鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(1/4)

2012-01-04 07:13:05 | 日記
 特殊な漁業を除き、海は共有の仕事場です。ただ、漁業の種類によっては、県や国の許可が必要であり、その漁業を行なう漁船の数が限られるものがあります。
 漁師の本領は誰でも行ける海に行って、他の漁師より沢山漁をすることです。それも、安全かつ迅速にです。そのためには、常に天気予報に気を配ります。他の漁船の漁模様を把握します。そして、出かける時は自分の考えに自信を持って出かけます。
 一昔以上も前から漁師の暮らしは厳しくなりました。バブルの頃は儲かってしょうがなかったのですが、近年、経費が膨らむ割に魚価が上がりません。下手をすると赤字になります。社員を抱える普通の会社なら倒産です。漁業も同様です。
余程、経営感覚に優れてないと漁業経営は成り立ちません。今、日本の水産物はこういった一部の漁業経営者によって確保されています。
 一方、一人で漁をする高齢漁師は苦境を凌ぎます。家族の収入や年金で細々と暮らしていけるからです。まるで、趣味の世界です。
漁師は元気です。狩猟本能は生きる力になるのです。私のアユ釣りも同様です。
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