朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

新海誠展 小海町高原美術館

2017-09-11 | もろもろの事

2016年に大ヒットした日本製アニメ映画「君の名は。」の監督、新海誠のこれまでの作品の製作過程や資料を展示した美術展が開かれていると知って、見学してきました。



日本国内だけでなく、外国でも多くの顧客を獲得したようです。

”本作は2016年8月26日(金)の公開後は、途中1週のみ『デスノート Light up the NEW world』に1位を奪われたものの13週目までに渡って12回、週末動員数1位を獲得。12月には興行収入200億円を突破し、宮崎駿監督の『もののけ姫』と『ハウルの動く城』を超え、日本における歴代興行収入ランキング5位(日本映画では2位)となっている” (Wikipediaによる)



新海監督の出身地である長野県小海町の町立美術館で、安藤忠雄が設計したモダンなデザインの建物です。隣接して日帰り温泉施設が作られていて、美術館入場券で割引があるようです。



庭園には白樺の並木が植えられていました。まずは館内のカフェ食堂にて昼食にしました。地元野菜のチキンカレー、なんと骨付きもも肉のローストがドンと入っています。

ここでも、地産地消のメニューが活躍しています。



展示物の撮影は、残念ながら一切禁止なので・・・

新海氏最初の手作りアニメーションは、原案、絵コンテ、作画、コンピュータ処理等全て一人で作製したと紹介されています。その作品が評価されて、以降、独自の作風を持った作品が作られてきました。その多くは、単館公開でした。

日本のアニメは、ほぼ、スタジオ・ジブリの一人勝ち状態でしたが、その影では淡々と若手作家が育っていたようです。

素材の多くと製作の具体的なプロセスが詳しく展示されていて、興味をひかれました。取材、ロケハンティングの資料も展示されていました。

絵コンテから、コンピュータ処理によって動画をどうやって作るのか、そこに操作する人の処理やプログラミングがどの程度手間をかけているのかがもっと詳しく知りたいと思います。ディズニーの昔のアニメーションメイキング映画を見たときは、手書きで何枚もセルロイドに絵を描いて一枚づつコマ撮りして動画化しているのを見た記憶があります。CGでは、どうやって人物の動作や表情の変化をつけるのか。

見学し終わって、隣の温浴施設の売店をのぞくと、新海アニメの本、グッズ、そしてDVD、BRを販売していました。折角の機会なのでDVDを一つ買いました。

外には、無料の手足湯があり、子どもたちが遊んでいました。



私も足と手をつけて、ゆっくりと温泉と八ヶ岳の眺望を楽しみました。



 

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