Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

給水の練習って一度もしないのかな

2020-12-06 | 走る若人が好き
キンゴリ選手が給水に毎度失敗して
取りに戻ったり他の選手の走行に
影響与えてたりしてましたが、
給水って練習しないんでしょうかね。
あれだけロスするなら練習した方が
いいような。後半慣れてきたけど。

というわけで福岡マラソンの記事。
後半は日本選手権の感想です。

本命と言われた五輪代表の服部選手が
故障欠場でしたが、ペースメーカーは
強気の日本記録設定。それでも何人かは
そのペースの先頭集団に付きました。
30km時点で吉田選手と藤本選手が
残っていましたが、吉田選手がペースを
落とさず独走、マラソン2回目ながら
2:07:05の好タイムで優勝しました。
走りも落ち着いてるけどコメントも
まだ若いのに落ち着いてるなあ。
しかしこれで昨年度引退するつもり
だったのか…競技継続を決めてからは
競技力向上のため練習と研究(努力家
だけじゃなくて発言聞いてると頭も
相当良さそうだもんなあ)に
熱心に取り組んでるそうです。
「一度決まった就職の道を敢えて
断ったからには、悔いのないように
とことんマラソンを究めなければ」と
いう思いが強いかもしれませんね。
ちなみにこの記事、吉田選手が
内定を得ていたブルボンのルマンドと
ルーベラ食べながら書いてる(笑)。
箱根中継の青学OBゲスト、吉田選手で
見てみたい気持ちになってきました。
的確なコメントが得られそう。

2位には実力者の大塚選手、
序盤転倒で膝から出血していたのが
痛々しかったですが、気持ちを
切らさず安定してレースを進めて
後ろの集団から上げてきましたね。
近年ロードもトラックも好タイム
続出で感覚麻痺&混乱してるので
大塚選手が7分台初めてなのは
ちょっと意外に感じたり。
3位には寺田選手!作田選手より
後方にいたはずですが、やっぱり
寺田選手は箱根10区で道を間違えた
時と変わらずラスト強いですね!
2:08:03と7分台まであと少し。
今日も見た目ワイルドでしたが
走りは意外とピッチ走法?
テレビであまり寺田選手のこと
取り上げてくれなくて残念。
ある意味超有名選手なのに…。

今日のマラソンで結構いたように
箱根駅伝も来るなって言っても
結局沿道に観客溢れる予感。
屋外だからマスクしてれば大丈夫
そうには思うけど、マスクせずに
声援送ったり喋ったりする人が
いると飛沫感染が心配ですね。
場所取りで沿道に長時間待機
してるとも言いますし。
まあ心配な人は見に来ないで
感染気にしない人だけ来るか。
ニューイヤー駅伝は出場企業の
応援団が自粛するでしょうし、
群馬のコース近隣の居住人口も
箱根駅伝の東京神奈川ほど多く
ないので、密になる場所はさほど
発生しないような気がします。


日本選手権はNHK-BSでの放送だった
ため、YouTube配信がなかったです…。
テレビ自体ほとんど見ないのにBSなど
契約してるはずがなく当然見られない。
地上波放送もニュース速報や地震で
潰れることがあるので、YouTubeが
一番ありがたいんですが…。
まあ中継見てたら見てたで3000mSCで
「ギャアアア今年も転倒事故ー!」
「ギャアアア塩様遅れたー!」と
うるさくて近所迷惑だっただろうが。

見られなくてTwitter実況頼みでしたが
仕事休みました。見られなくても
レース時間中気になって仕事に集中
できないし(笑)。流石にコロナが
流行してる中での大阪現地観戦は
うっかり職場にバレたら顰蹙買いそう
なのでやめときましたが…。
「GoTo使ってBS映る近場のホテルに
泊まってテレビ観戦する手もあったな」
と後から思いついたが遅かった(笑)。
翌日陸連のYouTubeでざっと見た。
男子5000mが上がってなかったけど。

3000mSCは昨年もでしたが
アクシデントがあるのが怖いね…。
しかも先頭集団で発生するのがな…。
塩尻選手が遅れたのは転倒事故に
巻き込まれたからじゃなさそうですが、
やっぱり故障明けだと厳しい種目かな。
優勝は山口選手。今まで表彰台には
上っても優勝に縁がなかったですが、
ようやく頂点に立てましたね!
でも五輪参加標準を破れなかった
悔しさも大きかったみたいです。
2位に入った楠選手が3000mSCを始めた
のは最近のようです。昨年優勝した
阪口選手も確か大学入学後の参戦だった
はずなので、障害をこなす技術が必要で
新規参入がしにくいように見えて
意外にキャリアが短くても適性があれば
結果を出せる種目なのかな?
本命視されながら故障欠場だったけど
三浦選手も見たかった…!

