in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

王様気分

2007年09月20日 | Weblog
今週は、大ボス代行をしつつ、これまで携わってきた建設事業も平行して面倒をみている。普段はのんびりしている現場事務所の技術職員らに、大ボス代行の自分が電話をすると、声色を変えて対応してくれるものだから、むずがゆいというかなんと言うか。自分より年長の現場事務所々長連中も、なぜあいつが?と思っているだろうに、そんなそぶりも見せずに、逆にゴマすり気味に事業経過報告を説明してくれる。

身近なスタッフには、自分が説明する時間がないので、「あれとこれとそれして」と、プロジェクト名を告げるだけで、夕方にはそれなりに成果が出てくる。恐るべし、地位の力。というか、「普段からそんだけやってくれよな」と思ってしまう。よくよく聞くと、彼らの上司(=自分)が認められて、彼らも嬉しいとのこと。彼らには普段から仕事の質について、うるさく言っていただけに、自分が間違ってなかったことを今回証明できてよかった。

今週は、理由説明なしに「それして」、「これが欲しい」、「あそこに行く」などと言葉にするだけで、ほぼ寸時に実現する環境におかれて、自分の身分を錯覚してしまいそうだ。役職の重圧を引き受けると同時に、この優越感。どうなんでしょうか。

ちなみに、いつも通勤に使っている三輪(TukuTuku)運転手(うちの職員ではない)までが、「自分は大ボスの運転手だ」とうちの事務所の警備員に自慢気に話しているのを耳にして、なんだか可笑しかった。

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