先週全日本大学駅伝がありましたが、
ツイッターを眺めてますと、並走場面で
「ランニングデート」という表現が
使われているのを何件か見つけました。
この表現、今年の箱根駅伝2区で
東洋相澤選手と東京国際伊藤選手の
並走シーンで発生したものですが、
普通の並走でも使われるとどうにも
違和感を禁じ得ません…。
まずは「デート」という言葉の
辞書的定義を確認しましょう。
デートとは誰とするものか?
そう、「恋い慕う相手」とするものです。
では何故、相澤選手と伊藤選手の並走は
「デート」と表現されたのでしょうか。
考えられる要因は以下のとおりです。
①一瞬ではなく長時間に及んだこと
②前後ではなく横に並んで走ったこと
③並走時の伊藤選手の楽しそうな表情
このうち最も大きな要因は③です。
いくら①②を満たしていても、殺伐とした
空気だったり淡々と走っているだけならば
本来「恋い慕う相手とする」行為であり
楽しい気分で臨むはずである「デート」
とは程遠いものとなります。
伊藤選手が微笑んでいるような表情で
心底楽しそうに走っていたからこそ、
ファンはそこに「デート」的な雰囲気を
感じ取ったのではないでしょうか。
ちなみに伊藤選手、一番戦いたかったという
相澤選手と並走できて「楽しかった」と
レース後のインタビューで実際に打ち明けて
います。また、デートと話題になったのを
聞かされたのか「楽しいデートでした」とも
ちょっと照れながら答えています。
相澤選手も「もっと続けばいいのに」という
発言を残しているので、この2人の「デート」
は「両想い」だったようです(笑)。
というわけで、「ランニングデート」を
単純に「並走」の同義語として使用するのは
適切ではなく、恋人とのお出掛けのように
「一緒にいて(走って)楽しい」という
走者の心情を読み取ることのできる並走に
限って「ランニングデート」という表現を
使用するのが正しいのではないかと思います。
ツイッターを眺めてますと、並走場面で
「ランニングデート」という表現が
使われているのを何件か見つけました。
この表現、今年の箱根駅伝2区で
東洋相澤選手と東京国際伊藤選手の
並走シーンで発生したものですが、
普通の並走でも使われるとどうにも
違和感を禁じ得ません…。
まずは「デート」という言葉の
辞書的定義を確認しましょう。
デート【date】ここでは2が該当します。
[名](スル)
1 日付。
2 恋い慕う相手と日時を定めて会うこと。
「遊園地でデートする」
3 時計の文字盤に付属するカレンダーで、
日付だけを表示するもの。
(小学館デジタル大辞泉)
デートとは誰とするものか?
そう、「恋い慕う相手」とするものです。
では何故、相澤選手と伊藤選手の並走は
「デート」と表現されたのでしょうか。
考えられる要因は以下のとおりです。
①一瞬ではなく長時間に及んだこと
②前後ではなく横に並んで走ったこと
③並走時の伊藤選手の楽しそうな表情
このうち最も大きな要因は③です。
いくら①②を満たしていても、殺伐とした
空気だったり淡々と走っているだけならば
本来「恋い慕う相手とする」行為であり
楽しい気分で臨むはずである「デート」
とは程遠いものとなります。
伊藤選手が微笑んでいるような表情で
心底楽しそうに走っていたからこそ、
ファンはそこに「デート」的な雰囲気を
感じ取ったのではないでしょうか。
ちなみに伊藤選手、一番戦いたかったという
相澤選手と並走できて「楽しかった」と
レース後のインタビューで実際に打ち明けて
います。また、デートと話題になったのを
聞かされたのか「楽しいデートでした」とも
ちょっと照れながら答えています。
相澤選手も「もっと続けばいいのに」という
発言を残しているので、この2人の「デート」
は「両想い」だったようです(笑)。
というわけで、「ランニングデート」を
単純に「並走」の同義語として使用するのは
適切ではなく、恋人とのお出掛けのように
「一緒にいて(走って)楽しい」という
走者の心情を読み取ることのできる並走に
限って「ランニングデート」という表現を
使用するのが正しいのではないかと思います。