ようやく下方向に動き出したようだ。
1.3560付近を下限とする一目均衡表日足の雲を下抜けて来たので売りポジションが面白そうだ。今夜の欧米市場で仕込みを考えたい。
ドル円
スタンス:様子見
頭は重そうだがどうも動意に乏しく今日は様子見。
豪州ドル
スタンス:戻り売り
本日発表された中国のGDPは市場の予想よりも少しいい結果だった。これを受けて目先の安値圏から反発している。しかし上値を捉えて売りを仕掛けたい所だ。
ドル円
ポジション:スクエア
スタンス:売りが気になりつつ様子見
今週は雇用統計直後の展開を期待通りだったものの、その後のドル高の強さに圧倒された感じだった。しかしながら105円台は重い事も見えて来た。
今日は週末なのでおとなしくしておこうかと思っているが、肝心の米国金利が低下地合が続くようであれば再度ドル売りを試したくなるかもしれない。
ユーロ
ポジション:スクエア
ノーコメント
豪州ドル
ポジション:スクエア
スタンス:売場探しで様子見
水準を見ると手が出しにくいが、やはり売りしかないだろう。中銀総裁もまだ現状では豪州ドル高だと見ているようなので週明けには動き出したい。
※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。
ポジション:スクエア 買い戻し@104.72 - 17ポイント
スタンス:様子見
昨晩も好調な米国経済指標が発表され、更に地区連銀報告書も「まずまず」の景況感が示された。結局、雇用統計だけが一時的との見方になってしまった。
残念だが相場の流れには逆らえないので、一旦東京市場でドル売りポジションを解消した。大きなトレンドはドル高方向なので再度仕込み通貨を選定して挑んでみたい。
ユーロ
スタンス:様子見
ともかく方向感が定まりにくい。暫く様子見だろう。
豪州ドル
スタンス:売り水準模索で様子見
再び直近の最安値を割り込んで来た。損切りの売りもでてスピードは速まっているが、やはり売って行くしか無いだろう。ドル買いを仕掛けるなら対豪州ドルがお勧めだ。
※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。
ポジション:ドル売り@104.55(01/10約定)、ストップロス@105.40
先週コメントしたように、米国雇用統計の結果は玉虫色となったが、反応は悪かった時のイメージの方が良さそうだった。そこで、発表後に一旦下落して揉み合っていた所でドル売りを仕掛けてみた。
ドル買いが溜まっていた事もあり一旦大きな調整を迎えている。リズム的には102円台半ば迄見込めそうなので引き続きドル売りポジション継続としたい。SL(ストップロス)は直近のドル高値を考慮して105円40銭としておく。
ユーロ
ポジション:スクエア
スタンス:売り気、様子見
更に判断に悩む展開となった。売りたい所だが、相対的にドル売りが優勢なので様子見とする。
豪州ドル
ポジション:スクエア
スタンス:売り場模索で様子見
米国雇用統計を受けて豪州ドルも対ドルで反発している。しかし今年も売りトレンドで見ているので中国ネタにもアンテナ張りながら売り場探しとしておきたい。
※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。
スタンス:様子見
今夜の米国雇用統計を控えて相場は完全に様子見ムードが高まっている。
さて、雇用統計後のイメージを持っておく事が大切である。事前に準備しておかないと出遅れてしまう事が多い。
今回は引き続き好調な結果がでるとの期待が高い気がする。つまり、良い結果だった場合はある程度想定内の動きの様に思える。しかも既に105円近辺迄ドル高は進んでおり、ここから一段のドル買いを進めて行く事に少し気が重い。
一方で悪い結果だった時には大きな調整のきっかけになる気がする。その場合、相場は一気にドル安に動くものの、タイミングを見てドル売りにチャレンジと言うのも面白そうだ。
どうもドルを買うなら他の通貨の方がいいような気もしている。そんな事をぼんやり考えながら今夜の発表を待ちたい。
ユーロ
スタンス:弱気様子見
一目均衡表日足雲すれすれでなんとか持ちこたえた感じだ。どうも方向感を絞りにくい。ドルに対して売り込みたいのだが、この水準はユーロ買いのニーズを感じる。慎重に見ておこう。
