ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「教育は不当な支配に服することなく・・・・・」

2018-03-23 06:12:17 | 日記
お彼岸ですが まだ墓参りは済んでいません。
「彼岸入り」の日に、連れ合いと近所に住む長女が お花を供えに行ってくれてはいます。
墓参り。今日辺りを予定していたのですが、本日も雨模様。
出かけるのも億劫で、朝からテレビを観たり、冷蔵庫にストックしてある賞味期限間近な
食品を見つけて、火を通したり調理したりして過ごしました。

文科省の前事務次官・前川喜平氏が、名古屋の中学校で行った授業について、
文科省が、〈市教育委員会に問い合わせた〉ことに対し、前川氏は、
《質問を送りつけるのは前代未聞。不当な支配に当たる。》
と、長野市内での講演で、述べられたそうです。(3/21(水) 19:31配信 時事通信社)

また、自民党文科部会の議員が同省に照会したことについては、
「萎縮効果というか威嚇効果を狙ったと受け取られかねない」
「文科省が自ら質問状を送りつけることはあり得ない」
「教育行政としてそこまで口を出してはいけないという感覚を、通常の役人であれば
持っている」
と述べられました。

教育基本法は「教育は不当な支配に服することなく」と定めています。
林芳正文科相は、
〈必要に応じて教委に問い合わせや事実確認をするのは通常のこと〉
として、法令上の問題はないとの立場をとっています。
文部科学省が、こうしたことを行ってしまうとは。
日本の、政治・行政、一体どうなってしまったのでしょう。

文科省は、本件に関して、自民党の池田佳隆衆院議員と赤池誠章参院議員から
複数回照会があったと認め、池田氏の添削で質問項目を2カ所修正したことを明らかに
しています。
野党6党の国対委員長らは、両氏に対して、衆院文科委員会などへの参考人招致を
求める方針で一致した、と報じられました。
こうしたことが再び起きない様、しっかりと けじめをつけてほしいと思います。

B型インフルエンザに罹っていた連れ合い、回復したのですが、まだ咳が残っています。
でも、暫く お休みしていた晩酌開始。
飲んでいる時に咳が出ますと、抑えようとするのがよく分かります。
「まだ、飲むの早いんじゃない」
と言いたげな私を気にしているのかも・・・・・・。

     ☆ 熱燗にあつッと言っては酒を足す    鶴岡 左文字
                   (毎日新聞 『万能川柳』3月20日)

コメント
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