朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ネパール:ルンビニ

2011-09-17 | インド仏教研修2011
ネパールと聞けば、エベレストやヒマラヤ山岳をイメージします。しかし、同じネパールでもインドに近い南の地域は、標高が200メートル程度です。高山からの地下水があり豊かな農地が広がっています。ここからのヒマラヤ眺望は、空気の澄んだ朝に時に遠望できるそうですが、この日は見えません。



国境の町から車で30分くらいの「ルンビニ」に泊まりました。日系ホテルが2軒あり、いずれも高級ホテルです。



その一つ、ルンビニ・カサイ・ホテルです。この時期はまだオフシーズンですが、10月以降の乾期で気温が下がるハイシーズンになると価格は跳ね上がるようです。



名物の「エベレスト・ビール」です。味は普通のラガーでしたが、ヒマラヤからの地下水で作られていると思うと感無量。




この国境の道路には、大型トラックが通関のため列をなしています。ガイドにその理由を聞くと、「ネパールは、自由貿易制度を取っていて関税などの物品税金がないので、セメントの価格が安い。インドは物品税や消費税が高いので、ネパールでセメントを買ってトラックでインドに運ぶと儲かる」とのこと。ネパールからインドに通関する時の税金はどうなのか、それを払っても安いのでしょう。間接的に、インドがネパールの産業を支援しているのかもしれません。

朝6時半に出発し、ホテルからバス10分でユネスコの世界遺産に登録された「ルンビニ公園」の入り口に到着。

ここで、強制的にリクシャに乗り換えねばなりません。最近導入されたローカルルールのようです。雇用確保。





幅の広い直線の土道を列をなして走ると爽快でした。
ドライバーくんが、サービスとして、競争して先行車を追い越したりします。シートベルトやつかまるハンドルもなく、ちょっと危険かも。



そのリクシャも遺跡の直前までは行ってくれなくて、最後の200メートルは強い日差しの中を歩いて行きます。

いよいよ、お釈迦様の生誕地。期待が高まります。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする