人類―ホモ・サピエンスへの道 (1974年) (NHKブックス) 価格:¥ 630(税込) 発売日:1974 |
人類―ホモ・サピエンスへの道 (NHKブックス) 価格:¥ 877(税込) 発売日:1987-12 |
この『人類:ホモ・サピエンスへの道』は、京都大学(当時)の江原昭善さんが人類進化について書いたものです。1974年にNHKブックス218として、1987年にNHKブックス541として、日本放送出版協会から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全12章からなります。
- 自然界での人類のあり方
- 自分自身を問う
- ヒトやサルの土台になったもの
- サルとはどんな動物か
- サルやヒトに仕立てたメカニズム
- 運動様式に見られるサルとヒトのちがい
- ヒトのからだはどこまでサルか
- 人類の系統をもとめて
- 鮮新世・更新世前期の人類アウストラロピテクス
- 更新世中期の人類ホモ・エレクトゥス
- 更新世後期の人類
- 苦悩する人類
本書は、出版されてから年月が経っているため、一部内容が古い箇所もありますが、比較解剖についてふれられた部分は今でも参考になります。なお、巻末には用語解説もあり、読書の際の参考になるでしょう。