念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

普及機でも及第点か

2023年09月06日 | オーディオ

 

 一週間ほど新LPプレイヤーを試聴してきが、段々良くなってきている(エージングもあり)。

今度購入した テクニクス SL-1200GR は 評判の良かった SL1200G の普及機で値段も半分くらいかも・・・。

LPレコードもあまり持っていないのであまり高級機でなくともという感覚でした。

 

 以前から持っていた旧式のプレイヤー(Victor QV??)は PHONOケーブルなどは交換できないタイプで音質の改良にも限界がありました。

今回PHONOケーブルなどは最高級品ではないがそこそこの品質でリード線も明らかに改良されたと思う。

 

先日 バリー・ホワイトの「ラプソディー・イン・ホワイト」を引っ張り出してきて 「愛のテーマ」の出だしのストリングスで奏でられるテーマを聴いた。

この部分は以前の LPレプレイヤーでは音が小さく聴こえないくらいであった。 ラジオや他で聴いたあのメロディーの感覚に乏しかった。

新プレイヤー SL-1200GR では 出だしのメロディーも綺麗に流れ 試聴に耐えうるバランスもあった。

放送局でかけたミュージックのように聴こえないのでは投資の価値はないが・・・。

クラシックに関しては 放送で聴いたように自前の機器で完璧に音を出したりすることは難しい。

ましてや解像度となると自前のスピーカーや機器で 生演奏のようにとなると至難のことです。

どこで満足して留めるか それぞれの嗜好やこだわりにもよりますが・・・。

 

ただ今回 可能性からいうと フォノイコライザー によってはもっと良くなると思う 

C-47(アキュフェーズ)いずれは導入したい。

 

今まで持っていたLPレコードについてはノイズやあまりよく聴こえなかったこともありまともに聴いて来ませんでしたが

今回のプレイヤー導入で『お宝ミューシック』の宝庫であることが分かってきた。

放置していたレコード盤は 宝の山であった。

 先日通販で危うく注文しかかったものは 以前オークションで買ったものの中に入っていた・・・とか

チョン・キョンファ が演奏する音に衝撃をうけたり・・・とか。


リード線の取り換え_シェル、カートリッジ

2023年08月26日 | オーディオ

    ortofon  のシェル LH4000 に DL-304を取り付け トーンアームに装着してみる

 

 今日は難儀して免許証書き換えのための高齢者講習(実地)に行ってきた。

風もあり割とさわやかな日であったので無事終えることができた・・・・免許証書き換えは今回で最後にしたい思いです。

 

数日前に注文していたLPレコードプレイヤーが届いたのだが。

難儀な高齢者講習がやっと終わったのでようやく開けて組み立てを始めた・・・。

まず付属のシェルに付いていたリード線を取り換えた。

 

カートリッジは DENON 103R をまず使ってみることにした。

プレイヤーの Technics SL-1200GR は アームの高さが 17㎜以上なので 15㎜の DENON 103R には2mmのかさ上げが必要なので

オイヤデのスペーサーをあてがった。

 

以前から持っている DL-304 用にもリード線を取り換え 1mmかさ上げしてみた(17mmあると思うが念のため)

 

 

ワーグナーの3枚セットも届いた。


スピーカーの鳴り

2022年05月13日 | オーディオ

 

 東日流・・・「つがる」と読む。

最近、M4Aファイルでダウンロードした姫神の『東日流』、3曲目の『東日流笛』で泣いた。

荒野をさすらう精霊(亡者?)を鎮めるがごとく流れる・・・笛(シンセ)の音。

 初代姫神の星吉昭氏は2004年に亡くなったようですが、息子さんが2代目を継いでいるようです。

少し前に気に入ってダウンロードしたアルバム「星ごよみ」は息子さんの作品のようです。

アルバム『東日流』から息子さんも参加しているようです。

先代に負けないような感性、才能を持ち合わせておられるようで感心しました。

 

先日エンクロージャーの使いようによって音が変わってくることを書きましたが、

このスピーカーというもの機械のように正確に変化するということではないようです。

あたかも生き物のように聴こえなかった音が覚醒するごとく変化してきている。

エンクロージャーを閉じたり、開いたりしたことが刺激になり眠っていた機能が出てきた感じです。

 

