ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「不存在」が「存在」

2018-03-13 06:23:11 | 日記
雲は広がり気味でしたが穏やかな日でした。
近くに住む長女のクルマで、スーパーや、JA直売所へ行って、お米や野菜、冷凍食品、
調味料に至るまで あれこれ買い求めました。
所要時間は、およそ1時間。
自分が買い物ケースを持参しての買い物とでは、購入した量、かかった時間の長さと共に、
比較などできません。
やっぱり便利。

クルマの免許を返納してから およそ10か月経ちました。
自分の足での買い物には、それなりに慣れて来たとはいうものの、買い物ができない状況が
続いたりしますと、
「クルマがあったらなー」
と、ない物ねだりがムクムクと頭をもたげてくるのです。

今まで在ったものが無くなるということに慣れるのには、まだまだ時間がかかるようです。
でも、所詮モノに過ぎません。
7年前の大地震や津波で愛するものを突然奪い去られた方々の痛み・哀しみから考えれば、
ちっぽけな、取るにも足らない事柄です。
とは言うものの 不便!

森友学園に関する財務省決裁文書の書き換えについて、麻生財務相が記者会見を
行いました。
麻生氏は
「極めてゆゆしきことで、誠に遺憾だ。私としても深くおわびを申し上げる次第だ」
と陳謝。
「最終責任者が理財局の局長である佐川と言うことになる」
とし、自らの進退については「考えていない」と述べました。

麻生氏にとって愉快な記者会見ではないでしょうが、この方、何とも態度が傲慢に
感じられるのです。
身体的なことを言うのは宜しくないのですが、口元を への字に曲げたり、薄ら笑いの
顔つきになることが多く、国家中継などでも しばしば感じられるところです。
〈公文書を書き換えるという民主主義の根幹を揺るがす行為〉が行われました。
書き換えまでして守ろうとしたのは何だったのでしょう。
〈今後、この様なことが生じない様に全力を挙げる事〉は勿論ですが、まずは責任の所在を
国民にしっかり示すべきだと思います。

しかし、防衛省の「南スーダン」の際もそうでしたが、〈存在しないはずのモノが存在する〉
「不存在」が「存在」。
「ある筈・あるべき物」が「無い」
「無い 筈のもの」が「ある」
安倍首相ご自身も、先に、国会答弁で
『不存在の証明は、悪魔の証明』
などと、小難しい論法を使っていらっしゃいましたが、口先の弁明ではなく、事実を
一つ一つしっかり報告して責任をとってほしいと思います。

推理小説に譬えれば、『モリカケ』問題。
多くの国民は、黒幕の誰かを想像はしています。
今のところ、「証明」出来ないだけ。
                     〈ゴマメのばーば〉
コメント
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