朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

マレーシアへの学会出張

2017-11-07 | 外国の風物

11月4日の早朝、早起きして電車と空港バスを乗りつついで関西空港に向かいました。



起きがけになにか食べ物を摂るとしばらくはお腹が落ち着かない体質なので、この日は室温の黒豆茶を少しだけ飲んで出かけました。京都から数年前に東大阪を南東に下る高速道路第二京阪が開通したので、空港バスの時間が短縮して便利になりました。



午前10時発のキャセイパシフィック航空でまずは香港に向かいました。



キャセイパシフィック(CX)は日本航空と同じアライアンスグループ「OneWorld」です。 事前に上級会員の番号を登録しておいたので、航空券発行の時に会員ラウンジ招待券を発行してくれました。搭乗ゲートに近い場所にあるCXラウンジ入り口です。

ここで軽い朝食を食べました。(無料)



あまり広くはないですが、ゆっくりと軽食して、新聞朝刊を読み、Wi-Fiも使えます。



隣のゲートに並ぶCX機です。



上級会員だと、登場時も優先してもらえます。

エコノミー席の最前列窓際を事前にネットで予約しておきました。

最前列と次の列は小さい子供を連れた家族が優先的に指定されるようです。この幼稚園くらいの女の子はお父さんにアニメを選択してもらってヘッドフォンをつけておとなしくテレビを見ていました。



座席には電源コンセントがついているので、スマホに充電しておきました。



香港まで約4時間ですが、映画を2本見ました。



一つはディズニーのカーズ・クロスロード。

主人公のレースカー「ライトニング・マックィーン」が、年齢のため引退を周りから勧められて、色々と抵抗するストーリー。あまり小さい子供向けではないような・・・

もう1本の映画は最初だけは見ていたのですが、すぐに寝てしましまいた。

香港空港は、とても巨大です。20年位昔に古い空港は市内中心部にかなり近い場所にあったので、急降下で着陸し、離陸時は急上昇するのでスリリングでした。シドニーに行く時に利用して(当時はノンストップでオーストラリアまで飛べなかった)、フライトの乗り継ぎができなくてCX会社負担で高級ホテルのスイート部屋に一人で泊まったことを思いだしました。






ターミナルの廊下を延々と歩いて(動く歩道あり)、乗り継ぎ便のゲートに近いラウンジに入りました。



1時間ほど休憩して、乗継便のゲートに行くとかなり長い行列ができていました。ここでも優先改札を受けました。



ほぼ定刻に乗り込んだのですが、出発便の渋滞で管制塔から出発許可がなかなかでなくて30分かそれ以上を機内で過ごしました。

機内食。



ともかくベトナム、この時に台風が来ていて後日のニュースでは50人位が死亡した被害があった、の上空を通過してペナン島(マレーシア)に向かいました。定刻ならば午後7時頃に到着です。



ここまではほぼ順調でした。

ところが・・・

目的地に近づいてこの機内で見ることのできるフライトマップの現在の飛行地点が行ったり来たりし始めました。そのうちに機長のアナウンスがあり「ペナン空港が悪天候のため、天気の回復をまっている」とのこと(英語、その後にCAが中国語で、日本語はなし)。

しばらく旋回していてから「まだ天候が回復しないが、さらに待つ」・・・

窓際の席なので外を見ると、遠方の雲の合間に時々、ピカピカと雷の光が見えていました。

そんなアナウンスが15分おきに2,3回あって、香港の運行部門と相談した結果、これからクアラルンプール(KL)に向かうことにした、と通知。



KLに向かう決定から30分くらいで、KL空港に到着しました。ここは悪天候ではなくて小雨模様でした。

着陸はしたのですが、ターミナルがら離れた場所に駐機してしまい、「このまま、天候の状況回復を待つ」とアナウンスがあり、10分毎に同様なアナウンス。1時間ほど経過して「本部の決定により、乗客の皆さんを空港に下船(ディスエンバーク)させます。長い時間機内に閉じ込めて申し訳ない」「次の予定は、午前2時に再度、乗船して出発を予定する」「地上職員が乗客のサポートをする」との機長連絡がありました。

飛行機はノロノロと移動して、通常のゲート搭乗・下乗装置が付く場所に停まってやっと開放されました。

ゲート出口では係員が食事券を配布しました。

下乗したのは国際線エリアです。その中心地区に数軒の食堂があってそこで夕食セットのメニューが提供されました。

ボクは、たまたま呼び込まれた「日本料理店」でも、”なんちゃってジャパニーズ”の雰囲気満々。しかたなく、2種類の定食から「エビ入り焼きうどんと、寿司(実はきゅうり巻き少々)、味噌汁」にしました。・・味は想像のとうり。

