ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

呆れたハナシ 恐いハナシ そして、いい笑顔

2018-03-17 06:15:48 | 日記
森友学園にかかる「決裁文書改ざん問題」
〈首相や麻生氏が知らないうちに、官僚が改ざんした〉
という政府側のストーリーには呆れるほかありません。
『財務省による、財務省のための情報操作だ』
などと言ってほしくありません。

《国土交通省は14日、森友学園を巡る文書改ざんに関し、国交省の保管文書と、
財務省が国会議員に開示した文書に相違があることを5日の時点で首相官邸へ
報告していた》
とも報じられています。
安倍内閣、一体どうなってしまっているのでしょう。
居直るおつもりですか。

そしてまた、文科省。
同省の前事務次官の前川喜平氏が、2月に名古屋市立の中学校で講演(授業の一環)
したことをめぐり、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を、市教委に問い合わせていたと
いうではありませんか。
文科省が個別の学校の授業内容について調べるなどは、まったく異例のこととか。
「加計学園」の獣医学部新設などをめぐって〈行政がゆがめられた〉と発言している前川氏の
活動を封じる狙いなのでしょうか。
こちらも、呆れるというより怖さと共に怒りを覚えます。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」、毎日楽しみに見ています。
昨日(16日)放映の中から少々。
〈人生には笑いが必要だ〉がモットーの「北村笑店」が創ろうとする『お笑い忠臣蔵』、
内務省からの呼び出しがあり、台本が検閲されることに・・・・・・
堀部安兵衛が、討ち入りに臨むに当たり、その妻が夫に渡す赤いシゴキ帯にクレームが
ついたのです。
〈今から、戦場に赴く夫に、いのちの未練を思い起こさせるような描写は許せない〉
との。
笑いながら、番組を観ていますが、戦時中の「検閲」を知っていますだけに、嫌な時代
だったな、との思いが甦ってきます。
そして、今回の文科省の「講演内容の調査」などにも、同質の怖さを覚えてしまうのです。

文科省さま。
授業の一環で行う講演の講師の身体検査をするおつもりですか。
呆れたハナシです。
恐いハナシです。

でも、いいニュースもありました。
パラリンピックで、メタル獲得の嬉しいニュースも入ってきています。
スノーボードで金メダルを獲得した成田緑夢選手。
「最高の気分です。それしか出てこないです」
「夢のようだ 嬉しい」
と、満面の笑み。
素直な喜びの表現は、一服の清涼剤に勝ります。
いい顔でした。
どの選手も、頑張って下さい。
                    〈ゴマメのばーば〉
コメント (2)
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