念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

PCを室外へ

2008年06月28日 | 
 
 PCを使わないので室外へ出したわけではない、室内で音楽を静かに聴く環境作りのためである。

今まではPCを起動したまま音楽を聴くことは確認くらいでたいていは編集などした音源はCDに焼いたりしてオーディオ・コンポで聴いていた。
PCの騒音を横にしてまともに音楽を聴くことはできないと思っていたからだ。

気まぐれ?にサウンド・ボードを変えてみた内付けのONKYO SE-200PCI LTD。
今まで使っていたサウンド・ボードはUSBで外付けのONKYO SE-U55Xで使いやすく音もなかなか良く気に入っていたのではあるが。
内付けのサウンド・ボードは以前クリエイティブメディアなどのデジタル対応のものも使っていたことはあるがが、あまり良い印象はなかったしPCでは限界があると思いあまり期待していなかった。
今回このSE-200PCI LTDに食指が動いたのは「24bit/192kHz対応D/Aコンバーター」、USBの最新機SE-U55SX(W)でも24bit/96kHz。それにノーマルのSE200PCIより¥7000も値段が高いということはよほど何か自信があるのだろうと予想した。



使い勝手やソフトとの対応は外付けUSB方式のほうが良いかもしれない。
しかしサウンド・ボードを装着し音を聴いてみて愕然とした。デジタルも悪くないがアナログの音が素晴らしい。ライン入力で録音した音も同じサンプリングやビット数でもSE-U55Xより数段良いと思う。
こうなるとアナログのオーディオ・コンポに繋いで聴かない手はない。

しかし静かな良い環境で聴くとなるとPCの騒音が気になる。ヘッドホーンで聴いても気になります。いくら静音にしたと言ってもこの騒音にはもう何年も付き合ってきている。私の頭の中で耳鳴りがするようになったのはPCの騒音のせいではないかと疑っているくらいです。
PCを室外へ出すしか手はない。ドアをしめてエアコンをかけた部屋でのPCの音はほとんど聞こえなくなった。

今まで音楽配信(ダウンロード販売)など使ったことが無かったが「e-onkyo music」で24bit/96kHzの高品質配信のサンプリングを視聴したら、どうしても欲しくなって「ラフマニノフの交響曲2番」や「ワーグナーのタンホイザー序曲」などダウンロードした。どのくらいの音なのかと試しに。
まあ全然違いますな・・・私の小さなデジタル5.1機器の音でも。
またアナログ・コンポに繋いでも今までに聴いたことがないクリアなピュアな・・・・一度聴くと病み付きになりそうであるが値段も16bit/44kHzの音源よりだいぶ高いし、まだあまり対応する曲も少ない。

自分で録音(FMなどから)したものを聴いているのが一番安上がりではある。気のせいか24bitで録音したものは音の広がりや音質が良いように聴こえる。
「良質な音源の効用」についてはデッサン日記に書きます。

久しぶりに天体撮-M27

2008年06月14日 | 天体写真

 久しぶりに2夜続けて天体撮影をした。2夜目は前日より透明度もよく(といっても眼視は2,3等星まで)2夜とも朝まで晴れました。しかし今の時期は3時過ぎると明るくなってしまう。

うまくいけば1夜で済ませたかもしれないが・・・リモート・ガイド・ヘッド+オフアキを使ってAO-8を作動させようと思ったのだが2夜続けて失敗。リモート・ガイド・ヘッド+オフアキでAOキャリブレートは成功するのだがAOセルフガイドでどうやってもうまくいかない。リモート・ガイド・ヘッドとAO-8のカメラ方向が合っていないのかもしれない・・・。
2夜とも3時間ほど時間を取られてしまった。仕方がないのでオフアキをはずしてAO-8とカメラのみの接続での撮影に切り替えた。CFW-8AにはIDASのタイプⅡ(CRGB)をセットしていたので光害地でもなんとかインターナル・ガイド・ヘッドでも撮影できた。
M27の他にも撮りたいものがあったのだが、いかんせん光害地ではノーマル・フイルターではよく映りません。先にNGC6888弧状星雲(下の画像)をねらってみたのだが・・・クリア・フイルター10分露光でも形状があまり出ません。
その点、M27は光害地でも30秒ほどの露光でも形状が確認できる。写しやすく思いのほかよく写る対象のようでAO-8の試し撮りした次第です。

C9-1/4、IDASタイプⅡ、AO-8、ST-8セルフガイド、
L5分×8、RGB5分各4枚、総露光100分、撮影地愛知県日進市