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Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

白馬一人旅 2日目

2024-01-27 | 旅に出た
駅伝記事続いて1ヶ月以上空いたけど
夏の白馬旅行の記事の続きです。

ヒグラシに早朝起こされる。
でも風情あるから苛つかない。
自宅じゃ暑すぎて毎晩布団剥いで
寝てたけど、白馬の朝は涼しいので
布団かぶったままでした。

この日は晴れ、八方ゴンドラリフトは
連休中で大行列。続々と来るので
ロープウェイよりは捌けるの早いが。
チケット売り場も行列だったから
前売券買っておいてよかったです。
みんなガチ登山装備。前後の相乗りに
なって後ろの席、見晴らしいいけど
朝日が暑い。気球を発見。
帰りはパラグライダーが飛んでた。

1つめのアルペンクワッドリフトは
なぜかすぐ乗れたけど、2つめの
グラートクワッドリフトは混んでた。
行列でじっと待ってると風があって
肌寒く感じました。
1つめは花を蹴飛ばしながら上ります。
特に紫の長い花が多い。2つめの途中に
オリンピックの男子滑降スタート地点が
あったけどどこに滑っていくんだろ。
途中止まった。リフト駅辺りは電波届く。

八方尾根自然研究路、最初は石の道で
登山者的には綺麗に整備されてるレベル
だろうけど素人にはあまり歩きやすくは
ないです。途中、雪が残ってるところが。
木道になると足は楽になるけど上りなので
心肺は楽じゃない。広い斜面に高山植物。
ちなみに栂池では綿毛だったチングルマは
八方池では花でした。気温とかが違う?
帰りにひっそり道の石の陰に咲く固有種
ハッポウウスユキソウ見つけた!
晴れて日差しが暑くなったり、雨具を
着るほどじゃないが雨がぱらついたり。
八方ケルンが近づくとまた石の道になる。
坂になると歩きやすい箇所が限られるので
渋滞しますね。素人なので時々這いながら
上ってく。雪渓の見晴らしはいまいち。

雪の上を渡って八方池に到着。
しかし風が強くて煽られる。
天気よかったらもっと絶景なのかな?
苦労して歩いた割には…って感じだった。
石道は下り坂のほうが足を滑らせそうで
怖い。不安定な山道下る時ほど己の短足を
恨む時はないです。何とか転ばず恐る恐る
下りきった。木道はすいすい進む。
しかし子供抱えた親の体力パねえ。
もっと時間掛かるつもりが結局リフト駅
から約2時間で往復してしまった。
黒菱平の鎌池はニッコウキスゲなどが
咲いてる湿原で綺麗だったけど立入禁止
だったし、兎平の花畑も深入りしなくても
って感じで、あまり寄り道もせず。

ゴンドラの中からデマンドタクシー
10:00に予約、エスカルプラザに直行。
5分前に来てて相乗りなしで15分くらいで
到着、実証実験中につき利用無料!
ゴンドラ(五竜テレキャビン)で上まで
行き、アルプス展望ペアリフトに乗継。
オカリナの音楽流してると思いきや、
ギターの音源に合わせて縦笛(リコーダー
+ケーナな楽器?)生で吹いてた。
上りはリフトに乗って楽をします。
着いたらアルプス平自然遊歩道の少し先に
地蔵の池があるとかで行ってみたけど
小さかったです。モリアオガエルか何かの
卵がぶら下がってました。

戻って下って石畳の湿原に寄ると
ニッコウキスゲが咲いてました。
でもリフト沿いのところが一番多いかな。
白馬五竜高山植物園はコマクサと
「ヒマラヤの青いケシ」が売りでした。
植物園なので自然そのままではなく、
計画的に決まった区域にいろんな植物を
植えてます。青いケシ以外にも、
ヒマラヤやスイスの高山植物(エーデル
ワイスなど)がありました。
薄青のケシも綺麗だが青紫の蝶も可愛い。
帰りのゴンドラでおしぼりくれたの
ここだけ。汗かいてると助かる!

エスカルガーデンには植物園にない
紫陽花や桔梗や西洋系の花もあったけど
勿論植物園の方が規模が大きいです。
そこのレストランハルで昼食。
豚は前日食べてるので自家燻製信州
サーモン・地野菜ガレット1780円。
この価格帯で食券制は珍しいな。
店内広いのでカウンター席開いてたし
さほど待たされず。サラダはパプリカ
入り。半熟卵とサーモンが中心に鎮座、
ブロッコリー、かぼちゃ、ズッキーニ、
ナス、バジルの葉?などで囲む。
ピンクペッパーがいくつか入ってた。
ガレットはチーズ付けても蕎麦が主張
してきた!ミネストローネスープの
具は人参、玉ねぎ、セロリか何か?
他の客は蕎麦頼んでました。
レストラン近くで牧野富太郎関連の
展示やってたけど、高齢女性は
本当に朝ドラ絡むと食いつきがいい。

さて決めてた行き先回ってしまった。
午後からどうしよう。
ということでゴンドラばかりだけど
白馬岩岳マウンテンリゾートに
行くことにしました。栂池で貰った
150円割引券捨てなきゃよかった。
白馬の端から端なので流石にデマンド
タクシーが来るのに15分くらい
掛かったし、移動も20分近く掛かった。
移動途中にジャンプ台や、松川の
緑と白がかった流れが見えました。
ゴンドラはマウンテンバイクの二人組と
相乗り。これも途中で止まってたな。
マウンテンバイクはゴンドラの脇に
固定して運んでました。犬も可。
結論からすると、ここは一人で行く
ところじゃないなというのと、
栂池や八方尾根みたいにトレッキング
コースがあるわけじゃないので
上ってもアトラクションに金
払わないとあまりやることがない。
人気のブランコにしても一人で
やるもんじゃないし、乗馬も結構
高額だし、カフェで金落としてほしい
からか長ベンチも表にあまりない。
ここはそんなに標高高くないから
日陰行かないと暑かった。

そんなわけでねずこの森を散策。
ぬかるみで靴汚れるの不可避で
若い人達向けじゃなく、主に
中高年が歩いてました。
彼らもおそらく他にやることが
なかったのであろう。
逆にこの森だけ方向性が違う。
映えるようなもの置いたり、
おしゃれな靴でも歩けるよう
木道敷いたりしないのか。
したら入場有料になりそう。
ねずこメインの森ではなく
ブナ時々朴の木。花はほとんど
なかった。森林浴にはなるけど
景色的には飽きやすくて、
ここだけのために上ってくるって
ほどでもないかも。いかにも毒な
真っ赤なキノコも発見。
ギンリョウソウくらいないのかと
思った瞬間現れた、というか
奥の方に行くとあちこちにあった。
あれどうやって増えるのか調べたら
虫の受粉を経て実を付けるらしい。
あれで虫寄ってくるのか…。
ぬかるみは面倒だが急坂はないので
楽な道。本気出すと暇潰しにならない
のでゆっくり歩いてた。
一番奥のうまブナは雪の重みで
折れ曲がりながらも耐えたブナ。
ねずこの巨木も見た。
一応往路復路決まってるけど
地図見てない人は守ってない、
というか守らなくても危険ではない。
奥の方は誰も来なくて一人。