5000mは坂東選手が優勝。
箱根1区で初めて見た時は物理的な
大型ぶりに度肝を抜かれたものですが、
もう実績でも大型ランナーですね!
学生が頑張ってて3位に中央ルーキーの
吉居選手、4位に皇學館の川瀬選手が
入り、ともに13分半を切りました。
吉居選手は18歳でここまで行けるなら
今後どこまで伸びるんでしょう。
川瀬選手は非関東勢ながら13分切り、
関東の「箱根コース」に乗らなくても
強くなれることを証明し続けてますね。
羽生選手出てたんですね。僅差の9位
でしたが好調維持してて正月楽しみ。
なるほど、コロナ対策でメダルを首に
掛けてもらうんじゃなくて手渡しか。
吉居選手、表彰も慣れてない感あって
初々しいけど、レースになると
先輩達に臆することなく走るなあ。

10000mは出場人数が多すぎて
2組に分かれてのタイムレースでした。
でも1組目から27分台が出るほど。
早稲田は大迫選手卒業後はあまり
トラックのイメージなかったですが、
ここへ来て2人27分台ですか。
でも2組目で駒澤の田澤選手と日体の
池田選手がもっといいタイムを出した
という。今の日本人学生最強は
たぶん田澤選手なんでしょう。
日体は一時期監督不在で大変だった
でしょうが、新監督が就任して
池田選手も成長して今後上向きに
なってきそうですね。

27分台続出が期待される2組目、
有力選手数多かれど伊藤選手を
応援してるので(というか自然と
応援したくなる選手なので)
「今度こそ相澤選手に勝って
ほしいなあ」なんて思いながら
速報を追ってたところ…
先頭集団に残り、相澤選手に
食らいついてるとの情報。
先日ランニングデートに触れた
矢先にまた一緒かこの二人!
(後で動画見たところ伊藤選手
必死の形相だし仲良くデート
って雰囲気じゃなかったけど)
映像見られないながらもPCの
前で伊藤選手応援してましたが、
残念離されてしまいました…。
動画見ると一時伊藤選手だけが
外国人選手に付いてるときが
あって、そこに相澤選手が再び
追いついたんですね。
伊藤選手キツそうになっても
追いつこう、追い抜こうと
していて、録画なのに頑張れと
声援を送りたくなるほど。

2人で競った効果もあってか
相澤選手は何と27:18の日本
新記録で優勝し五輪代表内定。
伊藤選手の結果がなかなか
速報で出てこなくてタイムが
気になりましたが、伊藤選手も
日本新相当の27:25を叩き出し
五輪参加標準を突破(これから
突破する選手がいなければ
相澤選手と仲良く五輪出場
できそうでワクワクします)、
相澤選手と笑って肩を並べる
写真がネット上に出てきて
こっちも嬉しくなりました。
箱根2区の「デート」は実は
日本の頂点の戦いだったとは
正月当時は知る由もなく…。
(となると靴が改良されても
2区の区間記録を破る日本人
選手は長く出ないことも?)
相澤選手も伊藤選手の存在は
意識していて今後も連勝する気
満々のようですが、いつか
伊藤選手が勝ってほしい…!

田村選手も日本新相当ながら
僅かに標準を突破できず涙の
3位でした…。その後も27分台が
続出、中でも佐藤選手が34歳で
27:41というのは驚きました。
監督業やりながら5000mに出場
した先輩の上野監督もそうですが
私が陸上見始めた頃に学生界で
大活躍してた選手なので、
ベテラン扱いは隔世の感なのと
ともに、ジュニア時代から約20年
ずっとトップクラスを維持してる
のは並大抵のことじゃないなと。

で、女子こそ歴史的なレースで
凄かったんですよね。
5000mは参加標準突破済みの
田中選手と廣中選手の一騎討ち
だったし、10000mは新谷選手が
日本記録大幅更新でほとんどの
選手を周回遅れにする圧勝。
くっそ見たかった…くっそ…。
NHKも地上波じゃなくてBSに
しちゃったこと後悔してるんじゃ
ないですかね。いやホント。

今回現地観戦した観客の皆さんは
たとえこの外出でコロナに罹っても
悔いがないんじゃないかってくらい
(それは流石に大げさか)好記録が
続出した大会でした。
長距離は気温が低い方が記録が出るので
毎年冬にやってもいいんじゃないかと
いう意見もありますね(3000mSCは
そこまで気温関係ないと思うけど)。
冬に開催する場合、五輪や世界陸上の
代表選考に日本選手権の結果が使われる
ため、本番と選考時期の間隔が空くのを
長期の準備・調整期間ができてプラスと
捉えるか、本番直前のシーズンの調子で
選考ができずマイナスと捉えるかだと
思います。あと5000mと10000mとの
両立を考え最近は10000mの日本選手権
だけ5月に移してますが、冬も分ける
場合は日本選手権がさらに細かく分散
されることになるのがどうなのかな。
あと記録を求めるレースにいてくれると
嬉しい外国人のオープン参加については
以前チームメイトの特定選手用のペース
メーカーに実質なってたということで
議論になったことがあるので、順位を
求めるレースでは適切なのかどうか
(チームメイトが出場しない外国人だけ
参加OKにする手もあるけど)。
まあ順位を求める日本選手権とは別に
記録を出せる場がしっかり用意されて
いれば日本選手権は5~6月開催でも
いいのかも(順位上位≠記録上位に
なると代表選考で議論を呼びやすい
けど)。ただ、男子で言えば
八王子LDのある10000mに対して
5000mは冬に高速レースがないので
(夏場のホクレンDCは近年高温に
なる日があったり国際大会直前だと
参加標準有効期限後になったりする)
「低温の季節」+「良質な競技場」+
「ペースメーカーを用意」という
条件の揃った記録を狙えるレースを
開くのが前提になりますね。
「お膳立てがなければタイムを
出せない選手は五輪や世界陸上に
派遣しなくていい」という厳しい
意見のファンもいそうですが、
日本が派遣しなければその分海外の
(お膳立てされたかもしれない)
選手に出場枠が回るだけでしょうし、
貰える枠なら他国にあげずに日本が
貰っときましょうよ…と思います。
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