ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

〈改ざんを、誰が 何故やったのか〉を。

2018-03-20 06:16:44 | 日記
『ウソ 一回つくとね、次から 次からウソ言うようになるの。だからウソ言っちゃダメ』
幼い頃、母から そう言われて育ちました。

でも、時々ウソをつきました。
危険だからと、行くことを禁じられている材木置き場や、溜め池に行って遊んでは、
「行かなかったもーん」
と、親にウソをつきました。
でも、衣服に着いた泥や、材木の脂(やに)で、母には すぐバレてしまうのです。
母から問い詰められて、私は 次々とウソをひねり出し、ウソの上塗りを・・・・・・

参院予算委員会の中継を観ていて、ふっと思い出したのは、幼い頃の、こうした私の姿でした。
森友学園関連の行政文書改ざんの件。
きっと、改ざんという〈ウソ〉は、次から次へと拡大されて、
あれほどの件数に上ってしまったのでしょう。

民進党の難波奨二議員が、パネルで指摘していた様に、
△ 8億2千万円の値引きは適正だったのか。
△ 政治家等の関与や官僚の忖度はなかったのか。
いずれも解明されてはおりません。

とにかく、野党議員の多くが言っている様に、
〈行政文書の改ざんを、誰が 何故やったのか〉
をしっかり解明し、その責任の所在を明らかにしなければ、三流国家の汚名を付されて
しまうのではないでしょうか。

それにしても、和田政宗(自民党)議員の太田理財局長への質問は、
頂けませんでした。
財務省への批判を激しく追及するのみならず、太田理財局長が、民主党政権時代に
野田佳彦前首相の秘書官を務めていたことに触れ、
《「増税派」だから、アベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に
変な答弁をしているんじゃないですか》
との、もの言いです。

これは、呆れた質問でした。
内閣総理大臣・安倍晋三氏も政策批判の質問を受けた際、時折、
〈御党の政権の時は、もっとダメだった〉
的な、発言をなされますが、党首の それに似てくるのでしょうか。

とにかく、佐川宣寿・前国税庁長官をはじめ 関係者の証人喚問をして、
真実を明らかにすべきです。

ポト ポト ポト
雨の音で目が覚めました。
窓を開けましたら、紅梅が、 しっとりとした声で、
〈おはようございます〉
と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする