念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

IC443とNGC2174-5(モンキー星雲)

2005年10月29日 | 天体写真
ふたご座の右足元、M35の近くIC443とそのまた下のNGC2174-5モンキー星雲と呼ぶらしい、サルの顔に見えなくも無い。



きょうは、ガイド撮影用にジュラルミンプレートが届いたので金属ドリルで穴を開けてバランスをとりながらガイドシステムを組み立てていた。
まだ完全ではないが、おおよそのめどはついた。

今夜は同好会の火星観望会であったが、天気も今一であるし風が強く寒そうであったので参加しなかった。
これからの時期寒さが一番の敵である。


上野の杜

2005年10月28日 | キャプチャー

ここ何年か前から『杜の会』という同窓誌が送られてくるようになった。

懐かしい写真が掲載されていた。
上野の杜ラグビー部OB会の世話役的存在の某先輩の記事ですが、
ちょうど私が入額した年の前年の部の写真である。
私は当時貧乏でしたので、金も無く腹が減って練習ができなくて2年の途中でサボルようになりましたが・・・。

わし星雲IC2177

2005年10月25日 | 天体写真

10月13日の画像ですが、いっかくじゅう座のIC2177『わし星雲』です。
露対策に使った携帯懐炉はやはり火が消えていました。
一番最後の頃に撮った画像で、2枚コンポジットですが、
回転装置が若干動いたらしく、コンポジットしたら周辺部が回転するように少し流れてしまった。

昨夜は実家の庭でフリーオートガイドソフトのテストをやったのですが、
インストールなどかなりいい加減にやっていたのでリンクできず、寒空の下で一時頃までPCをいじっていて終了でした。
悔しいので赤道儀と鏡筒を持ち帰り、ノートPCにはソフトの入れなおしをして
何とかリンクもでき、Temmaドライバーを認識させることに成功、
擬似ガイド(昼なので星が出ていない)してみました。
今度は撮影現場で実際にオートガイドしてみます。



月没前の撮影画像

2005年10月23日 | 天体写真
先日の撮影で月がまだ出ている時に撮った画像を処理してみました。
このNGC6960-92『網状星雲』はまだテスト段階の試し撮りで、雲が切れたときに合間を見て3枚ほど撮りました。
やはり月が出ている時に撮った画像は画像処理をしてもダメである。
ダメな画像は掲載しないほうが良いかもしれないが・・・。
冷却CCDカメラだと月が出ていてももっと写るであろう。

ヒーターとバッテリー1個(計3個)を補強

 

空三態、

2005年10月22日 | 風景




今日は星でなく空です。
半袖で出かけたのですが、寒風に震え上がった。
秋も10月の後半に入りようやくそれらしくなってきた。

時につむじ風のような突風もあり、かなり不安定な空であった。
夕方帰ってマンションから空をみると青い空も見え雲の形も面白かった。
東の空には雲の下に虹も見える。



馬頭星雲051013

2005年10月19日 | 天体写真

オリオン座三ツ星の左アルニタク近辺にある散光星雲。
木のような格好をしたNGC2024とこの画角だと一緒に写る。
チェスの馬のような格好をした黒い影が印象的だ。
私は星の撮影をする以前からこの星雲は見たことがあったが
オリオン座にあることも知らなかったし、また小さな望遠鏡でも撮れるとは思ってもいなかった。
散光星雲などの画像は具象画でも心象風景でもなく抽象画に近いのだが、見知っている形になぞらえて命名されるのは親しみを覚えてほほえましい。

拡大画像です。


アンドロメダ大星雲051013

2005年10月18日 | 天体写真

この画面にはアンドロメダ大星雲(M31)とM32とM101の三つの銀河が写っている。
FS-60Cに×0.85レデューサーを付けて直焦点撮影すると(f302mm)ちょうどよい画角になるので空が良ければ大抵撮影します。
この時は月没前後時間をあけて4枚撮ったが一枚は途中で雲が出て、もう一枚は構図ミス、残り2枚でコンポジットしてみました。
拡大してみるとピントが甘いし、夜露の影響もあったかもしれない。
ヒーター対策を考えないといけない。
この時は携帯用懐炉を使ったが消えていたかもしれない。

カリフォルニア星雲

2005年10月16日 | 天体写真

 相互リンクしている「奥多摩の山と自然」のHgさんから以前カリフォルニア星雲を見せていただいたとき、いつか私も撮ってみたいと思いました。
Hgさんの場合は銀塩写真で赤い星雲を写しだすのはたいへんであったろうと思います。
私はIR改造カメラで赤い星雲も簡単に写ってしまい、反則?をしたかもしれません。

月が沈むまえに3枚、月没後2枚の5枚撮影していたが、月没前の画像はどう処理しても使えそうにない、
ガスがかかったり消えたりのかなり不安定な状態での2枚をコンポジットしました。

Photoshop CS にて画像処理、ステライメージ5でコンポジット(5分露光2枚)

すばる M45

2005年10月15日 | 天体写真

少し空気の良い山などに登るとボーっと肉眼でも見える。
和名『すばる』、西洋では『プレアデス』で親しまれている。
今の時期はかなり早い時間に東の空から上がってくる。
あとで撮ろうと思っていても、大抵シーイングが悪くなってから
あわてて撮る時が多かった。
この日もあまり良くない状態の時に撮ったようだ。

今年の冬には『むささびとびのしん』さんとデジカメでこのすばるを競い合って撮りました。

またいつかもっと良い『すばる』を撮りたいものだ。

ばら星雲

2005年10月14日 | 天体写真

かなり淡い散光星雲で赤外線フィルターを外していないノーマルデジカメでは写りにくい。
5分露光でも薄っすらと浮かび上がる程度だ。
まさにバラの花である。

Photoshop CSで画像処理、ステライメージ5で(5分3枚)コンポジット