念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

試し撮り バラ星雲

2006年11月28日 | 天体写真
 
 22日はコーン星雲を撮り終わって薄明まで1時間ほどあったので、NGC2244「バラ星雲」を試し撮りしてみた。
笠井トレーディングから送られてきたHα13nmをCFW-8Aに装着していたので使ってみた。
セルフガイドではHα通すとガイド星はまず見えないことが多いですが、バラ星雲は1個だけガイド星が見えたので試し撮りしてみました。

バラ星雲は冷却CCDカメラでは初めての撮像であったが、10分露光撮像をみてびっくり。これは使わないと損ですな・・・。
ガイド星対策をしなといけない。

R200SS コマコレクター2装着
Hαフイルター10分×3 RGB各5分×2


NGC2264

2006年11月23日 | 天体写真

R200SSでNGC2264「クリスマスツリー星団・コーン星雲」を狙ってみた。
NAGBはやはりブルーミングが厳しい。
それにコマコレクター2を使っても周辺に歪みが出る。
それでも思っていたよりR200SSの撮像は良い印象であった。
光軸調整のおかげである。
趣味でなら十分楽しめる鏡筒であると思う。

ST-8XME NABG L画像10分×8 RGB各5分×4


10月の固定撮影

2006年11月18日 | 天体写真
 
天候が思わしくなく撮影行は見合わせましたので、先月「あららぎ」で冷却CCDカメラでの撮像の合間に撮った固定撮像をアップします。
本当にピントもいいかげんで、私が星座の位置を覚えるために撮ったものです。
私個人の楽しみを押し付けてごめんなさい。

固定撮影は中天のF田さんの影響もありますが、気軽に楽しみながら撮っています。
Kiss-D-N改 SIGMA 30mm F1.4

白鳥座付近




ひつまぶし

2006年11月15日 | グルメ
今日はお袋の誕生日だったので、『たまには違うところで食べよう』ということになり『ひつまぶし』を食べてきました。
熱田の「蓬莱軒」からのれんわけされた「蓬扇」というところで食べてきました。
美味しかったのでアップします、「ひつまぶし」は2,100円でした。

ターゲットの失敗

2006年11月15日 | 天体写真
今夜は失敗作の画像処理をちょっとやってみた。
先月のコーン星雲はL画像900秒8枚、RGB300秒4枚づつでしたが、薄明後ダーク画像を撮っていたが6枚中(2枚は前日に撮像)最後の2枚が下3分の1ほど明度が帯のように変わってしまった。
気が付かずにそのまま使ったら下3分の1ほど明るくなってしまった。
今日ダーク画像を点検していてそれがわかったので、コーン星雲を悪いダーク画像2枚を除いた残りのダーク画像を使って再処理してみた。
下3分の1の帯状はなくなった。

それから10月25日に撮像したIC1805の部分クローズアップ像も処理してみました。
L画像は600秒×8枚撮りましたがRGBが曇ってきて300秒1枚づつしか撮れなかった。
カメラのDC電源の不調や設定等の不備でせっかくの撮影時間を無駄にしてしまった時です。
あせって予定していたターゲットと別なものを撮像したのですが自動導入でIC1805を導入したのですが、どこの部分をとっているのか判らず、結局曇られて時間不足でした。RGBのB画像はまさに雲が覆っていました。
撮影行まえにどこを撮るか予習しておかないと・・・、そして急な変更がないようにしたい。

光軸調整 R200SS

2006年11月08日 | 天体写真
 国際光器のエコノミー・レーザーコリメーターが届いていたが時間がなくてやれなかったR200SSの光軸調整をようやく今夜やってみました。

主鏡を鏡筒からはずしてセンターマークを貼らないといけないので少しビビッていました。
ネットで検索するとかならず誰かが主鏡をはずしてセンターマークをつけたり光軸を調整する様子をアップしているので助かります。
ネットでは即座に先生が現れますね。 ц(*^◇^*)ρ

センターマークを貼り付けて主鏡を鏡筒に再度組み立てて今度は光軸調整です。
照射された赤いレーザー光が戻ってくる位置をみると若干狂っていました。
主鏡のセンターマークへも少し外れていましたので斜鏡の三本調整ネジでセンターマークの中心にレーザー光を持ってきます。
それでも手元のアイピースの真ん中にきませんので今度は主鏡の調整ネジ(引きネジと押しネジがある)で何とか真ん中へ持ってきました。

これから実際に星をみながら微調整をすると良いようです。
買った時からもう光軸がずれていたのではないかと思うような見え方をしていたので一安心です。
なんとか実戦で使ってみたい・・・。

旭高原元気村

2006年11月01日 | 天体写真

 昨夜(31日)は月没が24時頃であったが好天が期待できそうだったので元気村まで出かけた。
理由は“Bubble Nebula”「NGC7635泡星雲」を意地でも撮像したかったからです。
阿智村まで行けばよかったのですが、24時過ぎからだんだん下がって北の木々で見えなくなる公算があったからあえて元気村にしました。
現地に着くと晴れてはいるもののどんよりと白いもやがかかってとても視界が悪くセルフガイドのガイド星もキャッチできない状態であった。
こういう状況もあろうかとガイド鏡とガイドマウントも持参してGuideDogでオートガイドしてみました。
バランスが悪かったのか結果はさんざんであった。
薄明前に風が出てきて透明度がよくなったので程度はよくなったが、とても使える撮像ではない。
薄明まで1時間ほどであったがガイドマウントとガイド鏡をはずしガイド星が確認できたのでセルフガイドでL10分2枚、RG5分2枚、B5分1枚撮り込んだ。
Bフイルターではガイド星をキャッチできず5分1枚のみであった。
とても出品作までのものは撮れなかったが経験にはなりました。
これで10月期の撮影はおしまい。
成果はあまり無かったが今後の撮像に繋がる感触はあった。

それにFさんと現場でご一緒できて楽しく、また刺激になりました。
ありがとうございました。