外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ユーロドル:レンジ相場の上限に…思い込みは禁物

2012-10-17 18:15:29 | ☆相場分析-ユーロドル

どうしても相場に取り組もうとすると、ユーロドルになってしまうのですが、週足を見ると9月9日週の足に、以降の相場変動が全て包まれています。つまりそのレンジである1.2754~1.3167のどちらかを抜けない限り、レンジ相場が継続するという見方が成り立ちます。

増してや、下には一目均衡表の基準線と転換線がある一方で、上には先行スパン、及び遅行スパンでの実線と基準線や転換線が控えており、どう見ても逆張り相場としか言いようがありません。
ストキャスティクスは、ここ数週揉み合ったにもかかわらず、時間償却による下落は見られず、相変わらず買われ過ぎの領域で蛇行しています。相場が上昇を継続しているならまだしも、この点を見ても相場が無理に高留まっている気がして仕方ありません。

9月17日に1.3150で上テール※ を作った日足を根拠に、1.3150でユーロを売り、先ほどの高値越えとなる1.3170で一旦はストップというイメージです。ブレークアウトを狙う向きの買いが予想できることから、無用な踏ん張りは不要ですが、週足分析でも述べたとおり、その上にはいくつものレジスタンスが引けていることから、1.3260では再度ユーロ売りを構え、1.33台に乗せるようなら一旦はストップという戦略が浮かびます。下値は出来るだけ粘りたいところですが、週足レンジで想定した安値の手前は目先の目標に置いても十分だと考えます。

※上テール(下テール)とは、単なる上ヒゲ(下ヒゲ)ではなく、短時間に殆ど出合い価格がないまま往来した価格領域を差し、一般的なヒゲに対する概念をより発展させたもの。基本的にはその水準がサポートやレジスタンスに成る傾向が強く、ヒゲの価格帯を更に絞り込むことで、ターゲットを絞り、参入リスクの軽減に役立つ。計算方法やネーミング[ 正式には Upper(lower)Extreme Tail]は、プロスティックス社の特許(米国取得済、日本出願中)。

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浅野

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