「退化」の進化学―ヒトにのこる進化の足跡 (ブルーバックス) 価格:¥ 861(税込) 発売日:2006-12-20 |
この『退化の進化学』は、元東京大学の古生物学者・犬塚則久さんが、ヒトの身体で退化した器官を4億年の進化の中で解説したものです。2006年に、講談社ブルーバックス1537として、講談社から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全8章からなります。
- 「退化」の進化学
- 上陸して:四億年前から
- 哺乳類から:二億年前から
- サルとなって:七〇〇〇万年前から
- 類人猿より:三〇〇〇万年前から
- 木からおりて:七〇〇万年前から
- ヒトになる:二五〇万年前から
- 男と女のはざま:誕生前から
本書は、比較解剖学の視点から人体に残る退化した器官を進化の流れで解説したユニークなもので、大変、参考になります。