Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

白馬一人旅 2日目

2024-01-27 | 旅に出た
駅伝記事続いて1ヶ月以上空いたけど
夏の白馬旅行の記事の続きです。

ヒグラシに早朝起こされる。
でも風情あるから苛つかない。
自宅じゃ暑すぎて毎晩布団剥いで
寝てたけど、白馬の朝は涼しいので
布団かぶったままでした。

この日は晴れ、八方ゴンドラリフトは
連休中で大行列。続々と来るので
ロープウェイよりは捌けるの早いが。
チケット売り場も行列だったから
前売券買っておいてよかったです。
みんなガチ登山装備。前後の相乗りに
なって後ろの席、見晴らしいいけど
朝日が暑い。気球を発見。
帰りはパラグライダーが飛んでた。

1つめのアルペンクワッドリフトは
なぜかすぐ乗れたけど、2つめの
グラートクワッドリフトは混んでた。
行列でじっと待ってると風があって
肌寒く感じました。
1つめは花を蹴飛ばしながら上ります。
特に紫の長い花が多い。2つめの途中に
オリンピックの男子滑降スタート地点が
あったけどどこに滑っていくんだろ。
途中止まった。リフト駅辺りは電波届く。

八方尾根自然研究路、最初は石の道で
登山者的には綺麗に整備されてるレベル
だろうけど素人にはあまり歩きやすくは
ないです。途中、雪が残ってるところが。
木道になると足は楽になるけど上りなので
心肺は楽じゃない。広い斜面に高山植物。
ちなみに栂池では綿毛だったチングルマは
八方池では花でした。気温とかが違う?
帰りにひっそり道の石の陰に咲く固有種
ハッポウウスユキソウ見つけた!
晴れて日差しが暑くなったり、雨具を
着るほどじゃないが雨がぱらついたり。
八方ケルンが近づくとまた石の道になる。
坂になると歩きやすい箇所が限られるので
渋滞しますね。素人なので時々這いながら
上ってく。雪渓の見晴らしはいまいち。

雪の上を渡って八方池に到着。
しかし風が強くて煽られる。
天気よかったらもっと絶景なのかな?
苦労して歩いた割には…って感じだった。
石道は下り坂のほうが足を滑らせそうで
怖い。不安定な山道下る時ほど己の短足を
恨む時はないです。何とか転ばず恐る恐る
下りきった。木道はすいすい進む。
しかし子供抱えた親の体力パねえ。
もっと時間掛かるつもりが結局リフト駅
から約2時間で往復してしまった。
黒菱平の鎌池はニッコウキスゲなどが
咲いてる湿原で綺麗だったけど立入禁止
だったし、兎平の花畑も深入りしなくても
って感じで、あまり寄り道もせず。

ゴンドラの中からデマンドタクシー
10:00に予約、エスカルプラザに直行。
5分前に来てて相乗りなしで15分くらいで
到着、実証実験中につき利用無料!
ゴンドラ(五竜テレキャビン)で上まで
行き、アルプス展望ペアリフトに乗継。
オカリナの音楽流してると思いきや、
ギターの音源に合わせて縦笛(リコーダー
+ケーナな楽器?)生で吹いてた。
上りはリフトに乗って楽をします。
着いたらアルプス平自然遊歩道の少し先に
地蔵の池があるとかで行ってみたけど
小さかったです。モリアオガエルか何かの
卵がぶら下がってました。

戻って下って石畳の湿原に寄ると
ニッコウキスゲが咲いてました。
でもリフト沿いのところが一番多いかな。
白馬五竜高山植物園はコマクサと
「ヒマラヤの青いケシ」が売りでした。
植物園なので自然そのままではなく、
計画的に決まった区域にいろんな植物を
植えてます。青いケシ以外にも、
ヒマラヤやスイスの高山植物(エーデル
ワイスなど)がありました。
薄青のケシも綺麗だが青紫の蝶も可愛い。
帰りのゴンドラでおしぼりくれたの
ここだけ。汗かいてると助かる!

エスカルガーデンには植物園にない
紫陽花や桔梗や西洋系の花もあったけど
勿論植物園の方が規模が大きいです。
そこのレストランハルで昼食。
豚は前日食べてるので自家燻製信州
サーモン・地野菜ガレット1780円。
この価格帯で食券制は珍しいな。
店内広いのでカウンター席開いてたし
さほど待たされず。サラダはパプリカ
入り。半熟卵とサーモンが中心に鎮座、
ブロッコリー、かぼちゃ、ズッキーニ、
ナス、バジルの葉?などで囲む。
ピンクペッパーがいくつか入ってた。
ガレットはチーズ付けても蕎麦が主張
してきた!ミネストローネスープの
具は人参、玉ねぎ、セロリか何か?
他の客は蕎麦頼んでました。
レストラン近くで牧野富太郎関連の
展示やってたけど、高齢女性は
本当に朝ドラ絡むと食いつきがいい。