降りても暑いし夕食には早いし
やることないから、犬の糞ないの
確認して日陰に地べたで座って
のんびりスマホで旅の記録打って
涼んでた。5G繋がるのか。まあ
インスタに投稿したい人多そうだし。
案の定尻が土で汚れた。
駅までの移動手段がなくなる前に
16:20に下りのゴンドラへ。
下にデマンドタクシーが停まってた
ので、白馬駅まで予約してみたら
別のが来てそちらに乗ることに。
もう一人の先客が16:45予約で
出発少し待った。6分で白馬駅到着、
もう一人は別の行き先だったらしい。
今は有料化してクレカ決済になった
ようですが、当時は無料で便利でした。

17:00を待って白馬駅前の助屋で夕食。
ラーメン屋は「予約でいっぱいなので
入れません」と断られないのがいい。
女性アイドルずっと流れてるのは
やっぱり客層が男性中心だからか。
助次郎950円頼んでみたら
「結構ボリュームあるが大丈夫か」と
聞かれました。決して少食ではないし
消費カロリー多かったから問題なし。
麺太いスープ濃いチャーシュー多い。
底の深い容器。猫舌だからスタート
ダッシュはできなかったが普通に完食。
朝食のバゲットの方が唾液吸い取られて
食べづらかったほど。メニュー写真より
量が少なかったから、たぶん「こいつ
完食できるわけないだろ」と判断され
通常より減らされたと思われます。
まだ腹には余裕あったけど。
卓上でセルフニンニクマシ。

また駅からタクシー5分1540円で宿へ。
バスだと降りてから八方ゴンドラ付近
からの上り坂がキツいというのもある。
見ようとしてたアジア選手権5000mが
19:20開始に変更されたので先に入浴。
初めてボ○ニスト使ってみたけど
香りが好みじゃないし、ボディソープの
肌に残る感じがちょっとなあ。
またロビーで「乙嫁語り」読んでた。
何か伝えたいメッセージがあって
必死で描いてるというよりも、
たぶん中央アジアやこの時代が
好きだから、凝った衣装とか
描き込めるんだろうなあ。
アジア選手権はWAランキングを
考えると順位もタイムも稼ぎたい
ので塩尻選手引っ張ったけど
(タイの暑さに音を上げてたら
群馬で生きていけん)結局ペース
メーカーにされてしまった…。
表彰台うっかりすぐ乗ろうとした
塩様かわいいよ。負けての銀メダル
だから嬉しくなさそうでした。
眠くなって22時過ぎに寝た。
コメント

白馬一人旅 1日目

2023-12-16 | 旅に出た
7月に長野県白馬に行ってきました。
前々から行きたかった地域の一つで、
ちょっと体力が要りそうなハイキング
コースもあるので、年を取る前に
早めに行っておきたいなと考えて
今年決行しました。

まず北陸新幹線に乗ったら、悪天候で
秋田新幹線これから運休だと。
こまちなのに盛岡行きになってた。
行き先秋田方面じゃなくてよかった。
特に今回は散策時間長めなので
大雨は嫌だなと心配してましたが、
梅雨前線が秋田県に上がったので
長野県は土砂降り回避。
新幹線ではうとうとしてた。
糸魚川駅から大糸線、前日の雨の
せいか川が濁って水量が多い。
下車する南小谷(初見で「みなみ
おたり」と読めん)3駅手前から
雨降ってきた。げげげげ。

駅から村営バスで530円、
この日は栂池高原の散策です。
10:30時点で開いてそうな飲食店も
見当たらず、ゴンドラ乗り場の
売店でパン2個500円買って
休憩所でさっと食べる。
山小屋の食堂は詳細不明で
何も食えなかったら後戻り
できないし(結局営業してた
みたいだけど)。自宅近くで
安いの買っとけばよかった。
10:55頃に高原駅出発。
ゴンドラリフト蒸し暑い。
霧が出てきた。レインウェア
着てたけど、栂の森駅から
ロープウェイに乗り継ぐ頃には
雨やんでその後は降らず。
逆に紫外線で手が赤くなって
日焼け止め塗り直したほど。
ロープウェイは11:20発が
待ってて急かされた…。
車窓からオオシラビソの紫色の
松ぼっくりを見下ろします。

トイレを済ませ軽くストレッチ
して熊鈴付けて11:30過ぎに出発。
栂池自然園の小屋でチケット
提示してハイキング開始。
13度とのことだが歩き回って
汗かいたから半袖でちょうど
よかった。そよ風が涼しかった!
往路復路で別の道を楽しめるよう
分かれ道があったら左に進んで
みたけど、右に進む人の方が
多そうだった。ルールは知らん。
キヌガサソウは初めて見たかも!
風穴にはまだ雪が残ってた。

ワタスゲ湿原までは普通の靴とか
体力のない人でも行けるかな。
ワタスゲだけじゃなくて
ヒオウギアヤメ、コバイケイソウ、
ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、
アカモノなどの花やチングルマの
綿毛も。楠川を渡る辺りから
木道じゃなくなったり坂道に
なったりする。展望湿原はまだ先。
足場がやや悪くなり少し坂もある
道を行き浮島湿原に到着。
雪渓のある山をバックに、
白いワタスゲが揺れる池塘。
楽園かよ…。

ここからヤセ尾根の方へ。
急階段で息切れしたけど
階段が右に傾いてて耳の奥の
前庭が強く拒絶してきたので
なるべく急いで上る。
下りで通った方がいいのか
下りだと逆に危ないのかは
分からん。雁股池が見下ろせる。
展望台は標高2020mとのこと。
これくらいなら空気薄く感じない。
この後ハクサンシャクナゲ発見。
自然園の一番奥の展望湿原で
魚肉ソーセージ食って一休み。
雲が掛かって全部の山が見えた
わけじゃないが雪渓は十分堪能。

