人類学のススメ

人類学の世界をご紹介します。OCNの「人類学のすすめ」から、サービス終了に伴い2014年11月から移動しました。

人類進化の本73.進化のなかの人体

2014年01月06日 | E5.人類進化の本[Human Evolution:Jap

進化のなかの人体 (講談社現代新書 (659)) 進化のなかの人体 (講談社現代新書 (659))
価格:(税込)
発売日:1982-07

 この『進化のなかの人体』は、京都大学(当時)の江原昭善さんが、比較解剖学の視点から人類進化について書いたものです。1982年に、講談社現代新書659として講談社から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全5章からなります。

  1. なぜサルとヒトが似ているか
  2. サルとヒトの比較解剖[原文では「北較」となっていますが「比較」でしょう]
  3. 進化の流れのなかで
  4. ヒトのからだの人類学
  5. 未来人の肖像

 本書は、動物とヒトとを比較解剖学の視点から書かれたもので、大変、参考になります。なお、各章の扉には、江原昭善さんの奥様の江原 律さんによる詩も掲載されています。

Ehara1982a


最新の画像もっと見る