 ヴァイオリンなりホーンなり各楽器は弦やリードだけでなく楽器全体で音を出していますが、

スピーカーにもそれは当てはまることでないでしょうか。

スピーカーだけでなく箱全体で鳴らしている・・・。

今まではそのようなことは気にもしていませんでしたが

今まで聴こえなかった音が聴こえスピーカー全体が鳴り出した・・・。

恐ろしいほど明白に鳴り出した。

『B&W804』・・・・・4年目にして鳴り出した。


スピーカー音の「切れ」と「響き」

2022年05月03日 | オーディオ

       製鉄所方面に沈む夕日   製鉄所風景を見るとウクライナの人々のこと思わずにはおれない。

 

 食べることに苦戦していて、体重は38㎏前後・・・・・力が出ない状態です。

一回の食事200kcal以上の食事で動けなくなる・・・。

消化に全力をささげないと・・・考えたり、体を動かすことはもちろん何もできず、

ベッドに横になりそのまま寝てしまう・・・・・一日の半分以上は寝ていることになる。

昼間起きている時間は音楽を聴いていることが多い。

 

最近気が付いたことはスピーカーのエンクロージャーによるスピーカー音の変化。

夜遅くとか、ボーカル や JAZZ を聴くときは右側のサブスピーカー(FOSTEX1300G)で聴くときもある。

実際電気音や響きが欲しいときは(FOSTEX1300G)のほうが良いのではと思うときもある。

繋いであるアンプの性能など確実に劣るのだが・・・ベースの音とか太鼓や全体の響きなどパンチがある。

原因をよく考えたら メインスピーカー(B&W804)は到着早々一番下のエンクロージャーを外して聴いていた。

音の抜けというか切れはよくクラシックの弦楽器やオーケストラの微妙な音を拾うには向いていると思っていたのです。

クラシックでは確実に差が出るのでメインスピーカーで聴くことがほとんどでしたが、不満や疑問もあった。

パイプオルガンの音は以前サブスピーカー(FOSTEX1300G)に低音用として25㎝の(FOSTEX - CW250D)をつないで聴いているときの大迫力が忘れられない。

サブスピーカー(FOSTEX1300G)の音の響きの良さはエンクロージャーが閉じている(無い)からだと気が付いた。

外して聴いていたパッドをはめて聴いてみた。

音がこもると思っていたのだが継続するホールの響きとかベース、ドラムのパンチ力はアップして以前聴いていた感動も戻ってきた。

特にCDの音、デジタル音の場合響きが少ないと物足らなさが残る。

フランクのオルガン曲や 喜多郎の「オアシス」も以前聴いた感動を再現できるようになった。

エンクロージャー用のパッドは小さい穴も外せるので微妙?に調節もできそう。

今回感じたことは、音の切れ(抜け)と響きは反比例するということです。

どちらを取るか・・・B&W403 のスピーカーBOXの形状は合板を何枚も重ねた頑丈な後ろ卵型である、この形は四角より響き効果は良いと思う。

自分の好みに調節するにはいろいろやってみなくては・・・。

 

新しいコンポに切り替えてからは4年近くになりますがまだまだ知らなかったことが多く改善することも多々あると思います。


素人仕事

2021年09月11日 | オーディオ

 

 先日導入したチューナーであるが、アンテナを付けた翌日電源を入れて感度レベルをメーターで見ると感度が落ちていた・・・。

メモリ5が最高とすると前日の5から3.5くらいに落ちていた。

電波障害でもあるのかとまた回復するかもと期待をしていたがそれ以後感度は落ちたままだった。

 

取り付けの時に着け方が甘かったかなと自覚した部分があったので今日またアンテナに接続部分をしっかり付け直した(上の画像)。

しかし感度レベルは改善されなかった。

心当たりを直しても改善されなければ仕方ないとあきらめかかったのだが(音質にはほとんど影響ないくらい)。

 

もう一方のチューナーの75Ωの同軸線の接続部分を確かめた・・・取り付けの時接続の状態の良しあしでレベルメーターが0.5~1.0くらい動いたのを思い出した。

ケーブルなどの付け替えで触ったかもしれない。

そうしたらどうでしょうネジ込んではめたはずのアダプターがスポっと抜けた・・・アダプターと同軸線の接続が甘かったのです。

 

