ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

あら、お月様が・・・ぽっかり、と。

2021-11-18 06:49:28 | 日記
朝の冷え込みはありましたが、快晴。
風もなく、
あっぱれ!
Wonderful!
としか言いようもない天気でした。
こんな日に、仕事なんてしちゃあいられない!
そんな日でした。

でも、明日はゴミ収集日ですので、庭の落ち葉の始末を少ししました。
柿の落葉は既に始末が済んでいますし、その他の花木の落葉は、集めても、さほどの量にはなりません。
さあ、今年の秋も終わって、来年の春の芽吹きを待つ・・・・・・
そんな気分ですが、これから寒―い冬の季節がやっては来ます。
花木たちに、「それまでお休みね」と声をかけながら、いつもこの季節に思い出すカレル・チャペックの著書『園芸家12ヵ月』の中の〈11月の園芸家〉のことばを思い出しました。

 《わたしたちが現在と呼ぶ古い作り土の中に、
  どんなにたくさんの太った白い芽がぐんぐん伸びているか、
  どんなにたくさんの種がこっそり芽を吹き、
  どんなにたくさんの古い挿木苗が、 いつかはかがやかしい生命に燃え上
  がる一つの芽となって、生きているか、
  もしもわたしたちがそれを見ることができたとしたら、
  秘められた将来の繁栄をわたしたちのなかにながめることができたとし
  たら、おそらくわたしたちは言うだろう。
  ―――おれたちのさびしさや、おれたちのうたがいなんてものは、
  まったくナンセンスだ。
  いちばん肝心なのは生きた人間であるということ、
  つまり育つ人間であるということだ、と。》 (小松太郎 訳)


秋は、日が短くて寂しいのですが、上記の文章など読みますと、心は「小春日和」そのもの。
夕空をカラスが帰って行きました。
「夕焼け小焼け」の歌を口ずさみました。

  ♬  夕焼け小焼けで日が暮れて
     山のお寺の鐘がなる
    おててつないでみなかえろう
    からすといっしょにかえりましょ

    子供がかえったあとからは
    まるい大きなお月さま
    小鳥が夢を見るころは
    空にはきらきら金の星

ひ孫のTちゃんは、保育園から帰ったかしらん。
あら、お月様が・・・ぽっかり、と。
コメント
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