人類学のススメ

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古病理学の本25.歯の健康学

2011年05月20日 | J1.古病理学の本[Palaeopathology:Jap
歯の健康学 (岩波新書) 歯の健康学 (岩波新書)
価格:¥ 777(税込)
発売日:2004-09-22

 この本は、東京医科歯科大学の江藤一洋さんによる編で、虫歯や歯周病等について書いたものです。2004年に、岩波新書(新赤版)910として、岩波書店から出版されました。なお、虫歯は、正式には齲蝕と呼ばれます。

 本書の内容は、以下のように、全11章からなります。

  1. むし歯(神原正樹)
  2. 歯周病(伊藤公一)
  3. 入れ歯と噛むことの大切さ(早川 巌)
  4. 歯並びと噛み合わせ(花田晃治)
  5. 周辺の病気(小野 繁)
  6. 口と全身の健康(花田信弘)
  7. 歯科医療と痛み(住友雅人)
  8. 歯とことばの発声(谷口 尚・隅田由香)
  9. 美容と歯科医療(田上順次)
  10. 最新の治療法(下野正基)
  11. 歯科保健医療と社会(宮武光吉)

 本書では、口腔の二大疾患である虫歯と歯周病の話からその他について書かれており、大変、参考になります。また、巻末には、榊原悠紀田郎さんによる、紀元前1,700年から2004年までの「歯科医療史略年表」があり、大変、参考になります。

Eto2004


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