豪州ドル
スタンス:弱気様子見
米国雇用統計前で落ち着いているが、やはり頭は重そうだ。対ドルで売るなら豪州ドルが良さそうだと感じている。今夜の結果次第では久しぶりに仕込みたい。
※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。
スタンス:様子見
調整局面を迎えていたドル円相場だが、結局105円台迄再び戻って来た。昨日の米国株式市場が反発した事と、それを受けて日経平均も大幅に回復して来た事から再びリスク選好ムードが高まっているようだ。
個人的にはもう少し調整局面が続くかと思っていたが、意外に早く戻って来た印象だ。
欧州時間では、ユーロ圏失業率が低位継続という結果を受け、ユーロ売りが対円にも及び弱含んだが、すかさず買いが入った。ただ、明日には米国雇用統計を控えており、ここは様子見としておきたい。
雇用統計が引き続きいい結果だった時には再び大きなトレンドになって行く可能性がありそうだ。
<前回出たと比較した各通貨のネット残高変化>
続けて、前回データと比較した各通貨のネット残高変化のグラフです。
こちらも、今後3回分のデータを掲載する予定ですが、年末に差し掛かる時期だったこともあり、豪ドルを除き、方向に一貫性が見られず、調整が主体だった裏付けにもなっています。
ネット残高の方向性を確認することで、各通貨に対するIMMの相場観は概ね把握できますが、ここでも重要なことは、各通貨全体の取組高の増減や、反対のポジションが取り崩されての方向性なのか、同じ方向の残高が増えての方向性なのかによっても、意味合いは微妙に異なってきます。本年はこの辺りもなるべく掘り下げてみようと考えています。
まず、ドル円ですが、前回が大きく売りこされ、今回は逆に買い越される結果となっていますが、全体の動きを詳細に分けてみてみましょう。
過去3回分のブルベアはご覧の通りで、依然としてその割合は今回のデータでも大きく傾いています。
円の買い持ちは極限にまで減少し、今回は前回と概ね同じ残高である一方、売り持ち残高だけが3回の中で最も少なくなっており、今回の買い越しの殆どが、円売りの取り崩しによる調整が進んでいたことが判る反面で、円高までを見込んでいなかったことも見えてきます。
また同じ8000コントラクト強の買い越しとなったポンドは、御覧の通りの結果です。
過去3回の買い越しには殆ど動きが無く、ポンドの先高観に変化はないようですが、ここからのポンド高には懐疑的であることも見えてきます。
今回の買い越しは、主にポンド安を諦めた売り越しの手仕舞いによることが判っており、ネットの方向性が買い越しだったからといって、先高観が高まったとは言えない状況が伝わってくるようです。
<総括と考察>
さて、新年に入り各相場は一段と調整色を強めています。
週末の米・雇用統計を前に積極的になれないと仮定するなら、調整の方向にポジションを積み上げているのではなく、今回見たドル円のように傾き過ぎた側の残高を落としている状況が想定できます。
2013年は5月に103円台後半を付けた以降、乱高下しながら暫く揉み合いました。この間、円高を見越す円の買い越しは一度も3万コントラクトを上回っていません。つまり、円売りの積み増しと取り崩しだけでここまで相場が進んできたとも言えそうです。
だとするならば、円買い残高が積み上がり始めるまでは、少なくともIMMは円高を考慮しない可能性が在りそうです。売り越しの残高調整で相場が下落することは今後も有りそうですが、こうして考えてみると、円のブルベアがある程度均衡に近づくまでの調整を待っていては今後も円売りに動けない可能性が出てきます。
勿論、買い越しの動向には注意をしつつも、ブルベアの偏りをあまり警戒材料にし過ぎない方が良いのかもしれません。
こうした観点で、次回以降もIMMデータを分析してみたいと思います。
以上、IMMの取組残高分析でした。
この内容は動画でもご覧いただけます。豊富なグラフなどを交えて、より理解しやすくなっています。是非、ご覧ください。
※上の画像をクリックすると、ForexTVジャパンのIMMチャンネルが表示され、当該動画をご覧いただけます。
こんにちは、
2014年、明けましておめでとうございます。本年最初のIMM取組残高分析をお送りします。
