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Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

鹿児島一人旅 2日目

2023-10-28 | 旅に出た
1か月開いちゃって忘れかけてたけど
鹿児島旅の記事続きです。

前日の火傷の水ぶくれ剥がれて痛え。
朝食はコンビニで買った宮崎名物
じゃりパン。砂糖多いな!

霧島神宮行きの高崎観光バスに乗って
朝から関之尾の滝を見に行きます。
このバスはSUNQ非加入なので
現金払い。乗客は私だけでした。
園内工事中で吊り橋の方には行けず、
滝を見られる展望所は1か所。
バス停から何分も歩かず着きます。
水量があり豪快に勢いよく落ちる。
曽木の滝も龍門滝もだけど、
鬱蒼とした森の中で落ちてるんじゃ
なくて日向で明るい滝です。
展望台は林なので涼しかった。

辺鄙だが宮交タクシー予約できた。
やっぱり地域最大手の会社に電話
掛けた方が成功率高いのかな。
乙房までタクシー11分2290円、
そこからSUNQパスの使える
宮交バスで都城市街地に戻ります。
ちなみに滝から市街地までタクシー
乗ってたら料金だいたい倍になる。

お次は都城島津邸。開館まで少し待つ
予定でいたらバス遅延でぴったり。
御門は台風で損壊してなくなってた。
本家からは戦国時代より前に分家。
伝承館という史料館もあったけど
本宅の見学のみにしました。
端午の節句前で五月人形をいっぱい
飾ってた。昭和天皇宿泊時に改装、
使用した2階の寝室とその隣の
ドレッシングルームが豪華。
お付きの人や警備用に使われた部屋も。
提供した食事の再現レプリカがあった。
28代当主母の部屋の欄間がユニーク。
屋根瓦には島津家の家紋があります。
屋内見学して2階や縁側から庭園を見たら
外からも庭園をぐるり。芝生に植栽と
石を配した近代の庭です。縁側からだと
見えないけど向こう側に池があり鳥の声。
コンクリート製のプールがあり、
敷地の端の芝生ではテニスをしたと。
バス停に向かう途中、クスノキ並木から
小さい花が次々と落ちてきました。

また関之尾の滝と同じバスに乗り、
今度は終点霧島神宮まで。
うとうとしてたら着いた。
おおとりいで郷土寿しランチ880円。
メニュー日英中表記でした。
清潔感重視の人はもっと高い店行った
方がいいと思うけど、郷土食材
いろいろあるのが面白そうだなと。
黒豚、鹿肉、地鶏、きびなご、豆腐、
緑茶いなり、こんにゃく。
魚入り茶碗蒸しとサラダと味噌汁付き。
豚肉も鹿肉もいい炙り具合。
あれ、またきびなごと茶碗蒸し以外
肉食ってる…。地鶏は鶏刺しで、
一度カンピロバクターに当たった
トラウマがあるのでビビった。
他県の変な店じゃなくて鹿児島の店
だからか無事に済みましたが。

腹が満たされたら霧島神宮に参拝。
石段上るけど犬飼の滝急いで上った
キツさに比べたら軽い。
車で来て駐車場からだと上る距離
少ないかと思います。展望台からは
海の向こうの桜島。坂本龍馬が
新婚旅行で来たんだと。
参拝待ちながら本殿の彫刻を見る。
国宝ということは遷宮しないで
ずっと同じ建築なのかな。
池から蛙の声が響きます。
帰り石段下りてたらタヌキ発見。

まだまだ滝を見る。バスで丸尾滝。
降りる客が多く、事前に両替する
客もいて出発到着5分遅れる。
みんなフリーパス類使わんね…。
買いづらいのか、元が取れないのか、
それとも存在を知らないのか。
バスは見晴らしのいい道を上った。
丸尾滝は温泉が流れてるらしく
硫黄の匂い、滝壺は青と白の絵の具を
溶かして少しグレーにしたような色。
岩壁が斜めの柱状節理だから、
まっすぐ落ちる水の後ろ側で
柱状節理に沿って斜めに水が落ちてて
面白い。滝の上は照葉樹林みたい。

乗ったバス、霧島神宮と霧島神宮駅で
降りる客が皆両替に手間取ってて遅れる。
しかしバスも客のもたつきを見込んでたか
さほど遅れず国分山形屋に着いた。
バスを降りたら、向かいの営業所に置いて
あった配車専用電話からタクシーを呼ぶ。
実はGW期間中(合間の平日だったが)は
予約できず、営業所にたまたまタクシーが
待機してたら乗っていいと言われてた。
電話して5分待たずにタクシーが来た。
西広瀬バス停近くの広瀬西交差点まで
9分1190円。ここからバスに乗り継ぐけど
街中で信号掛かりまくってたので焦った。
丸尾滝行かなきゃバスで乗り継げたが
待ち時間暇なので金で観光時間を買った。

バスに乗り継いで旧田中家別邸。
福山町出身で関西実業界で活躍し
衆議院議員にもなった田中省三の別荘。
庭は池泉庭園で、菖蒲やツヅジや
白い撫子が咲きビワが実ってました。
普通のセイヨウタンポポではなさそうな
綿毛の草何だろう。池の島には白い花、
ソテツも相俟って亜熱帯感。
風に吹かれて木の上に佇む青鷺に何故か
威厳を感じる。日本庭園にしては松が
目立たないような。非常に温暖な土地
とはいえ松の生育に適さないほど
気温が違うことはないと思うけど
(害虫が活発になるかは知らん)。
大正期建築の屋敷内にも無料で入れます。
あるあるだけど洋風応接間がある和風建築。
温暖すぎて5月なのに蚊に刺されたようだ。
16:30で閉められたのでバスが来るまで
海と桜島を見てのんびりしてました。
近くに黒酢の産地があるらしいが
飲みに行く時間まではなかった。

バスで国分の市街地に戻り、デパートの
山形屋で父にプレゼントする芋焼酎3本
セットと土産の和菓子(かるかん+
はるこま)を購入して発送。
さらに薩摩蒸気屋でかすたどんを購入&
発送しようと思ったら、希望日の5日後
までに関東に着かないかもしれない、
賞味期限もその分短くなると言われて
買うのをやめました。山形屋で別の
お菓子買っておけばよかったけど、
山形屋では「急いで送ってあげる」と
言ってくれたので(サービスが流石
デパートですね)今更戻って追加を
お願いすることもできなかったです。

ご当地グルメ豚のアゴ肉を食べたくて
地元の焼肉屋に行ってみたけど
休業か貸切か開いてない。それでも
焼肉欲が収まらないので、アゴ肉は
ないけど焼肉なべしまに入店。
鹿児島発のチェーンではある。
カルビ&ホルモンセットにタンすじ塩を
追加で2800円。タンすじはタン先や
タン下を使ったタンの安価版だけど
コリコリしてるしまあいいか。
カルビと言ってるのはアメリカ産ハラミ
らしいがハラミ好きだから良し。
結局肉ばかり食ってるが翌日以降も
肉ばかりの模様。セットにはライス、
キムチ、わかめスープ、サラダバーが
付いてきた。豆苗や水菜を食べたくて
サラダバー3杯食ったった。
鹿児島産とは限らんけど鹿児島らしく
サツマイモもあった。食いすぎ。

