朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

雛祭り

2015-03-04 | もろもろの事
昨日3月3日は雛祭りでした。テレビのバラエティ番組で、内裏雛の男雛と女雛を左右どちらに置くか話していました。

先日見学した広島県竹原市の古いお屋敷を公開して、多くの雛人形が飾ってあったことを思い出して、その写真を掲載してみます。



江戸時代。森川家にて。(ピンぼけ、すいません)



明治23年。旧笠井家にて。



大正時代。旧笠井家にて。



昭和初期。旧笠井家にて。この時代から、男雛が向かって左となっています。



昨日の京都新聞朝刊の記事ですが、江戸時代の「亨保雛」です。このお雛様は、男雛が向かって右(お雛様の身になれば、女雛の左側)にお座りですね。

古来、日本では横に並んだ時、左側が上位とされていました。例えば、左大臣は右大臣より高位です。

”しかし明治の文明開化によって日本も西洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋に倣って右に立った。それが皇室の伝統となり、昭和天皇はいつも右に立ち香淳皇后が左に並んだ。それにならい、男雛を右(向かって左)に配置することが一般的となったが、現在でも畿内や西日本を中心に旧来の配置を続けている家庭もあり、社団法人日本人形協会では、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」としている[6]。”(引用:Wikipedia「雛祭り」)

というわけで、大正時代に配置が変わったということが正解のようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする