Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

白馬一人旅 1日目

2023-12-16 | 旅に出た
7月に長野県白馬に行ってきました。
前々から行きたかった地域の一つで、
ちょっと体力が要りそうなハイキング
コースもあるので、年を取る前に
早めに行っておきたいなと考えて
今年決行しました。

まず北陸新幹線に乗ったら、悪天候で
秋田新幹線これから運休だと。
こまちなのに盛岡行きになってた。
行き先秋田方面じゃなくてよかった。
特に今回は散策時間長めなので
大雨は嫌だなと心配してましたが、
梅雨前線が秋田県に上がったので
長野県は土砂降り回避。
新幹線ではうとうとしてた。
糸魚川駅から大糸線、前日の雨の
せいか川が濁って水量が多い。
下車する南小谷(初見で「みなみ
おたり」と読めん)3駅手前から
雨降ってきた。げげげげ。

駅から村営バスで530円、
この日は栂池高原の散策です。
10:30時点で開いてそうな飲食店も
見当たらず、ゴンドラ乗り場の
売店でパン2個500円買って
休憩所でさっと食べる。
山小屋の食堂は詳細不明で
何も食えなかったら後戻り
できないし(結局営業してた
みたいだけど)。自宅近くで
安いの買っとけばよかった。
10:55頃に高原駅出発。
ゴンドラリフト蒸し暑い。
霧が出てきた。レインウェア
着てたけど、栂の森駅から
ロープウェイに乗り継ぐ頃には
雨やんでその後は降らず。
逆に紫外線で手が赤くなって
日焼け止め塗り直したほど。
ロープウェイは11:20発が
待ってて急かされた…。
車窓からオオシラビソの紫色の
松ぼっくりを見下ろします。

トイレを済ませ軽くストレッチ
して熊鈴付けて11:30過ぎに出発。
栂池自然園の小屋でチケット
提示してハイキング開始。
13度とのことだが歩き回って
汗かいたから半袖でちょうど
よかった。そよ風が涼しかった!
往路復路で別の道を楽しめるよう
分かれ道があったら左に進んで
みたけど、右に進む人の方が
多そうだった。ルールは知らん。
キヌガサソウは初めて見たかも!
風穴にはまだ雪が残ってた。

ワタスゲ湿原までは普通の靴とか
体力のない人でも行けるかな。
ワタスゲだけじゃなくて
ヒオウギアヤメ、コバイケイソウ、
ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、
アカモノなどの花やチングルマの
綿毛も。楠川を渡る辺りから
木道じゃなくなったり坂道に
なったりする。展望湿原はまだ先。
足場がやや悪くなり少し坂もある
道を行き浮島湿原に到着。
雪渓のある山をバックに、
白いワタスゲが揺れる池塘。
楽園かよ…。

ここからヤセ尾根の方へ。
急階段で息切れしたけど
階段が右に傾いてて耳の奥の
前庭が強く拒絶してきたので
なるべく急いで上る。
下りで通った方がいいのか
下りだと逆に危ないのかは
分からん。雁股池が見下ろせる。
展望台は標高2020mとのこと。
これくらいなら空気薄く感じない。
この後ハクサンシャクナゲ発見。
自然園の一番奥の展望湿原で
魚肉ソーセージ食って一休み。
雲が掛かって全部の山が見えた
わけじゃないが雪渓は十分堪能。

上ってきたので帰りは下りが多い。
モウセン池というからには
モウセンゴケおるじゃろと探したら
ちゃんとおった(他の池にもいる)。
また浮島湿原に戻り、その先で
ハイキング客の渋滞にはまる。
ワタスゲ湿原、回っていくと
オレンジ色のクルマユリもありました。
山から落ちる滝は結構離れてるのに
音がする。近いとどんだけなんだろう。
ミズバショウ湿原ぐるっと回って
14:30頃ハイキング終了。
自然園のビジターセンターで
冷たい水を自由に飲めたので何杯も
いただいてしっかり水分補給。
ボルダリングの壁があった。
4時間確保してたが3時間で回れたから
早く下山。帰りの15:00発ロープウェイ
は混雑。ゴンドラは窓開けてくれた。
15:40発白馬大池駅行きの村営バスに
乗れました。南小谷駅行きより運賃が
トータル安く済む(どうせ大糸線は
乗り潰さないので)。30分以上待って
16:28発の列車に乗り白馬駅到着。

Aコープで2日分のお茶と翌日の朝食を
購入。17:00から開いてる店が駅周辺に
あまりないですが、宿のあるエリアは
夕食難民になりそうなのでこの辺で
食べておく必要があります。
おおしも食堂が開いてたので入店。
ソースかつ丼とどっちにしようか
悩みつつ生姜焼き定食900円。
サラダが添えられ、ライス・味噌汁・
漬物・小鉢2品(豆腐の胡麻味噌がけ、
鶏肉とネギと何かでニンニク味のやつ)
も付いてる。観光地なのにぼったくり
じゃないのありがたいね!
生姜焼きはイメージと違って、
ロースをステーキみたいに焼いて
ジンジャーソースを掛けてる?
これはこれで良し。
入店時は他に1人しかいなくて静か
だったけど、後から中国人集団が来て
騒がしくなった。栂池にもアジア系や
欧米系の外国人いたなあ。
アルペンルートに行く途中に白馬に
寄り道するのかな?旅行日数多くて
余裕のある観光客限定だろうけど。
周辺アウトドア大手の店がいくつも。
場所柄マスク率低い。

バスが1時間近く来ないし
バスターミナルから宿までも遠いので
近くのタクシー営業所で1台呼んだ。
八方温泉エリアの宿まで7分1340円。
途中ジャンプ台が2種類見えました。
ノーマルヒルとラージヒルか。
宿はメルヘンな外観。靴を脱ぐのは
登山・スポーツ客が多いからかな。
家族経営っぽい。部屋は別棟で遠い。
室内も窓枠とかちょっとメルヘン。
古い部屋あるあるでコンセント少ない。
大浴場は早い時間だからまだ誰もおらず。
温泉じゃないけどシャンプーいろいろ
あってアロマ系使ってみました。
洗濯機はフロントで100円払って使用。
乾燥機ないし他に利用者いなかった。
大浴場向かいのトイレに設置してある
ので、洗濯物を落としたり浴衣を
引きずったりしないよう注意。
洗剤は置いてあります。バスタオルに
柔軟剤使われて肌荒れ起こしたので
一緒に洗ってもよかったな。
ロビーの漫画コーナーに「乙嫁語り」
見つけて2巻の途中まで読んでたら
とっくに洗濯終わってた。
後で2950円の八方尾根ゴンドラ+
リフト往復券をフロントで購入。
面白い点と不便な点がある宿。

白馬村実証実験のデマンドタクシー
使うと何か所か無料で移動できそう
なのでスマホアプリ登録してみた。
前日15時から予約可と書いてあるけど
翌日午後のを予約してみようとしたら
ダメだったので、たぶん前日予約
できるのは朝一のタクシーだけで
基本は即時で呼ぶんだろうな。
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