いつでも仕事のある職人と、一本釣漁師の暮らし向きを較べてみます。
職人は仕事に出れば、必ず日当分は稼げます。手持ちの商売道具は大工道具や左官道具程度で、必要な材料はホームセンター等から入手し、手間賃も加え施主に請求します。収入は計算できます。
一方、漁師は命を預ける漁船が要ります。一千万円近くします。燃料費、氷代、魚箱等の出荷経費、漁船の維持費も要ります。
収入は自分で獲った魚でしか得られません。魚が獲れなかったら赤字経営になります。もちろん、日当もありません。家族を養えません。
今の時代、魚は高く売れません。普通の漁師に一獲千金はありません。男のロマンとは言いながら、止めるに止められないから、続けているのです。
職人は仕事に出れば、必ず日当分は稼げます。手持ちの商売道具は大工道具や左官道具程度で、必要な材料はホームセンター等から入手し、手間賃も加え施主に請求します。収入は計算できます。
一方、漁師は命を預ける漁船が要ります。一千万円近くします。燃料費、氷代、魚箱等の出荷経費、漁船の維持費も要ります。
収入は自分で獲った魚でしか得られません。魚が獲れなかったら赤字経営になります。もちろん、日当もありません。家族を養えません。
今の時代、魚は高く売れません。普通の漁師に一獲千金はありません。男のロマンとは言いながら、止めるに止められないから、続けているのです。