さて決めてた行き先回ってしまった。
午後からどうしよう。
ということでゴンドラばかりだけど
白馬岩岳マウンテンリゾートに
行くことにしました。栂池で貰った
150円割引券捨てなきゃよかった。
白馬の端から端なので流石にデマンド
タクシーが来るのに15分くらい
掛かったし、移動も20分近く掛かった。
移動途中にジャンプ台や、松川の
緑と白がかった流れが見えました。
ゴンドラはマウンテンバイクの二人組と
相乗り。これも途中で止まってたな。
マウンテンバイクはゴンドラの脇に
固定して運んでました。犬も可。
結論からすると、ここは一人で行く
ところじゃないなというのと、
栂池や八方尾根みたいにトレッキング
コースがあるわけじゃないので
上ってもアトラクションに金
払わないとあまりやることがない。
人気のブランコにしても一人で
やるもんじゃないし、乗馬も結構
高額だし、カフェで金落としてほしい
からか長ベンチも表にあまりない。
ここはそんなに標高高くないから
日陰行かないと暑かった。

そんなわけでねずこの森を散策。
ぬかるみで靴汚れるの不可避で
若い人達向けじゃなく、主に
中高年が歩いてました。
彼らもおそらく他にやることが
なかったのであろう。
逆にこの森だけ方向性が違う。
映えるようなもの置いたり、
おしゃれな靴でも歩けるよう
木道敷いたりしないのか。
したら入場有料になりそう。
ねずこメインの森ではなく
ブナ時々朴の木。花はほとんど
なかった。森林浴にはなるけど
景色的には飽きやすくて、
ここだけのために上ってくるって
ほどでもないかも。いかにも毒な
真っ赤なキノコも発見。
ギンリョウソウくらいないのかと
思った瞬間現れた、というか
奥の方に行くとあちこちにあった。
あれどうやって増えるのか調べたら
虫の受粉を経て実を付けるらしい。
あれで虫寄ってくるのか…。
ぬかるみは面倒だが急坂はないので
楽な道。本気出すと暇潰しにならない
のでゆっくり歩いてた。
一番奥のうまブナは雪の重みで
折れ曲がりながらも耐えたブナ。
ねずこの巨木も見た。
一応往路復路決まってるけど
地図見てない人は守ってない、
というか守らなくても危険ではない。
奥の方は誰も来なくて一人。

降りても暑いし夕食には早いし
やることないから、犬の糞ないの
確認して日陰に地べたで座って
のんびりスマホで旅の記録打って
涼んでた。5G繋がるのか。まあ
インスタに投稿したい人多そうだし。
案の定尻が土で汚れた。
駅までの移動手段がなくなる前に
16:20に下りのゴンドラへ。
下にデマンドタクシーが停まってた
ので、白馬駅まで予約してみたら
別のが来てそちらに乗ることに。
もう一人の先客が16:45予約で
出発少し待った。6分で白馬駅到着、
もう一人は別の行き先だったらしい。
今は有料化してクレカ決済になった
ようですが、当時は無料で便利でした。

17:00を待って白馬駅前の助屋で夕食。
ラーメン屋は「予約でいっぱいなので
入れません」と断られないのがいい。
女性アイドルずっと流れてるのは
やっぱり客層が男性中心だからか。
助次郎950円頼んでみたら
「結構ボリュームあるが大丈夫か」と
聞かれました。決して少食ではないし
消費カロリー多かったから問題なし。
麺太いスープ濃いチャーシュー多い。
底の深い容器。猫舌だからスタート
ダッシュはできなかったが普通に完食。
朝食のバゲットの方が唾液吸い取られて
食べづらかったほど。メニュー写真より
量が少なかったから、たぶん「こいつ
完食できるわけないだろ」と判断され
通常より減らされたと思われます。
まだ腹には余裕あったけど。
卓上でセルフニンニクマシ。

また駅からタクシー5分1540円で宿へ。
バスだと降りてから八方ゴンドラ付近
からの上り坂がキツいというのもある。
見ようとしてたアジア選手権5000mが
19:20開始に変更されたので先に入浴。
初めてボ○ニスト使ってみたけど
香りが好みじゃないし、ボディソープの
肌に残る感じがちょっとなあ。
またロビーで「乙嫁語り」読んでた。
何か伝えたいメッセージがあって
必死で描いてるというよりも、
たぶん中央アジアやこの時代が
好きだから、凝った衣装とか
描き込めるんだろうなあ。
アジア選手権はWAランキングを
考えると順位もタイムも稼ぎたい
ので塩尻選手引っ張ったけど
(タイの暑さに音を上げてたら
群馬で生きていけん)結局ペース
メーカーにされてしまった…。
表彰台うっかりすぐ乗ろうとした
塩様かわいいよ。負けての銀メダル
だから嬉しくなさそうでした。
眠くなって22時過ぎに寝た。
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