上ってきたので帰りは下りが多い。
モウセン池というからには
モウセンゴケおるじゃろと探したら
ちゃんとおった(他の池にもいる)。
また浮島湿原に戻り、その先で
ハイキング客の渋滞にはまる。
ワタスゲ湿原、回っていくと
オレンジ色のクルマユリもありました。
山から落ちる滝は結構離れてるのに
音がする。近いとどんだけなんだろう。
ミズバショウ湿原ぐるっと回って
14:30頃ハイキング終了。
自然園のビジターセンターで
冷たい水を自由に飲めたので何杯も
いただいてしっかり水分補給。
ボルダリングの壁があった。
4時間確保してたが3時間で回れたから
早く下山。帰りの15:00発ロープウェイ
は混雑。ゴンドラは窓開けてくれた。
15:40発白馬大池駅行きの村営バスに
乗れました。南小谷駅行きより運賃が
トータル安く済む(どうせ大糸線は
乗り潰さないので)。30分以上待って
16:28発の列車に乗り白馬駅到着。

Aコープで2日分のお茶と翌日の朝食を
購入。17:00から開いてる店が駅周辺に
あまりないですが、宿のあるエリアは
夕食難民になりそうなのでこの辺で
食べておく必要があります。
おおしも食堂が開いてたので入店。
ソースかつ丼とどっちにしようか
悩みつつ生姜焼き定食900円。
サラダが添えられ、ライス・味噌汁・
漬物・小鉢2品(豆腐の胡麻味噌がけ、
鶏肉とネギと何かでニンニク味のやつ)
も付いてる。観光地なのにぼったくり
じゃないのありがたいね!
生姜焼きはイメージと違って、
ロースをステーキみたいに焼いて
ジンジャーソースを掛けてる?
これはこれで良し。
入店時は他に1人しかいなくて静か
だったけど、後から中国人集団が来て
騒がしくなった。栂池にもアジア系や
欧米系の外国人いたなあ。
アルペンルートに行く途中に白馬に
寄り道するのかな?旅行日数多くて
余裕のある観光客限定だろうけど。
周辺アウトドア大手の店がいくつも。
場所柄マスク率低い。

バスが1時間近く来ないし
バスターミナルから宿までも遠いので
近くのタクシー営業所で1台呼んだ。
八方温泉エリアの宿まで7分1340円。
途中ジャンプ台が2種類見えました。
ノーマルヒルとラージヒルか。
宿はメルヘンな外観。靴を脱ぐのは
登山・スポーツ客が多いからかな。
家族経営っぽい。部屋は別棟で遠い。
室内も窓枠とかちょっとメルヘン。
古い部屋あるあるでコンセント少ない。
大浴場は早い時間だからまだ誰もおらず。
温泉じゃないけどシャンプーいろいろ
あってアロマ系使ってみました。
洗濯機はフロントで100円払って使用。
乾燥機ないし他に利用者いなかった。
大浴場向かいのトイレに設置してある
ので、洗濯物を落としたり浴衣を
引きずったりしないよう注意。
洗剤は置いてあります。バスタオルに
柔軟剤使われて肌荒れ起こしたので
一緒に洗ってもよかったな。
ロビーの漫画コーナーに「乙嫁語り」
見つけて2巻の途中まで読んでたら
とっくに洗濯終わってた。
後で2950円の八方尾根ゴンドラ+
リフト往復券をフロントで購入。
面白い点と不便な点がある宿。

白馬村実証実験のデマンドタクシー
使うと何か所か無料で移動できそう
なのでスマホアプリ登録してみた。
前日15時から予約可と書いてあるけど
翌日午後のを予約してみようとしたら
ダメだったので、たぶん前日予約
できるのは朝一のタクシーだけで
基本は即時で呼ぶんだろうな。
コメント

鹿児島一人旅 5日目+6日目

2023-12-03 | 旅に出た
鹿児島旅行記事ラストです。

無料朝食、ご飯と味噌汁とおかず
1品くらいかなと期待してなかったけど
生卵、納豆、ミニハンバーグ、春雨の
小鉢、サラダ、味噌汁、海苔があった。
卵かけご飯にしました。
生卵で思い出したけど、鶏刺し食べた
後に食中毒にはなりませんでした。
この日は鹿児島から熊本方面へ北上。
かすたどん24個が重いので、ホテルに
預けて鹿児島市内観光にした方が
楽だったけど、いろいろ予約済みで
変更できませんでした。
路線バスが廃線にならないうちにと
不便なところの観光を優先した結果、
鹿児島市内の庭めぐりだけポツンと
残ってまして。今後どこの旅行と
組み合わせるべきか…。

今まで使えなかったSuicaが使える
鹿児島本線。車窓から女子駅伝で
有名な神村学園が見えた。
いちき串木野市いきいきタクシー、
予約したけど串木野駅前の停留所で
待って時間過ぎても一向に来ない。
電話したらどうやら停留所から
離れた場所に停まってた普通の
タクシー(掲示もないはず)が
いきいきタクシーだった模様。
初利用者が分かるわけないだろ!
もう一度来たタクシーの運転手も
私も両者不機嫌で終始無言。
帰りのタクシー会社も同じで
万が一仕返しされたら困るので、
その場でクレームは付けなかったが。
いきいきタクシーは運行時間が
決まってるけど1回300円なので
普通にタクシー使うよりお得。
以前問い合わせた時は、自宅では
ない指定の郊外乗降場所の場合は
市街地行きも郊外行きも使える
みたいに男性社員から説明を
受けていましたが、間違ってた
のかシステムが変わったのか、
予約時に聞いたら女性社員から
串木野駅=市街地、郊外乗降場所=
郊外で固定だと言われました。
帰りも駅まで乗るつもりでいたけど
時間が合わず、仕方がないので
普通のタクシー(14分2840円)。

冠嶽交流センターで降りて
中国風庭園の冠嶽園へ。
ジャスミンの香り、東海湖という池
(鯉がいるから糸張ってる)に
お馴染みのジグザグ型の風浪橋、
楽景庁・游歩廊・八蓬閣といった
中華風の朱色の建物。石の立つ築山
(が中国庭園によくあるものかは
知らん)っぽい部分は冠嶽を表す。
福建省に姉妹都市か何かがあるのと
この辺りから登山できる冠嶽に
徐福伝説があるのとで、頂峯院
跡地に建設したとのことです。
100万円した木の椅子もあるが
重すぎて泥棒も盗っていかないと。
中国の書や水墨画、見る角度で色が
変わる刺繍画も展示しています。
思ったほど広くなかったけど周囲も
中華風になってて、冠嶽神社の脇の
川に沿って坂を上っていくと、
複数の中華風の橋や、中華風人口滝
みたいになってる砂防堰堤が。
カタツムリ発見。さらに下ると
広場があり、中国技術者が監修した
あずまやの望嶽亭と水鏡、蓮苑と
呼ばれる庭、さらに6000万円
掛かったらしい中華風トイレも。

川内駅から出水駅までは新幹線で
ショートカット。串木野駅では
新幹線の切符を買えなかったので、
川内駅で改札出ないで改札口で
新幹線の切符買えるかと思ってたら
一度出て切符を改めて買えと。
1枚の切符買うより80円高くなった。
知ってたら鹿児島中央駅で買ってた。
上手くいかない日でしたね…。
川内には時代劇の鎧兜作ってる会社が
あるとかで駅にも展示されてました。
そういや九州新幹線初めて乗ったかも。
日よけが竹製で和風な感じ。

出水は鶴の飛来地ということで
駅には鶴のステンドグラス、
マンホールも鶴、鶴の刈込も発見。
まずは鶴丸会館島津亭
出水親子ステーキごはん1500円。
ゲストハウスで読んだ観光ガイドで
予約推奨と書いてあったから
前日に電話予約しておきました。
注文は改めて聞かれ、飲み物も
聞かれたので烏龍茶にした。
メニューに飲み物250円と書いてる
けど請求は1500円だったので
この料理だとサービスみたい。
指宿でも見かけましたが、地方でも
外国人の接客増えてるんですね。
エスニック料理通いしてるくらい
だから全然抵抗なんてないけど。
1人客だけど個室に通してくれた。
式場か何かのようで、鶴の置物の
ある庭が(駅前にもそんな一角ある)。
卵かけご飯と専用の「鶏ダシTKGの素」
という醤油、チキンサラダ、鉄板で焼く
チキンステーキ、卵スープ、デザートに
チーズケーキ。ステーキ美味しいけど
生肉だからカンピロバクター経験者と
してはトングか専用の箸が欲しいし、
鍋の左に肉があると右利きは取る時に
鍋に手が当たるので火傷せずとも熱い。
客が取って焼く方式なら鍋を左奥端に
してほしいなと思った。それか私が
左利きに見えたんだろうか…?
キャベツも生鶏肉と接してるから
焼かないと駄目だけど、熱しきらない
うちに火が消えたので、個人的には
サラダもあるしキャベツ要らない、
というか鉄板による見栄えアップとか
気にしないので、肉を十分焼いてから
皿に載せて持ってきてくれた方が
カンピロバクターに怯えなくていい。

出水麓武家屋敷群に行きました。
知覧ほどは現代的なものを廃してない
ものの生垣と石垣の昔らしい通りです。
まず休日だけ開いてる三原邸。
竹灯籠に浮かぶ猫。この辺りは武家屋敷
なので、質素倹約を重んじたか全体的に
趣向を凝らした華美な庭はなかったかな。
着物体験ができるらしいです。

税所邸で共通入館料払ったらバッジ配付。
他の施設ではこれを見せ、書いてある
年の間は何度でも入れるらしい。
ということは年間フリーパス?
上座敷はベンガラのピンク色の壁。
モミジを丸く刈るのは珍しいかも。
手前の棕櫚竹がよく育ってる。
甲冑が置いてあったがもしかしたら
装着体験できるのかな。

竹添邸は大河ドラマ篤姫のロケ地だとか。
千鳥の欄間。税所邸もだが古い建築と
いうことで上を見上げれば梁あり。
お茶する集団の応対に追われて
スタッフが大わらわでして、ゆっくり
見てられず。奥座敷の壁はねずみ色。
こっちの庭にも棕櫚竹。昔の風呂場も。
シラスの砂でできた幕末維新の薩摩の
偉人像がここや周囲に見られた。
崩れるので触るなと。そりゃそうだ。

時間が余ったので出水麓歴史館に
バッジで入館しました。
西郷大久保with犬のシラス像あり。
顔ハメ看板はご当地マンホールにも
なってる日置流腰矢指矢。
館内にも伏せながら矢を掴もうと
する武芸の人形がありました。
展示の甲冑のうち一つは触れます。
金属で頑丈そうだけど重そう。
竹の企画展をしてた。あくまきは
孟宗竹の皮を使い、孟宗竹は島津が
中国から輸入したのが始まりらしい。
リアルな偉人などを彫った竹灯籠。
外に出たら観光牛車がやってきた。

熊本県水俣市方面のバスに乗ります。
冷房効かず運転席30度…。
出水駅近くの武家屋敷じゃない
エリアでもファミマやローソンの
看板が茶色い。打出小槌の鬼瓦発見。
次はエコパーク水俣を回ります。
道の駅にもなっててバス停直前で渋滞。
バラ園(入口が遠い…)は芳しい。
ローズフェスタだとかで人が多かった。
バラのトンネルとか、船にバラを
這わせたのとか、ハートをかたどったの
とか、いろいろありました。
ブルーパフュームって品種が綺麗。
ちょっと道に迷ったけど竹林園も訪問。
実は水俣の水銀ヘドロを封じ込めて
埋め立てられた場所だそうな。
日本や世界の竹を植えてます。往復する
時間はないので片道、1種類ずつ勉強
していく暇もない。紫陽花もう咲いてた。
日本庭園らしい池「水俣の海」には洲浜も。
鶴亀の島は分かりづらい。あとは小川に
沿って進む。茶屋という名のあずまやが
いくつかあります。花菖蒲田の花はまだ。
雌滝・雄滝を通過し東側の出口から脱出。
何とかかすたどん持ち歩き続けて(そして
置き忘れずに)観光を終えられました。

肥薩おれんじ鉄道、熊本行きのJR連絡
切符を買った場合八代でも新八代でも
乗り換えられる。駅員さん曰く八代
乗換の方が座りやすいのでお勧めと。
海浦駅付近で海と天草諸島が見え、
上田浦駅前後の夕暮れの八代海は本当に
素敵でした!時間がなくて水俣から先
しか肥薩おれんじ鉄道に乗れなかった
けど、川内からずっと乗ってたら
バスや新幹線より景色よかったのかな?
車窓で今度は大黒鬼瓦発見。
JRの車両おしゃれ。宇土駅到着前に
いきなり広告の歌が流れてびっくり。

5日目だしもう帰宅と思わせといて
熊本泊。熊本の安いカプセルホテルで
泊まって早朝発の飛行機に乗る方が
夜帰るより安かったからです。
熊本駅からバスターミナルまでバス
移動、肉食堂よかよかであか牛丼
2290円。混んでなくてよかった。
レア牛肉と味の付いた肉、半熟卵、
紫蘇、ワサビ。ワサビ取りすぎて
むせた。何と3食とも卵かけご飯。
この日卵スープやケーキ含めて
4個分以上卵食ってることに。
牛肉も旨い。豚鶏牛の違いあれど
本当肉ばかり食べてる旅だった。