まだまだ時間があったので、免税品店を冷やかしたり、ターミナルの中を行ったり来たりしてその後はゲートの近くのベンチで本を読み始めました。一応スマホで目覚ましをセット。

眠ってしまったようで、隣の人に肩を叩かれて目が覚めました。安全検査(荷物のX線など)が始まったとのこと。でもまだ時間があるのでしばらく様子をみて行列に並びました。

検査をうけて、また中のエリアの椅子に座って20~30分。ようやく、機内の元の席に戻りました。で、午前2時過ぎに出発しました。機内はほぼ満員で200人くらいは乗っていました。

ペナン空港(田舎の)に、午前3時前に到着。。。。ホテルまでどうやって行けるのかなぁ

(続く)

 

 

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国宝 京都国立博物館

2017-11-04 | 京都の文化(秋)

10月3日から開催している「国宝」展にようやく行ってきました。

週末や平日でも午前中は相当な入場待ち時間があるとネットで表示されていたので、恐れを抱いていました。そこで、夕方最後の2時間を目標に行ってみました。



幸い午後4時には入り口での行列は解消していました。もっとも館内はかなり混在していましたが。



この俵屋宗達の風神雷神図屏風は、10/29までの期間の展示だったので見られませんでした。もっとも少し前にこの京博で風神雷神の3種の絵を見たことがあるので構いません。

今回の国宝展は4つの展示期間に分かれていて、多くの作品が入れ替わってしまいます。全部見るには4回通う必要があります。年間パスポート(購入制度は本年3月で終了)でも、同一の特別展は一度しか有用しません。

入ってすぐ3階にエレベータで上がるように誘導され、いきなり「金印」(例の、漢委奴國王印)展示の行列があってガラスケースの前列で見るためには約20分だとか。それには並ばずに、後列から肩越しに見ることにしました。かなり小さいのでよく見えません。以前に福岡市博物館で見たのでよし。

各地から、各時代ごとの国宝を集めているので、有名なものはかなり見たことがあります。

日本書紀(岩崎本)はさすがに貴重な資料です。東寺の巨大な両界曼荼羅図、黄不動は立派。肖像画の伝源頼朝は色白で立派な人相です。禅問答の瓢鮎図は京都退蔵院で見られます。

最大の目玉は、長谷川等伯の松林図屏風、そして息子久蔵の桜図壁貼付。

信貴山絵巻は、信貴山の宝物庫でほぼ独占状態でかつ受付のおじさんの丁寧な説明付きで3年ほど前に見学済です。・・等々。

閉館時間の午後6時に退出すると、京都タワーのライトアップが遠望できました。



レンガ造りの本館の上には十三夜が輝いていました。




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米国のハロウィン

2017-11-03 | 外国の風物

シリコンバレー(米国カリフォルニア州)で仕事をしている友人がFBに昨日掲載した写真です。

とある田舎町のとある住宅。

 

本格的なゾンビかな。怖いです。

 

日本ではハロウィンといえば、かぼちゃのお化けとかコウモリが多いですが、さすが本場では恐怖のイヴェントです。

以前、マイケル・ジャクソンの最後の映画「This is it」の中に、真夜中の墓場でゾンビが踊る怖い場面を思い出しました。

この住宅は、かの、スティーブ・ジョブズの旧宅だそうです。

シリコンバレーの名所になっているのでしょうか。上記の写真は撮影者のK.Yasukawaさんに再掲の許可をいただきました。

 

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忘帰洞(和歌山県那智勝浦町)

2017-11-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

 岬の洞窟に湧いている天然温泉。平安時代に熊野詣に参詣した貴族がこの温泉で旅の疲れを癒やした。現在は「ホテル浦島」が運営している。

  名前の由来は元紀州藩の徳川公が来遊して「帰るのを忘れさせるほど心地よい」と言ったとか。このスケッチは昭和30年代の温泉ポスターを参考にした。当時は混浴だった。(ITUジャーナル Nov.2017)

 

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秋空

2017-11-01 | 京都の文化(秋)



今朝、西空には秋のうろこ雲が広がっていました。

昨日、紫明通の銀杏の木々。薄い黄色や、黄緑でした。

足元には銀杏の実がたくさん落ちていましたが、特に拾う人はいません。

ランチに立ち寄ったカフェレストランNiftyでは、暖炉を燃やしていました。

 

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