in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

事務所縮小

2006年06月30日 | Weblog
今月末で津波復興支援の国際機関のFUNDが終了することや、北東部の治安悪化のために事業展開ができないことから、数十名の職員の雇用契約が更新されないこととなった。

事業終了のため、解散する部署に勤めていた有能な職員が去らなければならない一方で、なんでこの職員(自分も含めて)は更新されたの?と疑問を感じせざるを得ない場合もある。世の中、公平ではない。

人事課は現場職員に紙切れ一枚で通達するだけである。それはないやろ、と仕事上親しかった職員らには、電話でではあるが、彼らの苦労をねぎらうとともに、契約更新されないことを自分が伝えることにした。大方の職員は察しがついていたらしく、「そうですかー」と動揺していない様子。「家族と疎開することを迷っていたが、踏ん切りがついた」、「戦禍を逃れて、カナダに移住する」、「再就職探しに推薦状を書いてほしい」等々、みな一生懸命生きている。

同時期に赴任してきた国際職員D君も帰国した。少しずつ寂しくなる。

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