昨夜の時点で下落の流れが優勢だったユーロドルは、結局その後上昇に転じて陽線で引ける展開となり、金曜日の反転シグナルを踏襲する格好となっています。
ポンドドルは一旦、雲に突っ込むまで下落しましたが、想定通りユーロは踏ん張っており、1.2900の雲の上限より手前で折返しています。
先ほど、麻生財務・金融大臣が、外貨準備を使ってESM債を購入する意向を示したことでユーロが強含んでいます。外準を利用するなら対円より対ドルでの上昇が順当に見えますが、いずれにせよ後が続かず、調整気味に売り戻されている状況です。
個人的には対円相場をロングで入るタイミングを探していますが、相変わらず良いところでは入らせてもらえず、悶々としています。ユーロ円にせよポンド円にせよ、高値圏で揉み合っている現在、昨日の戦略でも示した通り、揉み合いを下に抜ければ多少は沈むことも想定され、ここから買う勇気は全くありません。悩んだ挙句、昨日の動きを信じてユーロドルの買い戦略を想定してみます。
冒頭にも触れた金曜日のシグナルは、月曜日に反映されたことで、上昇余力は残されたという印象です。
他にも、懸念された日足一目均衡表の基準線割れでしたが、昨日は上に抜き返す上昇を見せています。遅行スパンが雲の上限で踏み止まったのも一因だと考えられます。
昨年9月、10月、12月の初旬で付けた高値水準の1.3150~70を前に上げ渋っていますが、
売りが優勢であればこれだけのレジスタンスを前にして下げない方が不思議です。今度1.32台に乗せれば、再度上値を試す展開が先行するかもしれません。
本来であれば12月19日の高値である
1.3307越えで追いかけるのがセオリーだとは思いますが、4日の安値は目先のサポートを確認したと願いつつ押し目買いを設定します。
詳細は「リアルトレード」ブログの方に落とし込みます。
ForexTVジャパン
浅野
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2012年の相場を振り返り、2013年当初の重要な変化日に触れています。
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