国分から鹿児島中央に移動。
バスだとSUNQパス使えるけど
翌朝早いのに到着が遅くなるので
特急列車で移動。東横インに宿泊。
コインランドリーは洗濯200円
洗剤別売30円、乾燥30分100円。
だいたいのホテルはエレベーターの
各階案内にコインランドリーの
ある階を書いてるけどここは不明。
フロントに電話したら1階奥と。
なるべく使わせないようにしてるの
かも。行ってみたら洗剤が自販機
10円玉専用で取りに戻る。めんどい。


《写真ブログ記事》
宮崎県・都城 関之尾の滝
宮崎県・都城 都城島津邸
鹿児島県・霧島 霧島神宮/丸尾滝
鹿児島県・霧島 旧田中家別邸
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鹿児島一人旅 1日目

2023-09-23 | 旅に出た
GWは鹿児島に行ってきました。
鹿児島県は初めてじゃないのですが、
これまで屋久島、奄美大島、沖永良部島、
与論島とずっと離島ばかり攻めてて、
本土は空港から船の乗り継ぎで通過した
だけなので実質初めてです。
コロナの自粛ムードもなくなってきた
時期だったので、これまでほとんど
控えてた空路使った旅行も再開。
庭めぐりと思わせといて割と滝めぐり。

機内では富士山見たらウトウト。
フライト画面で周り山なのにあと0kmとか
表示出てて「この山のどこに鹿児島空港
あんのさ?」と疑問に思ってたら、
実は山の上の台地に空港があって
すぐ滑走路が見えました。
旅の前半はSUNQパス南部九州版を駆使。
8000円で3日間鹿児島交通や南国交通の
バスが乗り放題になります。
新宿のリムジンバスチケットカウンター
(営業時間はバス出発時刻に合わせて
5:15~17:15頃)で買おうとしたけど、
実は九州外の窓口では本券を買えず
引換券しか買えないことが判明。
空港の窓口で引き換えられるけど、
営業が9:00からで乗るバスが9:05発で
余裕ないから本券欲しかったのに…。
引換券を事前に買っておいても結局
窓口で時間食うことになるので、正直
当日現金持って行かずに済むくらいしか
メリットがないし、逆に引き換えに
失敗した時に無駄金になるリスクの方が
大きいから悪手だったと後で思った。
結局数分フライングで窓口開けてくれて
バスに間に合ったので問題にならず。

温暖な鹿児島は半袖でも寒くない、
というか天気がよくて半袖じゃないと
暑すぎたと思います。
バスは茶畑を通って行きます。
静岡県抜いて茶の産出額1位らしい。
古い車両でよく揺れる。
大口から月曜金曜のみの伊佐市内バスで
北薩病院まで移動。病院を西口から出て
牛舎や麦畑や朱塗りの打出小槌の鬼瓦
(あれは石州瓦に見える)の集落を抜け、
約25分歩いて曽木の滝。
直線的な岩から割と直線的にかつ
若干ナイアガラ型に流れ落ちて、
水量もあるし豪快で男性的な感じ。
高さより幅の広さが見どころ。
火曜水曜木曜だともう少し滝の近くで
停まるバスがあるけど、事実上往路
13:17着復路14:08発の便に限られ、
他の予定と組み合わせにくかったです。
いずれにせよバスで行こうとすると
曜日限定(休日不可)の滝。

大口に戻って福島食堂で昼食。
トンカツちゃんぽんが有名らしいけど、
バスの出発まで時間がないから普通の
ちゃんぽん並を注文。味噌ちゃんぽん
でも面白そうだったなー。
食べるものが偏りがちな旅行中に
具沢山は嬉しい。喉カラカラだった
のでセルフで水3杯飲んだ。

空港に戻り加治木行きのバスへ。
乗り継ぎ8分でトイレにも寄ったから
ギリギリ。まだ少し暑い中、
加治木インターから歩いて龍門の滝。
この滝は高速道路からもしっかり
見えるくらい開けてるから、逆に
山の日陰がなくて暑いです。
住宅街の車道から展望台までは
さほど歩かず。滝壺近くまで下りる
こともでき、日陰に行けば風が涼しい。
かなり高さがあって、両脇が照葉樹林
なのが南九州らしくてポイント高い!
(ただし展望台から見ると竹林)
水が流れる岩壁が柱状節理なのも
かっこいいですね。距離があるのに
水しぶきが飛んでくる。
滝壺に落ちる飛沫に虹。
曽木の滝の方が観光客多かったのは
観光施設併設してたからだろうか。
高さタイプと幅タイプで違えど、
優美系じゃなくてダイナミック系
なのは共通ですね。
時間が余ったので龍門司坂の入口
だけ覗きに行きました。
木漏れ日の石畳、花の甘い香り。
バス停近くのぼこっとした山の地形が
気になって、後で調べたら蔵王岳と
いうらしい。地層の中にマグマが貫入
して、周囲の浸食でマグマだった部分
だけ残ってあの形になったようだ。
下の方は針葉樹の人工林だけど
上の方は崖で手が付けられなかったか
照葉樹林のまま。

バス10分遅れ。また空港に戻って
タクシー20分弱3740円、犬飼の滝。
近くの和気神社で藤まつりやってる
らしいが寄る暇ない。電波が届かず
タクシーでカード払い不可でした。
バスの遅延のせいで時間がなく、
急いで危ない急坂(雨で路面濡れて
たら滑りそう)と階段を降りて
滝を見に行き、見たらすぐ引き返し
息も絶え絶えになって根性で
高低差50mの階段をひたすら上る。
往復15分でヘロヘロ。
車道脇の展望台はちょっとしか
見えないので下りてよかったけど、
滝を堪能する時間が足らん!
滝壺のところが洞窟みたいに
岩が削られてて、さっきの2つの
滝とはまた違った趣でした。

さらに乗るバス停の位置で混乱。
犬飼バス停が3か所くらいあって、
右折した公衆浴場の近くの方の
バス停だと思ってたら霧島神宮駅
行き時刻表がなく、右折せず少し
直進の方のバス停に時刻表があり、
反対側で待つよう書いてたので
そのとおり待ってたら、乗った
バスの運転手から公衆浴場側
バス停で待つよう言われた。
どっちなんじゃ。
ちなみに犬飼バス停は平日だと
霧島神宮往復で往路7:41着
復路8:14発のバスがあるけど、
初日に組んだから早朝のバスは
乗れず、またコミュニティバスも
時間が合わなかったです。
夕暮れのレンゲの花畑。
霧島神宮駅の入口には鳥居、
他宗教信者が嫌がらんのか?
軒にも待合室にも燕の巣。
夕方になって気温下がってくる。

