〈地球を温暖化から守ろう〉。そんなプラカードを・・・

雲の広がることもありましたが、概ね晴れの秋の日でした。
数日前に少し強い風が吹き、柿の葉っぱが落ち始めました。
ここに来て風も無いのにパラリ　パラリと落葉し、庭のそちこちに散らばっていますので、日に何度か拾い集めています。
拾わないでおきますと、物置の下やエアコン外機の隙間などに、びっしり入り込んでしまうからです。
日暮れも日増しに早くなって、あっという間に夕闇が。

秋も深まり、もうすぐ立冬。
庭の生け垣のドウダンツツジは、夕日を浴びますと怪しげな深紅に染まりますので、見つめていますと深紅の世界に惹きこまれそうです。
私自身も深紅に染まった様な。
そんな今年の秋。

　　【化石賞　とんぼ返りで　とりに行き　　　東京都　三井正夫】
『朝日川柳』2021.11.5に載せられていた句です。
「化石賞」受賞は私たち国民にとっても不名誉この上なしと言うべきもの。
日本の明日だけではなく、世界中の明日のために、私たちの国も、しっかりとしたビジョンの下に可能な施策を早急に確立しなければいけないのではないでしょうか。

昨日は父の墓参りを済ませ、心が和みました。
居住地のコロナの新規感染者は６日続けてゼロ、昨日は一人の感染者数でしたが、本日はゼロ。
やっぱり、安心感が広がり嬉しくなって来ます。
何だか、空の色までが澄んで見える様な心地よさを覚えます。

連れ合いが、近所に住む長女宅の庭に在る柿の残りを捥いで、渋抜きをしました。
２００個以上ありました。
季節の物が季節に収穫出来て喜び合う様な、そうした気象が急速に変化してしまったりしないように、
〈地球を温暖化から守ろう〉
そんなプラカードを心の内に掲げた秋の夕暮れでした。