ラジオペンチなどでアダプターをしっかり付け直しチューナーのアンテナ端子にも手だけでなくスパナ―でしっかり取り付けた。

レベルメーターは最高(5)まで戻りました。

詰めが甘い素人仕事・・・メーターがあるおかげで回復させることができたのだが・・・。

 

 


入力レベルメーター付きチューナー導入

2021年09月09日 | オーディオ

       入力レベルの針は一番右(5)まで振れている

 

 チューナーのもう少し性能が良いものをと、Accuphase の一つ前の型であるが T-1100 を導入した。

到着してさっそく共用アンテナに接続して音出しするが・・・音は出るのだが入力のレベルがほとんど振れない(0.5ほど)、

初期不良ではないかと疑心暗鬼になってしまったが(ONKYOのチューナーでも音は出ていた)、

電気店に務めていた同じマンションの住人や管理会社の人に共用アンテナからFM波は出ているか確かめるが判りませんと・・・。

 

ネットでいろいろ調べてみるとFM波を拾えるアンテナはVHFアンテナで、現在の地デジアンテナはUHFアンテナになっておりVHFは撤去されている所も多いはずでUHFアンテナでも方向が合っていれば少しはFM波を拾えるようですが・・・。

仕方なくアンテナを立てることにした。

FM波の送信所を調べるとベランダから拾えそうな方向であった。

4素子の日本電波製 AF-4アンテナ(2,800円ほど)など通販で機材をそろえベランダに設置。

 

ベランダに出す前日に室内で繋いでみるとレベル入力の針が一番右(5)まで振れたので一安心、

翌日アンテナを支える台や配線をエアコンの穴に通し完了。

体力が無い中一苦労であったが何とか自分でできた(このくらいは業者を通さず自分でやらなければ)。

今は材料を販売店まで買いに行かなくても通販でほとんど揃う(一個200円くらいのエアコンのパテまでそろう)。

 

 

一昔前の遺物ごとき言い方をする人もいるFMチューナーですが、最高の音というより疲れない安心して聴ける音、耳や感性にやさしい自然な音、

ネットラジオのデジタル音は音質に限界もあるようですし・・・、

アナログのレコードからの音もそうですが耳にやさしく心地よい、

また録音してもその良さは損なわれないと思います(T-1100 → A-650 → KORG  Nu1でwav 352kbps 24bitに録音)。

 


FM放送(アナログ受信)の実力

2021年09月02日 | オーディオ

    8月31日の空

 

 インターネット・ラジオが受信できるようになってからは、アナログのFM放送を聴くことはなかった。

それまではFMラジオアナログ波を苦労して録音していましたが・・・保存の段階でデジタル化していたので音質はそのADコンバーター止まりでした。

 

インターネット・ラジオを聴くようになってからはデジタルを過信するあまりアナログ波は捨てていました。

(以前録音したFM放送を聴き比べても、S/N比などデジタル録音のほうが良かったので)

しかしRadiko などの音質が気になりネットで調べてみると、

昔ながらのFMチューナーを通して聴く音のほうが情報量も違い自然で格段に良いという記事を目にします。

 

 しまい込んでいた以前使っていたFMチューナー(ONKYO T-405FX 当時2万円ほど)を出してきて

TVアンテナから分岐して接続し Aqupese 650 に接続してFMクラシック番組を聴いてみた。

確かに情報量は違いますね・・・ヘッドホンで聴くとレコード針の回転するノイズ音まで聞き取れる。

音楽もレコードで聴くように自然で心地よい・・・。

FMをチューナー、コンポで直接聴くのは良いとして問題は録音ですが、

いずれにしても現在の私にはデジタルで保存するしかない。

(昔はオープンリールの録音機も持っていましたが)

 

私がネットラジオ録音に使っているソフトのマニュアルにあった記述

上記のように いくら録音時に1Bit 11.2MHにしようとも元の音質が決まっているので音質の改善はほとんどないということも判ってきました。

 

FM波、チューナー、アンプを通してLineで KORG Nu1に繋いで 1Bit 11.2MHz で録音すれば LP のように元音に近く録音できるのではと踏んだ。

ただ LP の場合ダイレクトに 1Bit 11.2MHz で録音できたのですが、チューナーからのLine入力は いったん WAV に変換されるようです。

ビットレートは 32Bit 352kbps から設定でき 容量も 1Bit に近い大容量まで設定できます。

試しに 24Bit 352kbps で録音してみた。

なかなかの高音質で1Bitに変換しても音質はそれほど変わらず、使えそう。

 

レコードプレイヤーをもう少しよいものを導入してと思っていましたが・・・LPのような自然音が得られるFMチューナーから録音の方がコスパで手軽に音楽ソースを録音する手段が見つかったので、当分はレコードプレイヤーの購入はやめにしました。

 

現在の私は 体重39kg 体脂肪5 体力は全くない状態で何とか食べて取り返したいとは思ってはいますが・・・。

 

 

 


天国への扉開く

2021年04月14日 | オーディオ

 

 KORG の Nu-1 を購入してから LPの録音も試してみた。

Nu-1 の Mc 対応のイコライザーからの録音も試してみたが、

Aqupese のイコライザー A級アンプ E-650 からの入力 (Line)の音には到底およばない。

Nu-1 のイコライザーからの取り込みは使えない・・・というより、Aqupese のイコライザー またA級アンプ のアナログの技術のレベルが卓越しているということである。

LPの演奏はやはりノイズが引っかかり聴くのをためらってしまっていたが、このノイズさえ軽減できればアナログ音声の広がりのレベルは半端ではない。

 

手動でのクリーニングを試みていたのだが時間もかかるし、疲れてしまう。

十数万する洗浄機は買えないが、中国製の超音波洗浄機(5万ほど)を使ってみることにした。

洗浄後の水切りや仕上げ保存も重要ですが、

とりあえず洗浄後、乾かしただけで聴いてみた。

温度設定、洗浄時間をもう少し詰めればまだ良くなると思う。

クオリティーが倍になったような、ノイズが減った分広がり、厚みが増した。

天国への扉があきましたね。

この一瞬のためにつぎ込んだAqupese の値段の高さへの思いも消えた。

Aqupese のアナログ技術は素晴らしい。

LPプレイヤーが旧式なので変えようかとも思っていたが、変えなくても充分な音質です。

やはりLPレコードの復活は洗浄であった。

LPを買った頃のオーディオ機器に比べれば格段に良い機器で聴くレコードの音は天国へ誘ってくれる。

 

 


よみがえる感動_ブラシクリーニング

2020年10月06日 | オーディオ

 

 先日LPクリーニングの記事を投稿したのだが・・・。

あまり汚れや傷が少ないものはノイズも少なくなるのですが、学生時代に買ったLPなど傷や汚れが多めの盤ではノイズは改善されなかった。

 

ブラシを買わず手持の刷毛で代用したが毛が柔らかくLP溝の中まではクリーニングできなかったようです。

 

クリーニング液と同じメーカー製のブラシは結構高く(1本5,050円)買うのをためらっていたのだが、

毛先がレコードの溝より細い0.02㎜のブラシで、ごみをふき取るというより洗浄して掻き出す感じです。

洗浄用と、仕上げ用(静電気防止など)2本購入してクリーニングしてみた。

 

再度クリーニングして試聴してみると『ビックリ・・・』、ノイズが消えました。

昔JAZZ喫茶(この盤は特に函館の)で聴いた感動が蘇りました。

オークションで購入したクラシックのLPもほぼノイズ無しで聴ける状態に・・・。

暇を見て少しづつクリーニングしていきたい。


LPのクリーニング

2020年09月30日 | オーディオ

  LPのクリーニング液とクロスとマットを用意した。

 

 クラシックのLPを複数、枚某オークションで落札したので LPのクリーニング液とクロスとマットをそろえクリーニングしている。

枚数が多いのでいっぺんにはできないが時間が空いた時にやるようにした。

LPは作られてから時間が経過(1980~90年代か)しているのでやはりやはりゴミやカビ、傷などノイズがどうしても入る。

クリーニング液を使い上手にクリーニングすれノイズは許容範囲まで減らせる。

 

今回落札したLPはモノラルのものはほとんどなく比較的音質も良い。

まだ聴いているのは1,2枚だが落札してよかったと思っている。

競合者がかなりいたが、ブレンデルやオイストラフ、またセゴビアなど欲しかった盤も多い。

クリーニングしながらじゅっくり時間をかけて聴きこんでいきたい。

当分は落札しなくてもよいでしょう。