JRでこの日宿泊する都城へ。
時々肴雷田で都城おでん。
月曜の割に賑わってたけど
カウンターに座れました。
都城おでんは練り物は少なく
肉や野菜を入れ、主な具は軟骨・
もやし(おやし)・巾着らしい。
なのでトロトロ軟骨、自家製
もちもち巾着(炭水化物なので
これが主食か)、豆もやしと
栄養考えてブロッコリーの
おでんを注文。
プラス霧島鶏セセリ焼。
お通し350円にも軟骨があって
他には切り干し大根ともずく酢。
まず巾着以外のおでんが土鍋で
来たがうっかり手が触れて火傷。
軟骨が箸でちぎれるくらい
軟らかくて美味しい!
豆もやしとブロッコリーも
おでんとしてありですな。
定番の練り物頼んでないのも
あり、おでんというより煮物
食べてる感覚でした。
宮崎鶏だし使用、塩辛くない
ので汁だけ飲むのも可。
ブロッコリーと巾着は想像より
大きく、巾着にはひじきとか
豆もやしとか具が入ってた。
最後の霧島鶏はなかなか来なくて
チキン南蛮にすべきだったかと
思い始めた頃に肉の焼ける匂い。
炭火の匂いが強い!肉も濃厚。
柚子胡椒?でたまに味変。
計2350円。お冷やが出てこないから
火傷した手を冷やすものがなかった。

宮崎県初宿泊。ホテルは古いけど
清潔感はあるしDHCのシャンプーも
よかった。蛇口がもう少し長ければ…。
Wi-Fi接続失敗。コインランドリーは
洗剤別売50円で洗濯300円、
乾燥30分100円とやや高めでした。
翌日6:00起きなので23:00就寝。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・伊佐 曽木の滝
鹿児島県・加治木 龍門の滝
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関西一人旅2023冬 3日目

2023-09-02 | 旅に出た
旅行最終日は滋賀県南部の観光。
主に要予約の施設・寺院を見学。
旅行前に電話掛けまくってた。

京都駅前のなか卯で朝食、
鯖ほぐしたまかけ朝食に納豆を
付けて500円。出費変わらないし
コンビニ朝食よりこの方がいいかも。
たまには納豆食べんと。たまかけなの
忘れてゆで卵みたいに割って失敗。

南草津駅前に小さい庭というか灯籠。
滋賀県は京都より寒いね。暖かい予報
だったけどセーターにしてよかった。
雪の比良山系。守山からバスに乗ったら
車窓からSGH中谷選手のポスター発見!
大庄屋諏訪家屋敷は江戸後期の建築。
壁がピンク系なのが印象的でした。
土間を見上げると大きな梁のほかに
茶葉を保管する屋根裏の収納スペースが
(滑車付き)。偉い人が駕籠から直接
下りられる入口があります。仏間の隣の
部屋の組子細工の窓飾りが素敵。
茶室くらいの広さの従者用控えの間も。
書院は複数あり、奥座敷からは枯山水、
中座敷と主屋からは池泉回遊式の庭園が
見られます。池泉庭園は回ってOK。
雪が僅かに残ってた。あいにく川の
水位が下がって今は涸れた池ですが、
昔は川から舟で入れたそうな。
琵琶湖をかたどった池らしい。
江戸前期の茶室は大津圓満院から移築、
明治天皇が使ったため瓦や欄間に
菊があしらわれ上段の間もある。
茶室は本来身分が高い人もにじり口を
潜ったものなのに、上段の間がある
なんて時代とともに変わるなあ。
仏教関係の集まりで一部の部屋が
貸し切られててお経が聞こえてきた。

バスで琵琶湖大橋を渡ったら浮御堂が
遠くに見えた。堅田に入り、予約済みの
居初家庭園。居宅のチャイムを鳴らして
個人情報記帳して入ります。居初氏は
中世は水軍も保持し近世は船運を仕切る
大庄屋に。茶室を天然図画亭と言います。
庭園は17世紀後半の江戸期の作庭。
サツキの刈込と松を使っているけど、
あられ敷の敷石が素敵という意味では
出雲風。蓬莱山水として鶴亀の島を配置。
松以外も常緑広葉樹が多く落葉樹が
少ないので年中楽しめますね。
春になればアシビが咲くとか。
漁港の建造物が目に入るけど、冬枯れの
葦生える琵琶湖と近江富士が本来の借景。
鳶が目の前を飛び、野良猫も庭を横切る。
茶室に入ると柱や障子で額縁効果。

手前の城山三郎文学碑のあるところで
浮御堂と琵琶湖大橋を横からチラ見したら
湖族の郷資料館でレンタサイクル…の
つもりが自転車全部借りられてしまってた。
早足で美登路へ行き昼食。すでに親子連れで
混み気味。12:00までには店を出たくて
迷う暇ないのですぐ近江牛他人丼900円を
即注文(もち入りみそ煮込みうどんも
気になったが餅を早食いは危ない)。
阪神の選手のサイン飾ってる。
天ぷら付きの客よりは早く来ました。
近江牛うまい。蕎麦入り汁と漬物付き。

おごと温泉駅からバス、急坂を上って
梅咲くのどかな集落を抜けて東光寺。
ここに自転車で行くつもりしてた。
門を入って左手に池泉庭園。
生垣をバックに、幹を伸ばして
刈り込んだ木や苔やシダの築山、
手前に小さな島のある池。
春の陽気だけどここも雪が残る。
門の瓦屋根に龍や魚に乗った神様、
塀の瓦屋根に兎を発見。
ところでコロナ禍以降バスに乗ると
乗客みんな頑なに自分が降車ボタン
押すの拒んでるよね(笑)。
触りたくない気持ちは分かるけど、
誰も押さなくて誰かが降参して
押すのが通過ギリギリになったら
運転手としては嫌だろうなあ。
おごと温泉駅のトイレ、案内板だけ
綺麗にして中は古い和式だった。
案内板なんか新調してくれなくて
いいから洋式トイレ用意してよ…。
温泉目当てなのか外国人多いのに
和式ばかりは困るんじゃない?

比叡山坂本駅前に庭っぽいの発見。
唐崎で下車、こちらも予約済みの
盛安寺。門の前に穴太衆積み石垣。
やはり雪が残ります。寺務所で
声を掛けたら本堂から入るよう
言われました。お参りと志納を
したら少し開けてある扉の先へ。
斜面に石とサツキ・ツツジの刈込を
配し、斜面上には生垣、手前には
杉苔が生える。生垣の向こう、
ソテツの頭だけ残った葉がまるで
鳥みたい。お寺の方が来られて
説明いただきました。石は仏
(二十五観音って仰ってたかな)、
刈込は雲を表す聖衆来迎曼荼羅
庭園。雪が積もるともっと
雲っぽいかもしれません。
ツツジの咲くGW頃に特別公開
予定。朝顔や菊の花の襖絵があり
桃山御殿の遺材と伝わる客殿書院は
上段の間(非公開)があり、
そこからの眺めがいいように庭が
作られてるということです。
雨戸がないので台風が来ると障子が
濡れる、昔は雑木林に囲まれて
雨風を防いでいたが今はなく庭から
マンションも見えてしまうと。
屋根も昔は瓦ではなかったらしい。
日差しが強くて体感温度高くなる。

京阪線で穴太から瓦ヶ浜へ。
やはり予約済みの記恩寺蘆花浅水荘。
電話で15:20と伝えたはずが15:00と
誤解されてしまってたようで、
門から入ったところで電話を
いただいてしまった。
最初45分と聞いてた気がするけど
丁寧に説明いただいたのとこちらも
キョロキョロしながら質問してた
ので80分滞在してしまった。
建築と庭園をともに楽しむ目的が
あったようで、あちこち趣向を
凝らしてて面白かったです!

