外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ドル円、目新しい動きにはならず週末の米・雇用統計待ち‐「A氏からのメッセージ」01月06日

2014-01-06 18:07:01 |  -ドル円

2014年、明けましておめでとうございます。

大発会は残念ながら下落で始まりましたが、2013年の上昇幅は41年ぶりとの報道もあり、株価動向だけを見れば昭和の高度成長期に肩を並べる活気となっています。

当然、株価は下落するより上昇した方が、景気への影響は好ましいのですが、庶民の景気とはややかけ離れた値動きでもあり、裏を返せば、海外投資家の買いが中心の上昇である点は否めません。従って、急な調整には常に注意が必要ですが、この上昇の波に上手く乗ることが肝要かと思います。

本年は昨年のような頻度でメッセージをお届けできないかも知れませんが、良いヒントなりを考え付いた時には、是非ご紹介させて頂きますので、ご注目いただけると幸いです。(A)



ポジション:スクエア
戦略:様子見

1月2日、105円43銭の高値をつけたドル円は、12月30日と同じ105円20銭にビッグドットを作って今年度のスタートをきった。2008年以来の円安レベルでのスタートになる。週足は、10月20日の98円半ばを起点に、綺麗な上昇線を描いている。

日本の年末年始の長期休暇が明けた本日は、前週金曜日と同じ104円10銭台から90銭台での値動きに終わった。東京市場オープン9時に104円94銭をつけた後は一貫して下落し、終盤は104円30-40銭で推移する展開で、日経平均の下げが影響している模様だ。

本日は日本市場の初日ということもあり、明日以降の東京市場の動きは、まだまだ不透明だ。市場は、今週金曜の米雇用統計待ちで基本的には動きにくく、様子見とする。

※プロスティックス・チャートで表示している一目は、正式な一目均衡表とは異なります。作図する際に対象とする足の本数は、「9-26-62」の代わりに「7-22-44」を使用してあり、また「半値」を使用する代わりに「モダル・ポイント」という独特な数値を使用しています。従って、雲と呼んでいる「先行スパンの位置や、転換線、基準線の水準は、正式な一目均衡表と基本的には異なりますのでご注意ください。