人類学のススメ

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古病理学の本22.虫歯になる人、ならない人

2011年05月17日 | J1.古病理学の本[Palaeopathology:Jap

Nishikawa2001

虫歯になる人、ならない人 (宝島社新書)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2001-08

 この本は、歯科医師の西川義昌さん・科学ジャーナリストの白石 拓さんが、虫歯について書いたものです。2001年に、宝島社新書として、宝島社から出版されました。なお、正式には、「虫歯」は、「齲蝕」と呼びます。

 本書の内容は、以下のように、全7章からなります。

  1. 今夜も虫歯がうずく
  2. 口の中の細菌ワールド
  3. 親のキスが虫歯をうつす
  4. 歯周病でとけていくアゴ
  5. 高齢者を襲う口内細菌の反乱
  6. 歯を守るために
  7. 失われた歯の再生を目指す最先端治療

 虫歯(齲蝕)は、出土人骨に最も認められる古病理なので、大変、参考になります。また、歯周病により全身疾患が増すということも書かれています。


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