ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

《すまじきものは宮仕え》

2018-03-15 06:19:11 | 日記
昨日は いいお天気でした。
一挙に春が押し寄せて来た様な。
教会の礼拝を二週連続して休んでしまいましたので、教会へ行って来ました。

誰もいない礼拝堂です。
奉仕当番の方が礼拝堂の お掃除を済ませて下さったのでしょう、静謐な空間が、
いつもの様に そこに在りました。
天窓の奥には青空が広がっています。
ボックスに入っていた週報や、その他の文書を頂き、目を通しました。
ここが、私の一番落ち着くところ。
暫くの時を、一人、静かに祈りと共に過ごしてきました。
その後、明るい日差しの中を、ぶらぶら歩いて、買い物などを済ませて帰宅。
街を足早に行く若者たちの服装は、もう初夏になっていました。

若い頃キリスト教の洗礼を受け、60年を越しました。
来し方を思い起こすことが多くなったのは、年を重ねたせいなのでしょうか。

   『砂上の足跡』
                     M・フイッシュバック・パワーズ

    ある夜、私は夢を見た。
    神さまと二人並んで、私は砂浜を歩いていた。
    …………………
    砂の上に、二組の足跡が見えていた。
    一つは神さまの、そして、一つは私のだった。
    …………………
    しかし、最後に、私が振り返って見たとき、
    ところどころで、足跡が一組だけしか見えなかった。
    …………………
    「私の愛する子どもよ。私はけっしてお前のそばを離れたことはない。
     お前がもっとも苦しんでいたとき、砂の上に一組の足跡しかなかったのは、
     私がお前を抱いていたからなんだよ。」
                              (坂牧俊子 訳)

さて、「森友文書」改ざん問題、
佐川宣寿・前国税庁長官は、来週にも証人喚問を受ける見通しになったようです。
それにしても、財務省が文書を削除するなどした理由を問われた麻生財務相の答弁は、
みっともない !
のひと言に尽きます。
『書き換えは本省の利害で行われたもの。(政治家の)不当な圧力はなかった』
『書き換えは佐川氏が自分に不都合なことを直したこと。自分のためにやった』
『書き換えにより、かえって(首相の)ご夫人や総理が迷惑を受けた』
等々。

記者会見の時もそうでしたが、「佐川が 佐川が」と、呼び捨てにする傲慢な態度には、
観ている側が辟易させられます。
佐川前国税庁長官を、かばいたてするわけではありませんが、気の毒な感じがします。

〈すまじきものは宮仕え〉と言うところ。
                            〈ゴマメのばーば〉
コメント
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