ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

梢の奥にお月さまが「こんばんは」と、

2021-11-12 07:38:31 | 日記
第2次岸田文雄内閣が発足しました。
「新しい資本主義」という看板を掲げていますが、言葉だけで内容は明確にはなっていません。
何が新しいのか。何が古いのか。
今回の総選挙で、憲法問題での「改憲」は主要な論点にはなっていませんでした。
〈衆院選で躍進した日本維新の会は、来年夏の参院選と同時に改憲の国民投票を実施すべきだと主張〉(毎日新聞11/11日)しています。
憲法は国の最高法規です。
改正には、国民全体の熟慮が望まれるところです。
首相の政治信条は、「信頼と共感に基づいて丁寧で寛容な政治を進める」と、しているわけですから、しっかり国民全体の意見を聞いて欲しいと考えます。

《18歳以下の子供への給付を巡る自民、公明両党の調整は「年収960万円」制限を設けた上で現金とクーポンで計10万円を支給することで決着した。》
と、報じられましたが、こちらも、私にはよく理解できません。
コロナ禍で困窮している人たちへの給付なのか、経済の復活への一環なのか、明確ではありません。
この件に関する自民、公明両党の調整の仕方は、互いの党の選挙対策の様にしか映りません。

いろいろ不満はありますが、コロナの新規感染者が少なくなっていることは嬉しい限りです。
医療従事者の孫が、仕事の上で少しゆとりがうまれたものでしょうか、暫くぶりに、おしゃべりをし、パソコンの不備等も修正していってくれました。

今日は朝から穏やかな晴れ。
夏とは違って空の碧さが濃く透明になっています。
柿の木は、葉っぱの殆どを落としました。
柿の梢の奥にお月さまが「こんばんは」と顔を出してくれています。
今日も、夜になります。

   『おやすみ』

   夜が ふけていきます。
   魚たちは 水をきて ねむり
   みみずは 土を着て ねむり
   わたしが 着ているのは
   天までとどく 空気
   みんな ぜいたくなねまきを
   着ているねえ
           (くどうなおこ詩集 童話屋刊より)
コメント
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