではビリー・ザ・キッドのほうが知られているがこの映画ではパットのジェームス・コバーンが主演である。

ビリー・ザ・キッドは21歳で死ぬまで一説では22人殺したという記録もあり(8人説もあり)、アウトローでもヒーローのような伝説になったのかもしれない。

(日本の宮本武蔵は六十数回負けなしとあるが)。

道路沿いに掲げられた大きな看板では何者なのかと当時でも思いました。

冒頭から始まる ボブ・ディラン の唄もなかなか良く(使い走りの青年役でも出ていますが)最後まで飽きさせませんでした。


筑豊_地の底からの光

2016年07月01日 | キャプチャー

 

 録画したTV番組はなかなかまともに見る時間はないが、デッサンしながら見ました。

NHKの新日本風土記「筑豊」はとても印象深く、感銘を受けたので記します。

(最近ではやはりNHK BS101 のドキュメンタリー「”絶望ラジオ” の若者たち 競争社会 韓国の街角で~」が印象深くと言うより・・・なぜか暖かく身近に感じて2度3度と見た。)

 

日本の大正、昭和の時代、富国強兵、近代日本の発展の原動力となった筑豊炭田・・・戦後生まれの私たちには石炭から石油へと時代が移っていったのでなじみが薄いかもしれませんが。

 

 

 

 

この人たちは炭鉱の先端で掘る人たちのよう、ヘッドライト、防塵マスクもあったようですが。

 

 

(以前やはり新日本紀行で「ごんぞうの魂」 では石炭の集積地、洞海湾で 「女ごんぞう」が映像に映っていてたくましく感じました。)

掘った石炭をトロッコなどで運ぶ人たちには女性もいたようです。

坑内は暗く、とても暑い・・・

 

 

石炭の重さに耐えることは男でも辛いでしょう。 靴ではなくワラジをはいていますが。

 

 

 

炭車というトロッコで坑道を運ぶようです。

女は手ぬぐいほどの腰巻一つ・・・男性に至っては全裸(ふんどしも見えない)ではないですか・・・。

暑いし真っ暗なので格好などかまわないのでしょう。

 

 

 

 

 

乳飲み子を坑外に置いてきた女性坑婦は

卑猥でもなくあっけらかんとして話す元坑婦のおばあちゃんからは、日本の女性が本来持つ明るさ、おおらかさを感じ胸が熱くなった。

こういう人たちが日本を支えてきたのだ・・・・縄文の土偶からも感じる豊穣なる母。

暗くいつ死ぬかもわからない坑状況でも、力強く、明るく生き抜いてきた女性たち。

私の苦労などツメの垢にもならない・・・・・どん底から力が湧いてくるような・・・活力、チカラをもらいました

 

 

 

 


至高の響き_アブドゥーラ・イブラヒム

2013年06月28日 | キャプチャー

        「南アフリカ絶景を弾く~ジャズ・ピアニスト アブドゥーラ・イブラヒム」よりキャぷ

 

   朝BSを点けながらデッサンをしていると、TVからJazzピアノの音が聞こえて来た。

少し聞いただけで只者ではない音色である。

早速BDレコーダーを点け録画した・・・NHKのアーカイブ番組で始めの番組紹介シーンだったので

番組の全編録画は間に合った。

デッサンを続けながら聴いたのですが舞台になるサバンナや海岸での演奏は自然との違和感は全く無く

彼の演奏を完全に引き立てている。

 

アブドゥーラ・イブラヒム   以前は ダラー・ブランド と名乗り デューク・エリントンに見出されてからは世界的に脚光を浴びた

Jazzピアニストです。    現在78歳であるが演奏活動を精力的行っている。

動画はアナログに戻したものからで違法ではありません。

 


 

 

 

「マネンバーグ」と言う曲では 反アパルトヘイトのテーマ曲にまでなった下りは涙が出ました。

 


 

 

先日 下関での 「渡辺貞夫ライブ」の再放送も見たが こちらは 80歳。

アブドゥーラ にしても 渡辺貞夫 にしても年齢など感じさせない一級の演奏でした。

この番組は放映された時(2010年6月)は見落としていました。

運よく偶然にも録画することができ お宝番組 をゲットできた。

サラウンド(5.1ch)ではないが最近のNHKの音楽ライブにもない出色のできでしょう。

NHKは時として「アファナシエフ」など化け物嗜好番組が多いですが今回のアブドゥーラ・イブラヒムはすばらしい番組でした。

1時間30分でこの録画があればCDなど買わないでも済みそうです。

 

 


廃部の危機_上野の杜ラグビー部

2011年11月25日 | キャプチャー

 

  伝統ある「上野の杜ラグビー部」こと「東京芸大ラグビー部」が廃部の危機に陥っているという。

今年4年生が卒業して引退してしまうと部員が残り1名になってしまった。

来年新入生が入らなければチームの試合も組めないし存続すら危うい。

どうか新入のみなさん闘争心を高めるラグビー部に入ってください。

 

今のこのご時勢で悠長にラグビーなど過激なスポーツをやろうとするものは少ないのかもしれない。

ましてや芸術家になる学校である。

私らの団塊の世代の学生時代は、日本の世の中自体がハングリーであり、凶暴でもあり、闘争心が旺盛であった。

学生運動、成田等、労働争議も全盛であった。

芸大でもご他聞にもれず学生占拠などで1年ほど授業ができない時期がありました。

まさに首都は燃えていました。

こういう世代ではたとえ学校にグランドが無くともラグビーやサッカーなど過激な運動部も盛んであった。

私も学食前で勧誘されるままに入ってしまった。

金が無く腹が減って練習に参加する気力も失せて1年でサボるようになってしまったが・・・。

二年から山岳部にも参加した(左のプロフィールの写真は二年の夏山)。

 

