外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ユーロドル‐金曜日のハンマー足は今のところ機能せず

2013-01-07 22:12:47 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、
金曜日の宝くじは結局買うこともできず、蚊帳の外でした。

相場は先に下値を試しましたが、引け際にユーロがしっかりと買い戻され、比較的長い下ヒゲを付けた陽線で引けました。
ロウソク足を見る限り、水曜日の逆ハンマー足が木曜日の下落を誘ったと考えれば、金曜日のハンマー足で今日は底堅く推移しても悪くはない気がします。僅か2日間の下落だけに、パターンが当てはまりにくいのは仕方ありませんが、一応は300ポイント近い変動だっただけに、目先の天底を作った可能性もあると考えていました。

しかし、今日の動きは上値が重く、日足の一目均衡表の基準線がレジスタンスになっているようです。かと言って、ここから開始レートを引き下げて一段の下落相場に乗りに行く気があまりしません。

その理由の一つが、やはり週足と月足との比較であり、週足は先行スパンの中で、そして月足は先行スパンの下での推移となっており、日、週、月足がそれぞれバラバラの状態であることです。
また、ユーロ売りドル買いを考える場合、スイス中銀の政策を考えると、どうしてもドルスイスの相場を確認せざるを得ず、その結果、どうしてもドルスイスが上昇相場(ドル買い)を継続するようには見えなかったのがもう一つの理由です。

三世一目山人こと細田先生によれば、1.3000のユーロドルの相場水準は重要であると、かねてから指摘があり、となると、またもや1.3000を中心に揉み合う相場も想定しておく必要が出てきました。今日の流れから売りで追いかけても、基準線から想定して下値は1.29割れがやっとであり、その手前の1.2900には先行スパンが位置していることから、目先の下値もあまり期待できそうにありません。今のところ今日は、様子見といった感じです。

ForexTVジャパン
浅野

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