朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

200円台の「牛丼」、2010年ヒット商品ランキング

2010-12-14 | 食べること、レストランなど
吉野家の牛鍋丼、すき家の牛丼(並)、なか卯の和風牛丼など、入り乱れて牛丼の価格戦争を繰り広げています。


引用:日経MJ誌ウェブ

経済雑誌の調査では、2010年のヒット商品番付上位に堂々と入賞しています。

曰く、「二百円台牛丼」。なんと対抗する西の小結は「坂本竜馬」。




ちっと、仕事で外に出る機会があり昼食の店を探したら「吉野家」の看板がありました。
さっそく、入店して一番安いこれを注文。280円。なお味噌汁は追加料金(値段は忘れました)。従来の「牛丼」もあってそちらは100円高い従来価格で維持されています。安売り丼は、商品のネーミングも微妙に変えてあります。

で、感想。このどんぶりは「つゆだく」で注文しないと、おかずが不足してご飯が余ります。今回のランチでは、無料のテーブルに置いてある紅ショーガを多くご飯に乗っけていただきました。でもまあ、おいしい、OKでした。



こちらは看板だけの写真ですが、ライバル店もがんばっています。

さて、290円でこれを売るための価格設定に強い興味が湧きました。

「荒利」は、飲食業で規模と階層によるでしょうから一概に決め付けられません。この場合は大衆的マスマーケットです。ならば、原価(素材・加工費)は6割くらいでしょうか。とすれば、170円で、肉、米、野菜(たまねぎ等)、豆腐、ダシ、紅ショーガをまかなっています。日本ではとりわけ「米」と「牛肉(外国産)」が高いので、100円少々でこの分量を調達できるのでしょうか?...円高のメリットか、過当競争かな?

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注:前記の「ドラッガー」とは、米国の経営学者です。「米国流の企業経営を理論づけた経営学の神様」で、日本でも信者が多い有名な研究者です。・・・今年「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本がヒットしたためです。書いたのはドラッガーさんではありません。
コメント (2)
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