山元春挙が故郷に近いこの地に
建てた別荘。画家だが襖には絵を
あまり描かず(欄間も華美ではない)、
引き具を卵型や楕円や満月、半月、
茶室の三日月、竹の間の千鳥にしたり
高さを変えたりして趣向を凝らした。
また名木やその木目や切り方(角を
丸くした付書院の窓も)にこだわる。
障子の下に松葉の絵。最初に案内
された部屋は床の間が広かったです。
縁側の内側は狭い廊下ではなく、
見上げると船底をひっくり返した
ような天井、北山杉を一本通すが
屋根を支えるものではなく、柱で
庭が見にくくならないよう上から
引っ張る工法。池大雅や頼山陽の
書を飾る。歪みガラスから一望できる
庭は元はもっと琵琶湖が迫ってて
借景になってたのが、道路ができて
埋め立てられ(それでも遠ざけて
もらったとか)、周囲や琵琶湖の
向こう岸にビルやマンションが
建ったので様変わりしてしまい、
道路を隠す木を植えたので琵琶湖は
あまり見えなくなりました。
名称「蘆花」の由来でもあるアシは
毎年4月に切っているそうです。
後で回遊させてもらいましたが
築山の向こうは元々琵琶湖で、
石段があって舟着場になっていて
舟から眺める屋敷がよかったと。
書院撥雲亭は雲を掻くほどの高さの
イメージ。庭の左右に独立した
茶室があり、右側の記恩堂は持仏堂
兼茶室で、待合(にじり口の反対側)
も石仏もあり、屋根付きの渡り廊下で
屋敷に設けられた茶室に繋がる。
屋敷の茶室にはにじり口はなく、
網代天井に雪見障子の下も網代、
槇の柱は装飾、枯れた白梅の枝が
面白いので蹲の近くに飾ってる。
膳所城の鯱も飾ってました。
反対側の莎香亭にはさらに狭い
梅の間があり、「閑」や「静居」の
書があるように集中したい時に入室。
襖や棚など梅の絵が多いです。
曲がった竹で区切った壁と神棚との
間にスペースがあり結界と。
ここの下から琵琶湖まで昔は水が
流れ、支柱が石の上に立ってます。
中秋の名月が映る位置に水。
左側の茶室近くに木の灯籠らしきもの。
竹の間は竹だらけ。柱も飾りも照明も
襖絵(1セットだけ本人の絵)も
書棚の取手も窓飾りも床の間に置いた
香器もぜーんぶ竹!竹と伸びた枝を
そのまま使った柄杓も見せていただいた。
中庭も竹があり、襖の千鳥が飛んできた
ような効果を狙ってます。
中庭には鶴亀が隠されていて橋の欄干が
あります。玄関にも瀬田の唐橋の欄干。
「融」の字を書いた人面木の飾り。
2階は洋間、応接室。1階の照明もだけど
家紋の桔梗入り。桔梗は天井にも。
テーブルとチェアは薔薇っぽかった。
3本の瓢箪にそれぞれ松竹梅と狂歌を
描いたのを飾ってました。
隣の広いアトリエには余った竹による
楽器や画材を展示。弟子を富士山などに
写生旅行に連れて行っては弟子に自分と
名乗らせて宿の主人をからかったとか。
富士山に見える木目に登山者や木を
描き込んだのを展示。練習台では
得意とした青の表現を練習、岩絵の具も
残るが青は輸入品で貴重だったと。
北以外の三方に窓があり光を取り入れて
絵を描いたそうです。お寺なので
釈迦の絵を本尊にしてアトリエ北側の
休憩室だった場所に祀っています。

京都駅新幹線改札内の土産屋で残りの
全国旅行支援クーポン1000円消費。
クーポンで時間が掛かるのか長蛇の列。
夕食はロースカツ弁当でもないか
探したけど全体的に売り切れ間近で
選択の余地がなく、志津屋のカルネと
焼鯖鮨(朝も鯖だったのに…)にした。
しかしこの焼鯖鮨が駅弁に適さず失敗。
まず包んでる笹を広げると新幹線の
座席テーブルの幅をオーバーする。
通路側座れたからなんとかなったけど
真ん中席だと辛かったですね。
次に切れてなくてナイフで切らないと
いけない。シェアなんかしないから
最初から切っておいてくれ。それと
笹の上に醤油垂らしたらこぼしそうに
なった。自宅で食べるならいいけど
駅で駅弁として売るもんじゃないよ…。
カルネは安定の味です。
旅行前に9000円くらい突っ込んでた
Suicaの残額が1000円切った。

京の冬の旅は毎年は行かなくても
いいけど、今回の西本願寺みたいな
大物の特別拝観ができるようなら
また行くかもしれません。
関西の要予約庭園に結構行けたのは
よかったかな。でもまだまだ関西は
未踏の庭がいっぱい残ってて
ディープな底なし沼の様相。
来年の冬は久々に南の島に行きたい
けど仕事忙しいかなあ。


《写真ブログ記事》
滋賀県・守山 大庄屋諏訪家屋敷
滋賀県・大津 居初氏庭園
滋賀県・大津 東光寺
滋賀県・大津 盛安寺
滋賀県・大津 記恩寺蘆花浅水荘
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関西一人旅2023冬 2日目

2023-08-12 | 旅に出た
この日は京の冬の旅特別拝観中心。
2月なのに13度と高温予報なので
耳当てをホテルに置いていった。

旅行のたびにコンビニ朝食じゃ
飽きるので今回は3日とも外食。
九条(の方が京都駅より近い)から
地下鉄で今出川に出て、やよい軒で
朝食。ちょっと変わったものをと
大豆ミートの生姜焼き定食、
ご飯をもち麦に変更して710円。
大豆って分からない。生姜効いてる。
玉ねぎともやしと炒めてて味濃いめ、
個人的にはもっと薄味の方が好き。
他にはキャベツサラダと豆腐と
ワカメの味噌汁付き。サラダは
ドレッシング掛かってるのに何故
さらにマヨネーズを添えるのだ…。
全体的に塩分多くね?汗かいて
塩分が必要になる人向けの店?

北にあるからか御苑の森林効果か
京都駅周辺より気温低く感じた。
近年整備された京都御苑近衛邸跡
庭園へ。池の水は半分くらいしか
張ってなくて、浅い水辺で小鳥が
水遊び。立派な桜は冬で裸の姿、
花は椿のみ。奇をてらったりも
質素に走りすぎたりもしない、
趣味のよさそうなさまざまな石を
使った公家らしい庭でした。
水際に斜めに立った素敵な石が
水面に映り線対称になってるのが
面白いが、やがて朝日に遮られる。
体操する集団、ジョギングする人。
密でもないししばしマスク外して
雨上がりの草木の香りを吸う。
九条駅で買ったバス1日乗車券で
烏丸今出川から堀川今出川まで
2区間だけ乗って楽した。
大徳寺方面のバス停まで行ったら
バス停の場所移動してて慌てる。

京の冬の旅3ヶ所目、大徳寺三玄院。
初公開で人気らしく、開門10:00前に
行列。ツアーとバッティング。
小さい寺で大人数は入れないようで、
予約なしの客は待たされてました。
門に入る前にメール提示とスタンプ。
大きな荷物は受付で預け、リュックは
お腹側で抱えるよう言われました。
残念ながら昨雲庭も含めて撮影禁止。
ここも石田三成ゆかり。
昨雲とは人間本来の清浄な姿と。
大徳寺境内の松並木を借景にした
禅寺庭園、左奥に滝石組があり白砂で
海原を表す枯山水。滝壺の白い石は
天然記念物になっている硅灰岩で、
少ししか顔を出していないが6トンの
大きな石だそうな。前日降ったのか
端の方に雪が残ってました。
ぐるっと回ると古田織部設計の茶室
篁庵(非公開)周辺の庭とか
中庭とかもあったが全部撮影禁止。
一部客のマナーが悪いのか京都では
だんだん特別公開での撮影禁止が
増える傾向にあるけど、そうなると
特別公開中心に回っちゃったら
全然写真が残らなくなるね…。
仏間には八方睨みの虎と、雲の
向こうの鱗と波打つ海しか描かない
龍の襖絵。春夏秋冬の4つの部屋、
夏の間の襖絵の小猿が可愛い。
大勢の客を早く捌かないといけない
からかガイドの説明も比較的短め。

スタンプ3つ集まったので今宮神社で
あぶり餅。一和かかざりやか悩むね。
時間の余裕がなく空いてる方にと
結局かざりやに飛び込んだが、
よく見たら私のいた時間帯は
一和の方が空いてたかも。
5串で緑茶付き。まろやかで甘い
たれとこんがり餅がおいしい!
一和だともう少しあっさり味との
噂で、いつか食べてみたいです。
神社にお詣りする時間はなかった。
歩いてるとダウンジャケットが
暑くなってくる。翌日もっと気温が
上がる予報なので心配になる。

車窓から見た出町ふたばの行列
長すぎ。京都市役所前で下車、
がんこ高瀬川二条苑でランチ。
庭を見たいのと、全国旅行支援の
クーポンが使えるのとで。
雛飾りがお出迎え。今日は胃もたれ
したくないから天ぷらは念のため
避けようと思い、冬野菜とぶり御膳
2178円。結局少し胃もたれしたが。
前菜3種盛り(季節のお浸し=出汁が
効いた水菜、かぶら柚子味噌掛け、
蒸し鶏おろしポン酢)はどれも
あっさり美味。冬野菜とぶり盛
(ぶり切り身、下仁田ねぎ、どんこ
椎茸、水菜、薬味)、大根煮、ご飯、
香物、赤だし。ぶりはお造りとして
柚子胡椒かわさびで食べ、
ねぎと椎茸を入れてぶりしゃぶにし、
ぶり大根としても食べる3種類の
楽しみ方がおすすめと。何だかんだ
お造りが一番好きでした。野菜は
冬ということで根菜が多い感じ。
椎茸なかなか煮えないね。

ここは意外に提供が早いので、
食べて支払い終えてからサンダルで
高瀬川源流庭苑をゆっくり回ります。
南向きで昼間は逆光になるから
曇りの日か夕方の方がよさそう。
日本一大きな吾妻屋風灯籠(全体は
御影石、支柱は網代石)が目立つ、
川の水を取り入れた池泉庭園。
山縣有朋第二無鄰菴ってことは
小川治兵衛の作庭?と思いきや、
元は約400年前の豪商角倉了以の
別邸。池の向こう側に石が積まれ、
町中にありながら渓谷を模す感じ。
実際には渓谷ではなく岩は東山で
滝は高瀬川とのこと。茶室方向からの
流れはさざれ石で水音を響かせ、
茶庭は小堀遠州の作と伝わります。
向こう側にも橋で渡れる。紅梅が咲く。

京の冬の旅4ヶ所目は上徳寺。
地図が分かりづらいが五条通ではなく
東側の道から入る。こちらは撮影可。
家康側室の「デキる女」こと阿茶局の
寺で、肖像画と墓もありました。
今年の大河ドラマ家康だからタイムリー。
いや一度も見たことないけど。
本堂は金色の柱+珍しい螺鈿の柱。
文化財として東京で調査中の本尊
阿弥陀如来は玉唇といって唇に水晶が
嵌められ、草津の鞭崎八幡宮から
移してきた快慶の仏像だそうです。
塩竈山と号するのはこの地に源融の
屋敷があって、川から水を引いて
池を造り陸奥の塩竈に似せ、海水を
難波から運び塩を作らせてその煙を
楽しんだからと。隣の庫裏?では
桜と紅葉の襖絵や掛軸画、床の間にも
壁画。庭は白い小石を敷き詰めた
枯山水ですが新しそうです。
最後に世継地蔵の方に行ったけど
独身だから子授け祈願はしてない(笑)。

5ヶ所目は東本願寺大寝殿・白書院。
参拝接待所から入る。靴は靴袋に入れ、
見学客と分かるよう札を首から下げる。
特別公開エリアは撮影可。白書院の周りに
庭があるけど、御影堂側のも反対側の
枯山水もそんなに古くないかな。
タイル嵌め込んだ灯籠みっけ。
室内は藤の花の壁画が多く、親鸞の祖先が
藤原氏だからとか。違い棚が面白い造り。
竹型の欄間。付書院の欄間がおしゃれ。
白書院から見やすい位置に建てた能舞台は
普段は劣化防止で松の絵を隠していて、
ここでT.M.Revolutionがイベントをやった
ことがあると(歌ったの…?)。
大寝殿はまさかの床暖房で畳ポカポカ。
寝る場所じゃなくて行事や儀式に使う。
悟り前、悟り、悟り後を表した壁画
(風竹野雀、歓喜、古柳眠鷺)も。
靴を脱いだまま御影堂と阿弥陀堂にも
回ってお参り。特に阿弥陀堂は金色強め。
江戸期建築の残る西本願寺と違って
蛤御門の変で焼けたので、東本願寺の
建築は明治期以降ばかりで重文では
ないらしい。帰り、北側の道を通ってたら
立入禁止の門から庭らしきのを覗けた。

風俗博物館行こうとしたら休みでした。
西本願寺でこちらも金色の阿弥陀堂の
お参りを先に済ませて(御影堂は工事中)
予約時間までベンチで待機してました。
読経が始まって声がしてきた。
京の冬の旅6ヶ所目、西本願寺書院は
予約制ツアー形式でここだけ2500円。
お坊さんがガイドしてくれます。
10分前に龍虎殿集合。全面撮影禁止、
やはり札を首から下げます。
土曜午後で人気の日程だからか
かなりの人数が参加、10分前ギリギリに
なると行列。赤札と黄札で分かれて案内、
先に受付した我々は黄札で案内は後。
でもその分説明は多かったはず。
虎の間でまず法話を10分ほど聞きます。
虎の間の絵に豹が混じってるのは、
当時の日本人は豹の毛皮を見て雌虎と
勘違いしたからだそうな。当時の絵は
劣化してるのでレプリカを飾ってる。
虎とともに竹が描かれてるのは、
虎の敵の象が牙を傷めるのを嫌って
竹林に入ってこないから虎が安心
できるからと(じゃれ合う子虎もいた)。
毛皮をかぶった人間をモデルに描いたと
疑われる人間みたいな体の虎も。
国宝の対面所(鴻の間)は御影堂、
阿弥陀堂に次ぐ広さ。上々段の間と
上段の間は格式重視で中国故事の障壁画、
下段の間はもう少し馴染み深い松と梅
(入口方向に枝が伸びる)プラス鳥。
岩絵の具なので400年残ってると。
奥行き効果狙いで上段の間側だけ柱が
1本多く立つ。畳が縦になってるところが
通路で横向きのところは座る場所。
狩野派だらけの西本願寺にあって
雀の間だけ円山派、伝えられる雀の数より
2羽少なく「逃げた」と。能舞台は
日本最大級なので役者は歩いて出てくる
早さに苦労、他建築より古く(移築)、
屋内からの方が松の絵が見やすい。
雁の間は隣の菊の間に描かれた月を
バックに雁が飛ぶ欄間があり、襖絵は
雁の一日。写真ないからうろ覚えだけど
鉄線の天井画はここで、菊の間が全部
違う柄の扇の天井画だったかな?
どの部屋も天井画まで季節の花など
あって見上げないと見逃しちゃう。
菊の間は菊や朝顔の襖絵で、垣の絵が
庭園研究上貴重な資料になってると。
着替えに使った部屋も書院造りで、
寺としては物騒だが異国物が流行って
いた影響で韃靼人の狩りの絵。
この辺だけ鶯張りの床で、着替え中は
無防備なので警戒していたそうな。
白書院は三の間で能を舞えるように
なってて(帽子を被った役者が通れる
よう柱?を取り外せる)、狩野派の
画家による椿の精巧な欄間。
二の間から先はやはり故事の絵で
藤の花の欄間。やはり外に能舞台が
あって一の間からよく見える位置、
桃源郷のイメージで上から見た松の絵。
どっちの能舞台だったか、海を表すのと
音を反響させる効果とで鴨川の石を
敷き詰めたと聞きました。
武蔵野のすすきの壁画があるスペースは
ただの廊下ではなく役目のあった部屋。
杉戸絵にも想像で描いたジャコウネコや
椅子に座った犬。そういえば養源院に
白象図の杉戸絵があるけど、杉戸絵って
想像の動物描きたくなるものなのかな?
あるいは襖絵よりも遊べるとか。
虎渓庭は江戸初期の作庭で、同様に
ソテツ(冬なのでコモを巻いてた)を
植えた桂離宮や二条城と同時代、
一説には聚楽第の紀伊みどり石を運んで
作ったと。奥に滝石組、手前左は亀で
右は鶴、御影堂の屋根を廬山に見立てた
借景庭園。石が力強くまた美しい青で
素晴らしい庭。ただガイドに付いて
いかなければならないのでゆっくりとは
見られなかったです。ここの天井画は
書物や巻物で、ネズミよけの猫の絵も。
その後御影堂(国内最大規模の木造建築。
床の修復跡が魚形や扇形になってるのは
職人の遊び心)と阿弥陀堂に案内、
結局2度お参りすることになった。
飛雲閣は金閣銀閣とともに京都の三大
楼閣。モスクみたいな建物が見えたが
近代建築でこれも本願寺のもの。
阿弥陀堂で札回収、終了16:15頃。
外も気温下がってきた。

隣接する興正寺の紅梅に誘われて
フラリ寄る。香りが芳しい。
またスタンプ集まったので笹屋伊織
本店イオリカフェでちょっと一服。
夕食空腹で臨みたかったが、翌日
滋賀観光なので時間の都合でここで。
ラストオーダー16:30なので見学後
急いで向かって5分前に到着。
ミニきな粉餅7個かな。黒蜜掛けて
食べる。黒蜜まで美味しいぞ。

久々にピカポロンツァで夕食。
2018年秋以来ですね。
休日ディナーで5000円するけど
それだけの価値があるのを知ってるし。
あと休日の特別メインディッシュは
肉料理と魚料理両方用意されてて、
魚は鮭のギバニッツァしか過去に
食べた記憶がないので、他のも
食べてみたかったというのも。
完全予約制、予約フォームでは
18:00か19:30開始が選べたので前者に。
バスの関係で13分前に着いたらまだ
開いてなくて、8分前に扉が開いて
1階に入れてくれました。
時間になって2階に入ると心地よい
現地の音楽、木製の家具、ヒヤシンスの
スリッパは健在。私一人で貸切。
まずは黒胡椒のクラッカーにイワシの
オイル煮。イワシの味でテンション
上がる。オードブル、説明されても
覚えきれないけど魚介と肉3種類ずつ、
イカのテリーヌとサトイモ(ハーブ
効いてた)、自家製カブラと生ハム
ホースラディッシュカッテージチーズ、
サーモンとハーブ(ディール?)野菜、
ウサギなどの肉とサラダ(パンと食べる)、
エビとカリフラワー、鴨のバストラミと
ブロッコリーと芽キャベツ。
どれも酸味かハーブが効いて食べやすく、
メインが来る前に胃もたれなんかしない。
イカがテリーヌで合うとは思わなかった!
自家製全粒粉パン。季節の野菜のスープ、
トマトベースに小さいにんじん玉ねぎ
ベーコンで温まる。魚料理、北東部の
ジャガイモとサーモンとカッテージ
チーズを重ねたギバニッツァ(具材は
バリエーションがあるとか)に、
南西部地中海風のエビ野菜ホタテの
トマトソース煮。ギバニッツァは
やわらかでクリーミー、トマトソース
煮はエビの殻入れ貰ったけどしっかり
煮込まれてるから殻ごと食べちゃった。
ホタテがいい味、野菜はブロッコリーと
小さい玉ねぎみたいなの?
肉料理、北東部のパイ(意外とサクサク)
に豚肉ときのこが入っててぶなしめじ
(ハーブのほか赤ワインも使ってそう)
のソテーが載ったの、ナッツ入り蕎麦がき、
ザワークラウト、イタリアの影響を受けた
海岸部の胡椒やハーブを巻いた豚肉。
蕎麦がきが緩衝役というか、粒の黒胡椒の
効いた豚肉や酸っぱいザワークラウト
食べたらパイの味が分かりにくくなるので
あっさり蕎麦がきで口をリセットすると
いい感じ。デザート盛合せ、クルミと
レモンのパイ風のバクラワというケーキは
爽やかな味。ダークチョコとカッテージ
チーズとオレンジピールの「チョコに
恋したチーズケーキ」はオレンジピールの
苦味がある大人のケーキ。それと
バニラと珍しいピスタチオのアイス。
最後にアルプスのお茶。
結構食べたはずだし豚肉の脂摂ってるけど
胃に優しいです。19:20終了、予約してるし
貸切だったから食べたらすぐ次が出てきて
ランチより早かったような。

地下鉄で烏丸御池乗換で九条で降りた方が
絶対早かったけど、バス券あるから
バス停で京都行きを10分少々待ってたら
温まった体が冷えちゃった。


《写真ブログ記事》
京都府・京都 京都御苑近衛邸跡
京都府・京都 高瀬川源流庭苑
京都府・京都 上徳寺
京都府・京都 東本願寺
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関西一人旅2023冬 1日目

2023-08-05 | 旅に出た
この日から本格的に観光です。
朝から雨。雨で写真ブレ気味。

通勤通学客に紛れて嵯峨嵐山まで
出て、渡月橋に少し寄ってから、
分かりにくい場所にあるけど
パンとエスプレッソと嵐山庭園
モーニング1500円(値上がりしてた)。
実はお庭目当て。新しい庭で敷石が
面白いかな。開店前から庭に入れた
のでぐるっと見てました。食事
しなくても入れなくもないです。
隣にベーカリーがあるけどカフェは
古民家の方。ちなみに向かいの
湯豆腐屋にも庭があります。
開店までに並んでたのは他には
外国人カップルのみ。彼らにつられて
ベーカリーの方で待ってしまった。
8:00すぎに開店。縁側じゃ寒いから
座敷の席に。通り庭を厨房にした
面白いリフォームで、昔のままか
飾りで置いたか知らんが竈も。
大人数用のテーブル席もあった。
前日宿泊したことで平日に行けて、
待たされなかったしその後の観光も
効率的な回り方になりました。
パンのテイクアウトもやってる?
おかずは生ハムとモルタデッラハム、
美味しかった。サラダはドレッシング
多め。カマンベールチーズは
少し固くて幸せになれる味でした。
パンはホットドッグ、たまごサンド、
あんバタートースト、フレンチ
トーストから選べ、昼にバインミーを
予定してたのでサンドではなく
フレンチトーストにしてみました。
サクサクにしたプリンみたいな
フレンチトーストで、はちみつを
垂らすとさらに多幸感アップ!
甘すぎて血糖値爆上がりしそう。
朝でこれ以上大きいとくどいかも。
ナイフとフォークで食べます。
グラノーラはヨーグルトに入ってて
こちらはそんなに甘くない。
ドリンクはアールグレイのホットに
したけど、パンが甘かったので
ジュースにしなくてよかった。
嵐電嵐山駅前にたい焼きに食われた
とび太くんがおった。滋賀から出張。

京の冬の旅特別拝観めぐり。1ヶ所目は
仁和寺御殿・庭園。特別回遊式ルート。
ここは1000円。各寺院でネット予約
してましたが、平日で空いてるからか
特に何も聞かれずメールも提示せず。
まず外を回る。拝観券チェックの
スタッフが物陰に隠れててびっくり。
特に白砂庭の南庭は屋内とは違う
角度で見られるのが面白いし、
勅使門の彫刻も近くで見られます
(雨だから限界があるが)。
奥の池泉庭の北庭は石橋渡った滝に
近いところまで行けました。
北庭の方は通路のロープない状態で
屋内から見るのが一番だと思うが。
霊明殿行く途中に見下ろせる場所も
あるし。江戸前期に再興された頃に
庭園も整備され、宸殿焼失後の
新築時に小川治兵衛が庭も改修。
通常公開してる屋内もチケット提示
して見学できますが、黒書院は
修復中で見学不可。スリッパが
ないから持参の厚手靴下を着用。
白書院で襖絵や生花も展示。
豪華絢爛な宸殿の上段の間?で
毎年将棋の竜王戦やってるようで、
4年分くらいのパネルと将棋盤
(おそらく当時の駒の配置)と
直筆の扇(達筆か否かバレる)と
封じ手の紙を展示してました。
藤井N冠(Nは8以下の自然数)や
有名な棋士の名前は知ってても
(AI研究時代で視力落ちやすいって
いうよりその前からだろうけど
藤井N冠以外みんなメガネだね!)
将棋やらんから盤見たところで
さっぱり分からんが。
随分と立派な場所で指すというか、
世が世なら庶民が入って滞在する
など以ての外の部屋だよなあ。
私が棋士なら美しい庭が気になって
将棋に集中できんね!
金堂や五重塔まで行く時間なかった。

2ヶ所目は10:00早々に妙心寺壽聖院。
父正継が亡くなる前から石田三成が
父のために建てた菩提寺です。
狩野永徳設計(主君が秀吉だから
瓢箪池、ただし屋内からは見づらい)
と伝わる庭だけ窓越しに撮影可。
石田三成一族の位牌や肖像画模写
などを展示、三成が建てた頃は
大規模な寺だったが関ヶ原敗北後は
取り壊され、後に三成の子の住職が
再建。現代の襖絵がありましたが、
画家は禅の修行から始めて完成まで
10年以上掛かったとのことです。
京都は古い文化財が保護される一方
新しい芸術が育ちにくいので新たに
描いてもらったそうです。
葡萄に昆虫など墨で描かれてました。
雨がましになってきた。そこまで
寒くないけど、厚手の靴下でも
床の冷たさを完全には防げず、
爪先が冷えてしもやけになりそう。

午後は大阪府内の観光なので、バスで
西院まで出て阪急でまず十三へ移動。
依然として高血糖感あってあまり腹
減らんがベトナム料理店へGO。
最初予定してた店が閉業っぽかったの
ですが、その先にベトナム国旗が
見えたので入店、メコンフードという
店でバインミー600円を注文。
メニュー見た限りフォー類の方が
得意な店かもしれないけど未調査。
天井から造花、黄色い壁。暖房効いて
なくて寒い。その代わり水じゃなくて
お湯が出てきてびっくり。
頼まないけど飲物メニュー置いてない。
売店コーナーのジュース頼めばいい?
他に客いないが意外に少し待った。
具はパクチー、キュウリ、にんじん、
玉ねぎ、かまぼこっぽい食感の何か、
ミンチっぽい何かを確認。たぶん
どれかが鶏肉。野菜が上で肉が下。
パンはパリパリ系。東南アジアらしい
風味のピリ辛。夜カロリー多いかも
しれないのでこれくらいでいい。
レシートがベトナム語。

いったん京都方面の電車に乗る。
時刻を調べ間違えて10分遅れで
総持寺、次が予約してるところなので
ここの滞在を短めに。でもそこまで
広い庭じゃなかったので時間掛からず。
閻魔堂周辺の池とカフェ周辺が新しい
庭になってる感じ。閻魔堂が亀島?
いや頭じゃなくて岬の石かな?
お寺自体は歴史があると思うけど
全体的に新しい施設や石造物が多い。
自動で水が出る手水舎もあるし。
雨は僅かに降ったりやんだり。
早咲きの紅梅が香ります。

予約してた普門寺。黄檗宗の隠元も
住職として滞在してた寺(表門から
方丈の石畳は隠元が手掛けたとも)。
門が閉まってたのでチャイムを
鳴らしたところ、柵を動かして
入っていいと言われました。
名勝の観音補陀洛の庭園は昭和の
一時期住職不在で荒廃していたのを
森蘊が復元、その縁で禅寺らしい
枯山水庭(心字の庭と、方丈入った
ところの庭)も作ってもらったと。
奥の庭は京都の庭師による平成の庭。
本来は阿武山を借景にしてたのが
マンションが建ったので木で覆ってる。
桂離宮の松琴亭北園「天橋立」の
石組を取り入れていると。いい石!
池はない(元からなかったはず)けど
石橋みたいに横たわった石も。
蝋梅など梅がちらほら。紫の花は
寒あやめ、インスタやツイッターに
花だよりを載せることもあるとか。
方丈も古く国重文。寺ゆかりの
細川晴元の宝篋印塔も境内にある。
名勝庭園は縁側からだと植栽に
隠れがちで若干見づらいので、
雨も上がったし外から見る時間を
増やしました。近年の庭は古い庭に
負けちゃうな…。常栄寺の重森三玲の
枯山水庭は雪舟庭園と互角とまでは
言わずとも見劣りしなかったが。
駅に向かう途中、広場の遊具の馬に
埴輪みたいなの乗ってると思ったら、
はにたんという高槻市のゆるキャラ。
この広場には庭に置くような石もあった。