今の「上野の杜ラグビー部」のOB世話人は私たちの世代の人が多い。

それは、部員数もそうですが活動自体全盛の時代だったからでしょう。

上の写真は「上野の杜ラグビー部」OB会の会員名簿に投稿された写真の一枚です。

投稿者は私と同期のVD 河北秀也です私はその隣に写っている。

彼も私と同様一年でサボるようになった部員です。

OB会員名簿で私が写っている唯一の写真。

OB会費未納申し訳ありません・・・金ができましたら払います。


韓ドラに泣く_トンイ

2011年10月19日 | キャプチャー

 

  日本のドラマを含めてめったにTVドラマは見ませんが、一つだけ連続で見ているドラマがある。

BSHIでやっている「トンイ」という韓国ドラマです。

去年やはりBSHIでやっていた「イサン」も面白くて見ていました、これは原語で日本語の字幕あるもので本当の声も聞けてとても面白かった。 現在NHK総合でやっていますがこれは日本の声優による吹き替え物であまり面白くない。

続けて韓ドラを見る気もなかったのですが、今年から始まった「トンイ」のドラマの始まりの部分がとても面白く・・・つい見入るようになってしまいました。

始まりが、の闘争集団が権力に対して潰されるところから始まる・・・昔よく読んだ「カムイ伝」のような展開で韓国でもこのような意識をもったドラマがこの後どのような展開をするのだろうと現在まで見るに至った。

現在では最下層のによる権力闘争などという展開ではなく・・・の頭領の娘が王宮にはいり出世すると共に王との恋愛を描くもののようですが・・・。

忍耐の国民性によるものなのか脚本は日本では考えられないほど悪党は「ねちこく」「あくどく」手が込んでいますが、最後には(まだ最終回ではありませんが)涙のハッピー・エンドがあるので救われる。

 

 

 

 

 


耳を澄まし、眼をこらす_大地からの啓示?

2011年02月15日 | キャプチャー

 

  久しぶりに衝撃を受け、良い刺激になった。

先日も新聞の「人」欄(朝日)にも紹介されていたが中国、四川のヤンリーピン(楊麗萍)の踊りの映像(youtube)に衝撃を受けた。

4月の公演(東京)にはぜひ行きたいと思ったが何せ地方からだとかなりの出費になる。

こんな時はyoutubeの映像はありがたい・・・・何本かダウンロードしてみた。

私は特に美形女性には弱いので初め見たときは・・・是非にも行かなくてはと思ったものですが・・・・。

何本か映像を見て冷静になると舞踏そのものの魔力にやられたのだと思う。

バレエなどに比べるとわかりやすく、指の動きなどはあたかも精霊のごとくでしょう。

暗黒舞踏しかり、また盆踊りなどでもこのような不思議な空間を感じる時があります。

惜しむらくは背景の音楽が時に「喜多郎」であったり「シークレット・ガーデン」だったり・・・・独自の音楽で聴きたかった。

しかし久しぶりに創作上の良い刺激にはなった・・・・・私も負けてはいられない。

残りの時間は長くはないのだから。


渡辺香津美 『亡き王女のためのパバーヌ』

2009年03月29日 | キャプチャー


 素人が論評するのはおこがましいが・・・、先日NHKhi「クラシック倶楽部」で録画いておいた『渡辺香津美 ギター・ルネッサンス』。

映像を表示しないで音だけをスピーカーから聴いていたのだが・・・、
『亡き王女のためのパバーヌ』の演奏が素晴らしいため書き置くことにした。
『亡き王女のためのパバーヌ』はピアノ演奏などいろいろ聴いているのだが、
この渡辺香津美の演奏は久しぶりに涙が出そうなほどでした。

ローリンド・アルメイダの『亡き王女のためのパバーヌ』が一瞬頭に浮かんだ・・・ローリンド・アルメイダのギター、バド・シャンクのフルート、サックス、レイ・ブラウンのベース、シェリー・マンのドラムス・・・L.A.フォアの鳥肌が立つ名演といわれています。こちらのほうはJAZZの名演です。

渡辺香津美の『亡き王女のためのパバーヌ』は純粋クラシック奏法です。
しかし彼の演奏の・・・『+アルファ』は何でしょう?
久しぶりに得した気分。





東京オリンピック・走り幅跳び・山田宏臣選手

2008年07月22日 | キャプチャー














 録画しておいた市川昆監督の「東京オリンピック」(BS2)を早回しで見ていたら、懐かしい人が出てきたのでキャプチャーしました。

走り幅跳びの山田宏臣選手、日本人初の8メートルジャンパーで39歳の若さで亡くなりました。
実は中学校の同級生の兄貴で、世田谷・上馬の実家には私が芸大を受験する時と、その前年の芸大夏期講習の時には東京での宿のお世話になりました。
私がお世話になった時にはオリンピックからは数年経ていましたが、まだお兄さんは現役のバリバリの選手で、当時の陸上の一流選手が何人も遊びに来ていました。それはお母さんの料理がとても美味しかったからです。それからしばらくして8m01cmの日本記録を作ったときは喜んだものです。
とても気さくな方で名古屋からでてきた田舎者の私にも声をかけていただきました。