カプセルホテルはカプセルの奥に
荷物置き場がある。テレビが天井に
斜めに掛けられて通りにくいので
荷物置き場に設置したらいいのに。
時計に温度表示があって、換気扇
付けてもどんどん気温が上がって
いき25度超えて熱帯夜で暑い…。
かすたどん傷まないか心配になった。
パジャマやタオルの柔軟剤が臭い…。
タオルに柔軟剤使われると拭いた
顔の肌荒れるから困るんだよね…。
文句ばかり言ってるがその分安い。
2階大浴場のシャワー水圧強い。
日帰り入浴もやってるっぽい。
ホテルみたいに部屋にポットがない
ので、大浴場の飲用水で水分補給。
コインランドリーは洗剤50円別売で
洗濯300円乾燥30分100円。
女性フロアの洗面所トイレコーナーに
洗濯機乾燥機1セットあった。
今回の旅行、連休の割に待たずに
洗濯できたのはラッキーでした。
ちょっと洗濯機の音が漏れてて、
洗濯終了が分かるのはいいけど
深夜はやめた方がよさそう。
分別するようなゴミ箱設置して
くれたら分別するのになあ。
朝早いので寝る前になるべくガサガサ
鳴る片付けを済まして22:00に就寝。
カプセルホテルだから仕方ないけど
マット固くて寝づらい。

4:50起きで朝もはよから熊本ラーメン、
最後まで胃をいじめ抜く。
豚骨好きだから朝からでも食べるよ!
5:30前に24時間営業の黄金ラーメン
入店。くまもとラーメン780円。
麺の太さを急に聞かれてとりあえず
中太麺にした。大盛りではなかったが
にんにくチップ入れたり無茶したから
やはり後から少し胃に来た。
胃薬飲むまでには至らず。
マスクしてたら大丈夫だったと思う
けど機内で息臭かったらすまんね。
この時間繁華街にいるのは徹夜で
飲み歩いてたと思しき人達ばかり。

熊本空港7:35発ソラシドエアに乗る。
熊本市街から空港まで約40分あるし、
バス早めに着くようになってるから
早起きせねばならなかった。
バス乗り始めてから雨が降り出した
けどもう観光しないから大丈夫。
6:00過ぎのバスでも結構客乗ってる。
空港の土産屋、保安検査場の向こうに
あるの賢い。皆ギリギリまで粘らず
すぐ保安検査通過する上に、通過時点で
お土産の持ち込みがまだ少ない=
検査する荷物が少なくてスムーズに
案内できるから空港職員が助かるし、
客も時間をあまり気にせず搭乗直前まで
土産をゆっくり探せるし、客が暇潰しに
ゆっくり見て回れば金も落とすので
店も嬉しい。結局鹿児島のかるかんは
熊本空港にはなかったな。
木の天井に、搭乗口付近は草千里を
イメージしたのか緑のカーペット。

機内サービスのアゴユズスープ美味い。
私が窓側で隣が中学生くらいの少年で、
曇りがちなのに私の席の方まで身を
乗り出して窓をずっと見てたから
邪魔にならないようにしてた。
私もそうだったんだけど、飛行機
乗り慣れない子供って窓の景色
飽きないからね。雲だけしか
見えなくてもいつも上にある雲が
下にあること自体が面白かったり、
ファンタジーの世界を想像してみたり
するから。雲が途切れた時に機内誌の
地図見てどこの上空か確認しようと
してて「和歌山だよ!向こうに関空
見えたっしょ?」と教えたくなった。
和歌山を指さしてたので特定できた
ようだ。視線が合わないよう
私も窓の外を見てました。
帰りの飛行機って大抵夜に乗ってて
灯りしか見えないので、山などが
見えるのは新鮮。羽田空港9:20着。
自宅ではなく実家に帰りました。

離島以外未踏だった鹿児島県を
食も含めて満喫できました。
ちょこっとだけ寄った宮崎県は
いずれしっかり観光したいです。
絶対いい季節に見たいレベルの
超名庭があるわけじゃないから
別に冬でもいいけど、野球の
キャンプシーズンに当たると
ホテルが上手く取れないか?
九州横断するハイキング系中心の
旅を組んでSUNQパス駆使して
都市間バス乗りまくるのもあり
だけど、連休にやると渋滞で
予定狂うかもしれない。
鹿児島市内も残ったがしばらく
考えないようにしよう…。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・いちき串木野 冠嶽園
鹿児島県・いちき串木野 冠岳花川砂防公園
鹿児島県・出水 税所邸
鹿児島県・出水 竹添邸
熊本県・水俣 エコパーク水俣
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鹿児島一人旅 4日目

2023-11-26 | 旅に出た
鹿児島旅行4日目の記事です。
ドライヤーは早朝使用禁止なので
寝癖は髪を濡らして何とかする。
この日は大隅半島に渡ります。
時折小雨がぱらつく日でした。

山川駅から2.2km歩くとフェリー
なんきゅう乗船手続15分前に
間に合わないのでタクシー予約
して移動。5分890円。
山川港から根占港へフェリー。
駐車スペースに停まった車の間を
すり抜けながら座席へ。
30分前でも窓側はすでに先客に
取られてましたね。この時間帯は
ほとんど雨が降ってなかったので、
飛ばされないよう帽子を座席に
置いた上で出港後しばらくして
外に出てみました。知林ヶ島や、
薩摩半島先端方向の穴の空いた岩
(俣川洲)が見えました。
開聞岳は頂上が雲で隠れてた。
遠ざかったら席に戻る。

予約済みの佐多岬周遊観光バス
乗ります。料金はカード払い可。
連休中なのに客2人しかいなくて、
私以上にもう一人の男性客が
本当に観光楽しんでるのか外見から
判断できないくらい全然喋らなかった
ので、コンシェルジュ(ガイド)が
車内でクイズ出しても無反応…。
花崗岩の地質とか温州みかん発祥の
地とか話してくれたけど、内向型
人間率100%だとさぞやりにくかった
であろう。ワチャワチャ喋ってくる
おばちゃん集団の方がやりやすいかと
いうと、花崗岩に興味を持つ可能性が
低いので、ガイドの話に耳を傾けず
仲間内で喋り続けてそうだが。
車窓から見える紫の花は栴檀。

まずは佐多岬。車道にはビロウ、
ソテツ(自生北限)、ヘゴ、
元はなかったガジュマル(途中
トンネルになってた)やゴムの木
などが見られます。亜熱帯感。
駐車場渋滞してたけどバスは優先で
入れてもらえる。散策路ちょっと歩く。
坂はゆるやか。途中の御崎神社は鳥居と
ガジュマルという異色のコラボ。
展望台は強風でT.M.Revolutionの心地。
天気がよくなくて屋久島などは
見えなかったけど雨じゃないだけまし。
傘が役立たずの強風+雨のコンビは
ずぶ濡れにいなるからね…。
開聞岳はうっすら見えるくらい。
檳榔島や岩場の景色もいいですね。
灯台は島に設置してある。
舟で釣りに来る人もいるとか。
グミの木の仲間や野ぶどう野いちごも
あるが保護区域だから採っちゃダメ。

