鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(3/11)

2014-03-11 08:30:00 | 日記
 いつでも仕事のある職人と、一本釣漁師の暮らし向きを較べてみます。
職人は仕事に出れば、必ず日当分は稼げます。手持ちの商売道具は大工道具や左官道具程度で、必要な材料はホームセンター等から入手し、手間賃も加え施主に請求します。収入は計算できます。
 一方、漁師は命を預ける漁船が要ります。一千万円近くします。燃料費、氷代、魚箱等の出荷経費、漁船の維持費も要ります。
 収入は自分で獲った魚でしか得られません。魚が獲れなかったら赤字経営になります。もちろん、日当もありません。家族を養えません。
 今の時代、魚は高く売れません。普通の漁師に一獲千金はありません。男のロマンとは言いながら、止めるに止められないから、続けているのです。
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