外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

GBPJPY ドル売りの基調を継続もクロス円はやや揉み合い感

2007-11-27 23:01:35 |    -ポンド円

戦略としては間違っていなかったと思いますが、入り口の微妙なズレで久しぶりの開始取引もあっという間にストップアウトしてしまいました。

本日の失敗で再認識や学ぶことは沢山ありましたが、基本的にやはり上下両方の動きを捉えるには、24時間で1度程度の見直しには無理があるということでした。

万が一、ストップを回避したとして、本日は稀に見るドル買いニュースにより、予想通り対円通貨ペアの上昇はかなりの速度でしたが、ターゲットに達しきれずに折り返している状態です。戻り売りを意識しつつも、リーブオーダーだけで捉えるのは本当に難しいですね。

また、一方で再認識したことは、海外勢の会計年度末が迫り、ファンド等の益出しの取引や、最後の一押しを目論む注文が割りと時間帯を問わず入りやすくなります。
特に、昼休みはちょっとしたストップを巻き込んで相場を振るには、格好の時間帯となりますので、今後とも暫くは注意が必要となりそうです。

さて、本日のドル買いニュースとなった中東資本の米銀への資本参加という話題ですが、手元の円ロングを切ってきたという恣意的な匂いもします。ただ、明らかなのはストレートを見ているとドル売りで概ね間違っていない印象があり、ドル円が下落しても他のストレートでもドル売りが進むことから、クロス円は以前のようなドル円と連動した激しい下落は暫く無さそうな気がします。

本日の失敗からイメージを出せは、特にクロス円はやはり売り戦略を起点とするレンジトレードが機能しそうです。もちろん、下抜けには付いてゆけるようストップエントリーは入れておきたいと思います。

 
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