北緯31度の南大隅町では
みなみじゅうじ座の一番北の星や
りゅうこつ座カノープスが見える
そうな。エリダヌス座は見えるのか
聞いてみたら、アケルナルは理論上
ギリギリ地平線(水平線)の上だが
実際には靄で見えないとのこと。
内向型だけどオタク気質なので
興味のある話題だと話しかける奴。

九州最南端の商店街かもしれない
伊座敷商店街で自由昼食。
とはいえ飲食店が元々少ない上に
休業の店も複数あり選択肢はない。
朝乗車した時に鰻屋、蕎麦屋、
ラーメン屋が提示され、鰻屋は
自分で事前に電話してダメと
言われてたので蕎麦屋の甲貴
電話予約してもらいました。
天ざるそばを希望したところ
丼物か普通のそばしかなさそう
だったので、丼は前日も食べてる
からざるそば単品にしました。
自宅兼店舗という感じ。
蕎麦は美味しかったけど満腹には
ならなかったので、近所の
田中精肉店でポテトコロッケ
5個280円を買い食い。
たまたま木曜日で開いてた
物産市さたでい倶楽部のベンチで
食べようとしたらお店の方が
「中で食べていい」と言って
くださり、お茶もいただきました。
両親へのお土産に炙り鯖茶漬購入。
佐多旧薬園寄ってみたら雨が降って
きました。レイシ(=ライチ)の
実は夏にできるらしい。

諏訪神社の2つ並んだ鳥居(左から
入って右から出るそうな)を
見てから雄川の滝へ。
大河ドラマ西郷どんで有名になり
国立公園の飛び地になったと。
ここも散策路を片道約1200m歩くが
バリアフリーになってて車椅子も
通行可能。ハルニレの自生南限。
昔集落があった名残でボンタンの
木があって開花中でした。
防空壕跡もあったがこんなところまで
空襲来たのか…。戦争怖い…。
湧水は検査してないので飲むなと。
上の高所に架かった車道の滝見大橋
からは滝は見えないそうです。
それなのに滝見って名前詐欺じゃん。
途中竹林がある。渓流は花崗岩質の
砂が太陽光を反射するとかで緑色。
滝見台は2階建てになってます。
滝もいいけど滝壺のサファイアブルー
と伏流水もいいですね!
鹿児島の滝には柱状節理多いな。
赤い鯉と白い鯉を発見。
西表島の散策路でも落ちてた白い花が
落ちてました。戻ったら駐車場脇の
「雄川のおがわ」に体が青くて羽が
茶色のトンボ。生えてたクレソンを
見習いスタッフから貰った。ワサビ味。

根占港に戻って周遊観光おしまい。
またフェリーで硫黄の臭いの山川港へ。
もしもっと悪天候になって帰りだけ
欠航になると鹿児島市街への移動に
相当難儀することになったので、
無事乗れてよかったです。
山川辺りに屋根付きの墓を見かけた。
後で調べたら何と火山灰対策らしい。
バスで鹿児島中央駅まで乗らず
山川駅から鉄道に乗り換えたのは
夕食の閉店時間の関係。
指宿から混雑、隣に座ってきた人が咳。
その顎にあるマスクは飾りかいな…。

天文館のむじゃき2階で名物白熊。
鹿児島中央駅前の支店にはご当地グルメ
わっぜえか丼がなさそうだったから
天文館に来たけどこっちにもなかった。
それなら駅前でよかったな。
少し待って通され、食事ラストオーダー
には間に合いました。チキン南蛮単品
(宮崎県じゃなくて鹿児島県で食べる奴)
と白熊レギュラーを注文。
また肉食ってるが魚メニューなかったし。
確実に白熊完食できるよう食事は単品。
いろいろ種類あるけど普通の白熊で。
白熊は熊の顔になってるんですね。
練乳掛けかき氷、サクランボ、ゼリー、
バナナ、缶詰フルーツ、いちご、ぶどう、
レーズン(?)、スイートポテト的なの、
奥に豆を確認。大盛りのかき氷だから
掬うと雪崩を起こす(笑)。
1階持ち帰りコーナーは行列になってて
みんなその場でスマホで撮りながら
仲間でつっついて食べてました。
本当に持ち帰ったら氷とけるよね…。
ちなみにレストランはワンオーダー制
なので集団で白熊1つをシェア不可。

2日目に買えなかったかすたどんを
天文館の店舗に再度買いに行きました。
やはり日曜到着は不明と言われたので
持ち帰ったけど、24個も入ってるから
重いし、うっかりどこかに置き忘れる
かもしれないし(岡山で前科あり)、
雨が降ってきたら紙袋が濡れる。
ホテルで相談したがやはり日曜到着は
確約できないと。職場用だったので
職場に直送する手もあったけど、
「土産とはいえ私物送るな」と
怒られたら嫌なのでやめといた。
酒は2日目に買って送って4日目に
着いたので、別の土産を山形屋で
買うべきだったかなーと後悔。
ちなみに一緒に実家に送った和菓子の
かるかんは私の分を取って置かれず
家族に全部食われてしまったので、
逆に実家用は最終日に熊本空港で
買って手で持ち帰るべきだったか。

2日目とは別のホテルに宿泊。
古いけど不便はなかったかな。
旅行でビジホに泊まりすぎて
ホテル名すっかり忘れてた…。
ビジホって機能面は便利だけど
良くも悪くも似通ってるしね…。
まあ酷すぎたら覚えてるので
問題なかったんでしょう。
コインランドリーは洗濯200円
洗剤無料、乾燥30分100円。
誰も使ってなくてラッキー。

Wi-Fi繋げてGGN10000mをYouTube
観戦。同じ九州だしあっち旅行して
生観戦する手もあったけど観光が
難しいし、選手関係者がホテル
押さえてたら夜遅く観戦し終えて
から泊まる宿がなさそう。
宮崎県北部だと達彦優勝時の静岡県
西部ほどホテルの選択肢もない。
感想は5月の陸上記事に追記した。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・南大隅 佐多岬
鹿児島県・錦江 雄川の滝
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鹿児島一人旅 3日目

2023-11-18 | 旅に出た
駅伝観戦の合間の投稿になってますが
鹿児島旅行レポの3日目です。

東横インの朝食時間前に出発するので
24時間営業のジョイフルで朝食。
完徹っぽい若者が騒いでた。
隣の隣の県だが大分名物だんご汁定食
とり天付きを注文。とり天でまた肉
食ってるがファミレス大体肉だわな。
時間掛かるやつだったみたいで
他の客より提供遅かったです。
だんごと米でダブル炭水化物!

鹿児島中央駅は観覧車あるのか。
まずは知覧までバス。海沿いから山を
上っていきます。ウトウトしてたら終点。
知覧平和公園に行ったのは特攻平和会館の
施設じゃなくて入口にある「乙女の祈りの
庭」目的。他のみんなは当然施設目的で
来てるから庭に寄る人は私だけ。
名称からして鎮魂や平和祈念のために
作ったと推測されるけど、刈込中心の
部分だけ武家屋敷庭園テイストの
枯山水になってます。違うかもしれない
けど後方の植栽は茶木だったりする?
だとしたら茶の産地の知覧にぴったり。
日陰に行くと蝿が来るから時々日向へ。
公園には急須から茶を注ぐオブジェ。

庭好きなので知覧に足を運んだのは
勿論知覧武家屋敷めぐりのためです。
住人がいらっしゃるとのことで屋外から
だけだけど、いっぱい庭見られるの幸せ。
私は庭を見るので1か所20分弱。
ツアーだと屋敷は覗いてすぐ帰るくらい
しか時間取らないと思いますが、庭に
興味がないとそんなもんなのかな。
石垣と生垣の昔ながらの通り、
晴れもいいが雨でも風情ありそう。
石垣が多いので、赤いサツキが
ハイビスカスだったら沖縄みたい。

まずは森重堅庭園で入園料支払い。
他の屋敷みたいな枯山水じゃなくて
池泉庭園だったのも意外で、
石のトンネルがあったのも意外で、
バックの刈込がかなりウネウネ
してるのも意外。鯉がよく跳ねる。
庭の外では薄紫のアメリカジャスミン
(においばんまつり)の花が香ってた。

7庭園でなく入場自由の旧高城家住宅
からは囲炉裏の煙の匂い。男玄関と
女玄関がある建築、外から中を覗ける。
大きくはないが刈込中心の庭もあり、
庭へは緑を潜って入ります。
朝一番は観光客も少なかったですが
外国人ツアーが来始めました。

佐多直忠庭園を見てたら、隣から
「上方が優れて地方は劣る」みたいな
考えが節々から透ける話が聞こえて
きました…。正直気分がよくなかった
ので長居しなかったです。
むしろ京都からこんなにも遠くて
地質も気候も全然違う土地なので、
その土地で採れた石や気候に合った
草木を使った、地域の特色が出た
庭園の方が面白いと思うんですが。
無理に京都の庭園を真似ても
真似は本家を超えられないです。
道端で見かけた猫が庭を横切る。

佐多民子庭園、海岸にあるような
ゴツゴツした手水鉢の石?といい、
そのそばの棕櫚竹といい、石に
生えた草といい、蘇鉄もないのに
亜熱帯の海岸を思い出しました。
本当は海岸でも何でもなくて、
麓川上流の凝灰岩質の石を運んだ
深山幽谷を表した庭らしいです。
知覧の庭園は琉球庭園との共通性が
あるとのことですが。誰もいないし、
小さい庭ということで観光客が
覗きに来てもすぐ帰るので、
一人でのんびり見てました。

佐多美舟庭園は最も広いらしい。
晴れたり曇ったりで表情が変わる。
こっちには蘇鉄があります。
一番奥に高い石を立てるのは
さっきの庭と同じで、フキの葉や
シダの葉などが囲みます。
石もあるが緑が目立つ。
また別の外国人ツアーが来ました。
鹿児島県の南の方なんて海外から
訪れづらい場所だろうになあ。
大勢いられるほどのスペースがなく
追い立てられるように退散。

知覧型二ツ家、居住用のオモテと
台所のあるナカエが分棟式だった
のが合体した建築様式だとか。
ここでお茶。黒糖と卵の菓子の
げたんはセット300円。
げたんは温められてました。
黒糖が甘ーい!やっぱりお茶は
知覧茶なのかな。涼みたくて
冷たいのにしたけど、温かい
方がしっかり味わえたかも?
持ち帰りの一人分あくまき250円
も買って後日食べてみました。
原材料が餅米と木灰汁(木を
燃やした灰から取った「あく」)
ということで餅の一種だけど、
柔らかくてういろうっぽい食感も
ありました。端午の節句(5月の
旅行だからちょうどその時期)で
食されるちまきの一種で、
木灰汁や竹灰汁により腐敗を防ぎ
長期保存が可能となるとのこと。
きなこを掛けて食べます。
竹の皮の両端が縫われてて
開けにくかったけど美味しかった。

平山亮一庭園は山の稜線型の生垣と
刈込だけの庭。サツキの花はまだ
ちらほらでした。滋賀の大池寺でも
思ったけど、こういう植物主体で
デザインされた庭って木の寿命が
来たら昔と同じ姿じゃなくて
変わっていくのかなあ。
刈り込み方も伝言ゲームみたいに
庭師が世代交代するたびに徐々に
ずれていくかもしれないし、
どれくらい作庭当時の姿を
とどめてるんだろう。

平山克己庭園、生垣が直方体とか
上だけ波型とかじゃなくて立体的。
どこの庭も植栽の刈り込み方を
工夫しようとしてますね。低い石に
添った低いサツキも特徴的です。
どの庭も地面が砂だから、風が
吹くと砂埃が舞う。雨の日の方が
鑑賞しやすいかもしれません。

最後に西郷恵一郎庭園。
高い石を覆う大きな刈込。
ここも生垣がウネウネしてます。
鶴亀の庭でもあるようです。
どこもやっぱり松が少ないかな。
槙の方がよく見かける、というか
イヌマキを刈り込んで生垣にしてる
(そして手前はサツキ)のが多い
みたいです。あと成金じゃなくて
武家だからかもしれないですが、
どこも必要以上にやたらめったら
灯籠置かない。刈込がメイン。

バスで指宿駅まで移動、海沿いに
座ったら保護されたマングローブ
みたいなのが車窓から見えました。
メヒルギ群落の北限地らしい。
駅近くの青葉に行ったら順番待ち。
10分くらいで2階の座敷に通された。
温たまらん丼を注文しました。
砂むし温泉で作った温泉卵を使うのが
ルールというご当地グルメです。
黒豚三枚肉、ミニトマト、菜の花?、
そら豆、もやし入り。とろける卵が
豚肉に絡んで旨い。さっぱりした
さつま芋レモン煮や味噌汁付き。

