in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

虫の知らせ

2007年11月25日 | Weblog
米国ではThanksgivings(感謝祭)のこの週末、日付が変わったスリランカからカリフォルニアに住む友人Jに電話してみた。Jとその家族には10年ちょっと前、自分が向こうに居た時から親切にしてもらっていた。当時はThanksgivingsにも招待してもらい、先方の大家族と一緒に豊かな時間を過ごさせてもらった。

ここ1年はほとんど連絡を取っていなかったので、どうしてるかなとふと思い、受話器を取った。こちらが夜中なので、向こうは昼前のはずだ。携帯電話に出てきたJの声は別人のようで、番号を間違えたと思い、無礼を詫びると当の本人であった。どうも様子がおかしいと思うと、「今朝(数時間前に)、父親が息を引き取った」という。お気楽にかけたこちらも、驚いて声が出ない。

亡くなった父上の闘病生活が長いことは自分も知っており、Jの家族達も今回は予期していたようだが、やはり別れの日が来るのは辛いという。これからミサの準備や当人の生まれ故郷メキシコに連れて帰る段取りを兄弟姉妹で話し合うからと、こちらからは何も気のきいたことを言えないまま電話を切る。そのまま、いろんな思いが反芻して明け方まで眠られなかった。

ご冥福をお祈りする。

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