前回データは順延となって番組をお届けできませんでしたが、今回のデータは12月31日終了時点のもので、本来は先週末3日の取引後に米CFTCから発表されるものが、6日月曜日に順延されたため、日本時間では今朝になって発表されたデータです。
では早速、投機筋のポジションを表すとされる、非実需のデータを見て参ります。まず、ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化をみてみましょう。
<ドル円の相場推移と対円におけるドルのネットポジション変化>
前回のデータはFOMCの結果が織り込まれた24日終了時点でのデータでしたが、相場は一段と上昇し、ドルの買い越しが一段と積み上がっていました。今回のデータはその後の年末までをこなしたものですが、買い越しは調整によって減少していた一方で、相場は更に上昇していたことが判ります。
対円におけるドルのネットポジションは、前回の143822をピークに、135228コントラクトの買い越しに減少しています。
<全通貨別ネット残高推移>
次に、各通貨のネット残高のグラフです。
今回から過去3回分のデータを各通貨毎に表示することに致しました。こうすることで直近のトレンドが確認できると思います。
前回の番組に使用したデータから一回飛ばしたデータを挟み、今回のデータの3本がそれぞれに表示されています。単純なネットポジションの推移からは、各通貨共に目立った残高の変化は有りませんでした。
強いて言うなら、ポンドの買い越しが微妙に増えており、ポンドに対する強気の見方が増えています。
また、豪ドルの売り越しが徐々に増加傾向にあり、こちらは弱気の見方が優勢であることが判ります。
この比較で他に重要なことは、各通貨全体の残高や、ブルとベアの比率です。
円のネットの売り越し残高は飛び抜けて大きいですが、全体の残高の10%程度ならまだ健全な範囲です。ただ、実態はご覧の通り、1対9程度まで偏りが進んでおり、これこそが調整への警戒感を引き起こしています。
一方、カナダと豪ドルの売り越し残高は概ね同数ですが、2通貨全体の残高が異なるため、そのブルベア比は、御覧の程度の違いになっており、明らかに豪ドルの方が弱気になっていることが判ります。
このように、ネット残高がある程度積み上がってくると、そのブルベア比は次第に重要になってきますので、今後はこうした点にも注意の上、取り組まれると良いでしょう。
以上、今回は動画も2部に分けてお送りしています。前編の動画は下記画像をクリックしてご覧いただけます。
※クリックすると、ForexTVジャパンのIMMチャンネルにジャンプします。
2014年、明けましておめでとうございます。
大発会は残念ながら下落で始まりましたが、2013年の上昇幅は41年ぶりとの報道もあり、株価動向だけを見れば昭和の高度成長期に肩を並べる活気となっています。
当然、株価は下落するより上昇した方が、景気への影響は好ましいのですが、庶民の景気とはややかけ離れた値動きでもあり、裏を返せば、海外投資家の買いが中心の上昇である点は否めません。従って、急な調整には常に注意が必要ですが、この上昇の波に上手く乗ることが肝要かと思います。
本年は昨年のような頻度でメッセージをお届けできないかも知れませんが、良いヒントなりを考え付いた時には、是非ご紹介させて頂きますので、ご注目いただけると幸いです。(A)
ポジション:スクエア
戦略:様子見
1月2日、105円43銭の高値をつけたドル円は、12月30日と同じ105円20銭にビッグドットを作って今年度のスタートをきった。2008年以来の円安レベルでのスタートになる。週足は、10月20日の98円半ばを起点に、綺麗な上昇線を描いている。
日本の年末年始の長期休暇が明けた本日は、前週金曜日と同じ104円10銭台から90銭台での値動きに終わった。東京市場オープン9時に104円94銭をつけた後は一貫して下落し、終盤は104円30-40銭で推移する展開で、日経平均の下げが影響している模様だ。
本日は日本市場の初日ということもあり、明日以降の東京市場の動きは、まだまだ不透明だ。市場は、今週金曜の米雇用統計待ちで基本的には動きにくく、様子見とする。
※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。