今度は大阪方面のJRに乗って、
こちらも予約済みの旧中西家住宅。
市が管理する大庄屋の屋敷で、無料で
見学できます。事前申込が必要で
午前午後各時間帯に定員あり。
館長に案内いただけました。
入ってすぐの名勝、東の庭園で
深く掘ってあるのは池ではなく、
底に石段で下りていき木に囲まれ
深山幽谷を楽しみ野点もしたと。
苔が生き生きしてる。南天の赤い実。
住宅の方も深く掘っていて、室内から
庭を見ると1階なのに2階にいるように
錯覚する効果。茶室は最近のもの。
江戸後期の木小屋の土塀は大阪北部
地震でも崩れなかったが灯籠は倒れた。
家紋は卍紋だが淀藩稲葉家の家紋を
許されてる。文人をもてなした(当主も
教養を持つとともにパトロンでもあった)
離れ座敷は母屋より古い17世紀の建築と
言われます。西の庭園は雨で水たまりが
できてたけど池ではなく枯山水。
あずま屋のあるところは昔は周囲を
見晴らせたらしい。井戸も古い。
立派な楠。玄関前の枯山水庭のある
スペースは元々農作業用の場所で、
中西家が自分達で作庭したようだと。
伊予の石と今は採れない白川の砂。
敷石の溝に丸い小石を並べて嵌める
デザイン。庭園だけの予約でしたが、
屋内も少し見せてもらいました。
玄関は檜を梅雨に晒して模様をつけた
ものや北山杉など木材にこだわる。
森派の衝立絵。もう一つの入口は
鳥居型に木を使い重みを支えます。
敷居は撤去して大八車を土間に通せる
仕組みだったと。内部は寄贈前に
現代風にリフォームされてます。
旧土間にイタリア製タイル、
システムキッチンにアメリカ製
冷蔵庫にダイニングは床暖房。
一見現代住宅でも太い梁が一本
端から端まで通ってるそうです。
襖の紙は京都の職人が雲母を使って
紋様が浮かび上がるようにしてる。
条例により市の迎賓館になってて
応接セットも一緒に寄贈。
根来塗の台、頼山陽や漢学者などの
書があり、天井も凝ってます。
屋根はあえてカーブしていて、
瓦の刻印から江戸末期の建築。
勘定部屋棟は修復中。
病院ができてドクターヘリが
飛んでくるまでは閑静だったとか。
庭園ファンサイトに紹介されてから
遠方の客が増えたらしいです。
いろいろ説明いただいて覚えきれず、
これだけ長文書き出しても全部じゃ
ないです。30分の予定が所要35分。

大阪駅・梅田駅はダンジョンと
言われるので迷子に警戒。
行き方を事前調査しておいた
大阪ステーションシティの
ノースゲートビルディング10階
和らぎの庭にたどり着いたが
雨に濡れるので短時間で見て帰る。
こんなビルでピンクの侘助椿が見頃。
地下の人ごみをくぐり抜け、何とか
迷子にならずに泉の広場の出口に至る。
淀殿の墓もある太融寺、新しそうな
九山八海庭を見に行きました。
広く砂が敷かれてて海を表してます。
舟形石が分かりやすい。東側のツバキが
咲いてるのは亀形だけど亀島に当たる?
なら鶴は?一度やんだ雨がまた降って
きたが傘差すの面倒で濡れながら歩く。

なんばに移動しムカームリベンジ。
前回胃が弱って串肉食えんかったので。
10分前に着いちゃったので向かいで
待って17:00ジャストに入店。
予約なしだったので確認後に着席。
ラム肉の煮込みナン付き1500円と
キドニー(羊の腎臓)の串焼き300円。
前者はメニューにはあるがスマホから
注文しようとしたら出てこなかった
ので店員に聞いたところ、作れるが
煮込むので時間が掛かると。
ついでに後者も口頭で注文したので
結局スマホ使ってない。
紙のメニューとスマホサイトの
メニューは一致させた方がいいよ…。
料理の有無もだけど値段違ってると
客と揉めるかもしれないよ…。
店内の音楽聞きながら待ってたら
17:30頃キドニーが来た。ラムの風味、
普通の肉とレバーの間みたいな食感。
固いところもあるのでしっかり噛む。
普通の肉に飽きたら内臓系オススメ。
本当になかなか来ないが1時間
煮込むのか?そして他の客も串焼きと
飲物以外提供されてない。人手不足?
17:55にようやく来た。ラムは骨付き、
パクチーとにんじんも入ってた。
もう少しスパイシーかトマトソース
効いてた方がエスニック料理らしい
ように感じたけど現地もこうなのかな。
これはこれでラムの味が楽しめます。
マトンじゃないからか臭みは控えめ。
ナンは黒ゴマ入り、インドのナンより
厚く固くむしろパンっぽい。円形を
ピザのように6等分してました。
国は違えど三食パン系(フレンチ
トーストがフランス由来かは知らんが
少なくともベトナムとウイグルでは
ないのは確か)、明らかに糖質過多。
前回隣の席から香ばしい香りがして
きましたが、こんがり焼いてる暇
なかったか煮込みで香りが消されたか
香ばしさは感じなかったです。
ボリューム的に普通はシェアかと。
最初「ナンが付くがいいか」と店員に
聞かれたのは、たぶん平均的な女性
だと一人で完食できない量だから。
しかし私は25分掛けて完食。
ラムの骨が結構あったから見た目の
量ほどじゃないけど(骨が混ざる
のでナンに載せて食べるやり方は
してない)それでもナンだけで
結構なカロリーでしょうな。
その辺のインドカレー屋こんなに
羊肉入れてくれないから高いとは
思ってないです。クーポンで
サービスしてくれたハーブティーは
花が浮いててイチゴの香り、
前回飲んだのとは違いました。
ティーカップも花柄で、ちゃんと
取っ手が付いてたので手が熱くない。

関西って通勤時間帯だけじゃなくて
終日女性専用車両にしてるのか。
梅田ダンジョンを避けて
新大阪経由で京都に戻りました。
大阪でも京都でも551行列発見。
ホテルはもう一度チェックインと
精算、全国旅行支援の電子クーポン
3000円貰ったので、少し難儀
しながら登録。秋の旅行では
電子クーポンが嫌で大阪府避けて
兵庫県で泊まったくらいだったのに、
年明けてから全国電子クーポンに
されたので手間増えてめんどい。


《写真ブログ記事》
京都府・京都 パンとヱスプレッソと嵐山庭園
京都府・京都 壽聖院
大阪府・茨木 総持寺
大阪府・高槻 普門寺
大阪府・守口 旧中西家住宅(守口市立もりぐち歴史館)
大阪府・大阪 太融寺/和らぎの庭
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