中世の癩者と差別 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2003-05 |
この本は、鳥取大学名誉教授の金井清光[1922-2009]さんが、中世のハンセン病について書いたものです。2003年に、岩田書院から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全3章からなります。
- 古代・中世の癩病と差別
- 中世の癩者の実態
- 中世癩者の服装
著者の金井清光さんは、一遍と時衆教団を研究する過程で、絵巻『一遍聖絵』を見てこの本の執筆を思い立ったそうです。本書は、直接、古病理学の本ではありませんが、歴史的記述が書かれており、大変、参考になります。