７グラムの小さな体に。

大きさ１４センチ、体重７グラム、という小さくかわいい鳥・「エナガ」
その生態を昨日（１８日）、ＮＨＫ『ダーウインが来た』で観ました。
この鳥、本物は見たことがありません。

ズバ抜けた飛行能力、見事なホバリング。
クイックターンとか言う飛ぶ方向を一瞬で変えるスゴわざ。
おぅ　！と、見とれてしまいました。
それに、巣作りの見事さ。
苔と、軽くて丈夫な羽毛（ダウン）、そしてクモの糸とで作るのです。

巣立った子供の鳥たちが、お団子の様に枝にくっつきあって枝に止まり、雨や夜の寒さから
身を守っている姿は、観ているこちらまで暖かい心地よさを覚えました。
どの鳥もすべて体を温めることができるように、端にいる鳥と内側の鳥が、その場所を
時々入れ替えます。
あぁ、こんな知恵を、７グラムの小さな体が身につけているんだネ。
私たち人間が忘れてしまいがちな大切な知恵を思い出させてくれました。

自分が人間という生きものに属するせいか、自然を人間中心の目で眺め、価値づけて
しまいがちですが、ちょっと注意深く観察すれば、自然界での人間の位置もまた、
新しい視点で観ることができるのかもしれません。
社会福祉の切り捨てなどが取り沙汰されていますが、このちいさな生きものたちを
見習わなければ、と思ったところです。

本日から、参院予算委員会が、公文書管理の在り方などをテーマとして集中審議が
行われます。
毎日新聞の安倍内閣の支持率は２月の前回調査から１２ポイント減の３３％、不支持率は
同１５ポイント増の４７％。
ＮＮＮがこの週末に行った世論調査ですと、支持率は３０．３％で、第二次安倍政権発足後、
５年あまりで最低となった、と報じられました。
当たり前です。
これほど、次から次へと、おかしな事のオンパレードですから。
もう、官僚の忖度レベルは超えてしまっています。
何らかの、政治的圧力があったのでは、と考えざるを得ません。
しっかり、ケジメをつけるべきだと思います。
　　　　　　　
　　　　　　　
　　
　　写真は、「無料写真」から　お借りしました。
　　エナガ、いやエナガちゃん、
　　『お　は　よ　う』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