ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『ゆっくり ゆっくり ゆっくり』

2021-11-15 08:01:57 | 日記
日曜日でしたので先週に倣って自宅で、一人での主日礼拝をいたしました。
一週間が、早く過ぎて行く感じで過ごしています。
我が家の時間だけが早く進むはずも無いのに。
日暮れが日増しに早くなるせいでしょうか。

このところ、連れ合いも体調不良を訴えていますので、二人で「高齢」を実感しています。
連れ合いは、先週、柿もぎやら何やらで、かなりハードな作業が続いていました。
昨年、難なく出来たことが今年は出来ない、出来たとしても何らかの後遺症が残ってしまい、生活に支障を来たす・・・これが老いるということなのでしょう。

午後、久々に少し長い散歩をしました。
もちろん私の好きな「田んぼの在る」散歩コース。
稲刈りは100%済んでいます。
白茶けた稲の切株がボツ・ボツ・ボツと残っていますが、やがて一面が白い雪に覆われる季節がやって来るのでしょう。
でも、今日は温かい日差しが届いていて、そんな季節の到来など予想できないくらいでした。
ほぼ4キロ歩きました。
ふらつき感を覚えた時は、立ち止まり、深呼吸を数回して「だいじょうぶ」と、口に出してから歩き始めます。
それから、こちらも口に出して言うのです。
『ゆっくり ゆっくり ゆっくり』
そうしますと、心がゆったりしてきますし、イライラ感なども霧散します。
一休さんのことなど思いだされます。
京都・田辺市にある一休寺には、連れ合いが大阪に単身赴任していた頃、四季折々何度も訪れました。
お茶の会などに遭遇して、お茶を頂いたことなどもありました。
私の散歩は、〈こころの旅〉の様なものかもしれません。

数日まで、ツワブキの花と同色の黄色の蝶がやって来て花の蜜を吸っていましたが、このニ三日の朝の冷え込みで、花は終わりとなりました。
今年は、異常なほどに育ったツワブキで、花も長期間咲いていましたが、今朝見ましたら凋んでしまっていたので、花茎を切り取ってしまいました。
あの、蜜を吸いに来ていた蝶は、どうなって行くのかしらん、と。
それも自然の成り行きなのでしょう。

 『有露地より無露地へかえる一休み 風吹けば吹け 雨降らば降れ』
                           (一休禅師)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする