![]() |
王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2003-01 |
この本は、作家のビルギット・アダム(Birgit ADAM)さんが、世界の性病特に梅毒の歴史について書いたものです。原題は、『Die Strafe Der Venus』で、2001年にドイツ語で出版されています。瀬野文教さんによる翻訳で、2003年に草思社から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全4章からなります。
- 梅毒にむしばまれたヨーロッパ
- 特効薬はないのか!
- 時代は変わる
- エイズ、現代の梅毒か?
この中で、著名人で梅毒に罹患していた人々に、ハインリヒ・ハイネ[1797-1856]、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ[1749-1832]、アンリ・モーパッサン[1850-1893]、フランツ・シューベルト[1797-1828]、フーゴー・ヴォルフ[1860-1903]、ルートヴィヒ・ベートーヴェン[1770-1827]等が挙げられています。しかし、これらはあくまでも推定であり、証拠は非常に少ないとも書かれています。