念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

IC5146 まゆ星雲

2007年09月22日 | 天体写真
 
18日は曇られたので20日にまた観測小屋まで出かけた。やはり雲行きが怪しかったが気象衛星画像から雲は切れると踏んで少し待ったら23時過ぎに切れてきた。
Remote Guiding Headの初テストを兼ねての撮影となった。Vixenのオフアキを使うのをやめてガイド鏡(fl 560mm)をつかってのガイドであった。
Hαフイルターでのセルフガイド画面(inter)では案の定何も見えない、externalのセルフガイド画面に切り替えるとばっちりガイド星はみえる。
external CCDで Hα、続けてG,Bフイルターとガイド。
C9はF6.3レデューサーでfl 1300mmほどであるので少し厳しいかと思ってはいました。ガイド画面だけみたところではほとんど動かないのでうまくいったと思ったがやはり厳しいと実感。
Remote Guiding HeadをCCDSOFTでの操作は東京の山田さんにメールで教わったのでなんとかうまくいった。
Remote Guiding Headはピンと合わせがかなり難しい。
ガイド鏡の焦点距離を伸ばせればもう少しガイド精度は上がるとおもうが、どうやって焦点距離を伸ばすかが課題だ。
途中2時間半ほど自動撮で寝ていたので雲が掛かったり、ガイド鏡に露付きで流れたコマが数枚、ガイド鏡の露付き防止は横着してしまった。次回はきちんとやらなければ。

C9, F6.3レデューサー、ST-8
ガイド鏡D80,fl560mm
Hα(13n)-10×5 G,B各5×5 AGB合成 総露光100分

一月ぶりの撮影だが・・・

2007年09月19日 | 風景
 
 昼間から久しぶりの快晴であった・・・一月ぶりに冷却CCDカメラをセットしだしてさあこれからという時に雲が覆ってきた。
時々雲が切れる部分かあるもののピント合わせさえできずやむなく撤退。
Vixenのオフアキ、Kissデジ用にガイダー部分を短縮したら冷却CCDカメラではピントが出なくなってしまった。
カメラ側を少し延長したら接続が柔になってしまって使えそうにない。
あまりいじりすぎて壊してしまったようだ。

昨夜は遠征に行かれたYさんIさんは曇られなかったかな・・・。

愛機、海を渡る。

2007年09月15日 | 
 
 意を決してSBIGに診断にだした私の愛機、診断は異常なし、問題はケーブルにありました。
しかしこのことはSBIGへ送って初めてわかったことである。
百戦錬磨のエンジニアが即ケーブルに問題があったと見抜いてくれた。
今回の冒険(愛機を送ったこと)は私にとって大きな経験になりました。
助言してくださった方々には感謝します。

カメラと一緒にあたらしいケーブルが一本入っていた。
さっそくテストしてみた。
どうしてもできなかったexternal CCDでのセルフガイドの画面です。
(テスト撮像は部屋を暗くして望遠鏡でカレンダーを写したものです)
これができなかったんだよね~~・・・。
ケーブルに問題があったなんて・・・、この問題は愛機が海を渡らなければ解決しなかったなんて・・・。




二枚重ねフイルター

2007年09月09日 | 
IDASのナローバンドフイルターを手に入れた。
NBN-PV、PM OⅢ、PM Hβ、の三点セットだが、
NBN-PV+PM OⅢ=OⅢ
NBN-PV+PM Hβ=Hβ
になる、二枚重ねると言うところを後で気がついたのだが、
通常アイピースに二枚重ねて使うとあるので眼視用であろうと思う。
使い物になるかどうか、CFW8-Aでどうやって装着しようかと思案した。
二枚重ねて使うほどスペースがない・・・。
ナローバンドの場合一つのフイルターで時間や枚数をじっくり撮るので
そのつど装着し直すしかないかとあきらめた。
まずCFW8-AでNBN-PVを出しておいて反対側にPM OⅢなり
PM Hβを装着するという方法。
回転盤の反対側にも装着した場合フイルターは回せないが仕方がない。
使えないよりは良い、どうせピントも合わせ直さなければならないし。