駅前観光案内所でレンタサイクル
いぶりんの電動自転車借りて
片道1時間掛けて青隆寺へ行こうと
したら、全部借りられたと言われた。
このレンタサイクル、表向きは駅前
だけでなく各宿泊施設でもレンタル
できるような案内ぶりですが、事前に
旅館に電話したところ「宿泊者以外
ダメ」と言われたのでご注意。
指宿駅からタクシーに乗ると高額
なので薩摩今和泉辺りから乗ると
して、どこの会社なら来てくれるか
聞いたところ、タクシー会社一覧の
書いてあるパンフレットを渡された。
道の駅いぶすきまで出てタクシーに
乗ろうとして予約の電話をするが
1軒目出なくて2軒目は断られ、
指宿タクシーに掛けたらOKだった。
いつもは使ったタクシー会社まで
ブログに書きませんが、青隆寺に
行くのに利用できる会社が限られてる
ので周知せねばという使命感(?)
から書いておきます。

ちなみに道の駅いぶすきは複数ある
らしく、タクシー呼ぶ時は通称
「彩花菜館(さかなかん)」で伝えて
ほしいと。ちなみに当初は指宿以南も
観光しようとプラン作成試みたが
如何せん公共交通機関の本数が
少なくて、観光タクシー貸し切りでも
しない限り無理だった(平日だと
知覧枕崎間のバスがあるっぽい)。
バスで道の駅いぶすきの最寄りの
観音崎バス停まで戻る(温たまらん丼
食いに指宿駅まで行ったも同然)。
「渋滞するから急ぎなら列車使え」と
バスの運転手から脅されたけど
道の駅までは問題なかった。念のため
タクシー予約はバス到着予定時刻
10分後にしていて、バス停が反対車線
で信号待ちしたので、道の駅にいた
タクシーへは予約3分前に着いた。
そこから青隆寺までタクシー9分1490円。
案内看板が至る角にあり、運転手さんも
助かると話してました。

青隆寺は以前別の場所にあったのが
平成12年にこの山に移り、山道は昔より
綺麗になったらしいです。その後の
予定もないし約1時間見ておいたけど
境内見るだけなら30分か40分くらい。
サイトにより情報が異なるけど、
最終入山16:30で17:00までいられる。
堂内は撮影禁止&携帯電話オフですが
外や庭園は撮影OKです。
移ってそんなに年数が経ってないので
新しい建築で、本当に金色の金色堂
とかあります。隣にいた煩悩多めの
子供が「何億円?」とか喋ってた。
足元にも梵字など。ほとんど枯山水
だけど庭や庭っぽいところも多数。
手水鉢?になった青石綺麗。
水を貯めた手水鉢や石には花が
添えられてる。100円で鐘撞いてきた。
本堂は中央に本尊大日如来、脇に
不動明王と弘法大師。隣の観音堂には
大理石の優美な観音像。大師堂の先、
木道を通る一番奥の庭が何となく
落ち着かないと思ったら三途の川の
ようで石が積まれてる。
時間が余ったので写経道場で初写経
してみました!なぞらない紙なら
300円でそんなに高くなかったので。
手本を見ながら筆ペンで書いていくも
ただでさえ字が汚いのに細く書けずに
字が潰れがち。書いてて気づいたけど
般若心経って無の字多いな。
無は仏教にとって重要な概念だから
まあ分かる。デジタル時代にこんなに
いっぱい文字書くの久々だし、
まともな筆字となるといつぶりか。
書き終わって奉納した頃にタクシー
予約5分前になって駐車場まで戻る。
帰りは看板が少ないので運転手さん
自信なさげだったが道合ってた。
11分1490円。バスが来る時間まで
道の駅で暇潰し。海側の展望台から
知林ヶ島や桜島を眺めてました。

指宿駅に戻り、夕食難民回避のため
事前に予約してたさつま味入店。
やっぱり満席になってて予約なしの
飛び込み客が長時間待たされたり
断られたりしてました。忙しくて
電話に出る余裕もなさそう。
郷土料理を食べられるB定食3080円。
きびなごの刺身は辛子味噌に
ダイダイを掛けさっぱり食べる。
さつま揚げはアツアツ、昆布か何か
入ってたかな。少ししょっぱい根菜の
香物付き。とんこつは軟らかい骨付き
豚の煮物です。結んだ小松菜?大根、
こんにゃく入りで、豚だけだとやや
臭みがあるのでからしで食べる。
さつま汁はネギと四角に切られた大根、
人参、油揚げ、里芋、こんにゃく、
椎茸を確認。それと山川漬とご飯。
今回の旅行はきちんと郷土料理も
ご当地グルメも食べてるね!
きびなご以外肉ばかりだが。

指宿に来たので砂むし会館砂楽で砂蒸し
体験しようと思ったが客殺到で本日終了
とのこと。連休の混雑すげえ。
宿まで歩いてたら公衆浴場の元湯温泉を
見つけたので350円払って入ってみた。
脱衣場混雑。入ってみたらシャンプーも
石鹸もなかったので温泉に浸かって
脚伸ばすだけ。泊まるとこシャワーだけ
なのでそれができるだけでも十分。

宿泊はゲストハウスまちかど
初ゲストハウスです。温泉地あるある
だけど他に一人で泊まれる宿なかった。
シーツ等一式とバスタオルを渡され、
帰りに洗濯かごに入れてくださいと。
女性ドミトリーのカギも渡された。
狭いのはカプセルホテルで慣れてる
から平気。買った朝飯は名前を書いて
冷蔵庫に入れてOK。歯ブラシは有料
なので前日のホテルから持ってきてた。
紙コップは後でキッチンで発見。
シャワーにはシャンプーもリンスも
ボディソープも洗顔料もありました。
深夜早朝は使用禁止ですが、洗面所
には洗濯機(洗剤も置いてある)と
ドライヤーもあります。
乾燥機がないので、歩いてすぐの
コインランドリーへサンダル借りて
(靴下も洗って裸足だから)行って
20分回してきました。
浴衣がないから洗った服で寝る。
こちらは比較的揃った宿&ルールが
うるさくない宿なんだと思うけど、
想像してたほど不便じゃなくて
よかった!宿の条件次第では
ゲストハウスもありですね!
特に他のお客さんに話しかけられる
こともなく、また外国人が遅くまで
大騒ぎとかもなく早寝しました。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・南九州 知覧平和公園
鹿児島県・南九州 知覧武家屋敷庭園(森重堅庭園、旧高城家住宅)
鹿児島県・南九州 知覧武家屋敷庭園(佐多直忠庭園、佐多民子庭園、佐多美舟庭園)
鹿児島県・南九州 知覧武家屋敷庭園(平山亮一庭園、平山克己庭園、西郷恵一郎庭園)
鹿児島県・指宿 青隆寺
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