石仏散歩

現代人の多くに無視される石仏たち。その石仏を愛でる少数派の、これは独り言です。

111 シリーズ東京の寺町(7)足立区伊興ーその4

2015-09-23 08:19:10 | 寺町

 このブログ「石仏散歩」の字数は、約1万8000字ー2万4000字。月2回、更新して、5年目を迎えようとしています。最近、「石仏散歩」の閲覧者は、PCよりもスマホでの方が多いことを初めて知りました。更に、1回当たりの字数は、3000-3500字くらいが読みやすいということも分かりました。写真のサイズも少し小さめにした方がよいことも。
と、いうことで今回から、一つのテーマを小分けにして、ひとかたまりを約3500字見当にまとめることにします。2-3日おきに更新、5-7回でワンテーマ完結ということになります。では、新スタイルでの「伊興寺町の石造物」その4
回目です。

 

 15 浄光寺  16 蓮念寺  17 本行寺 18 長安寺 19 善久寺 20 常福寺

 21 易行院 22 東陽寺 23 正安寺 24 栄寿院 25 法寿寺 27 専念寺

 

 

☐浄土真宗本願寺派・龍華山長安寺(東伊興4-10-18)  

 

伊興寺町最西端の寺。

 

震災後の昭和3年(1928)、築地から移転してきた。

 

 

移転改築費8191円と石碑にある。

 

 

檀徒百数十人の寄付になるものだが、移転先の伊興村が「遠すぎる」、「田舎すぎる」と離檀した檀家も多かったという。

 

墓地に個性的な墓石が並ぶ一角がある。

 

 

聞くところによると、移転時の檀家総代のデザインなのだそうだ。

 

☐浄土真宗本願寺派・赤坂山浄光寺(東伊興4-12-6)

 

浄光寺の文字があるので入ったら、ピアノとフルートを教える音楽教室だった。

 

 

裏口から入ったようで、山門から入りなおす。

 

 

親鸞聖人と蓮如上人の銅像がなければ寺だとは分からないかも。

 

 

 

 親鸞聖人        蓮如上人

 

奥に墓地が見えるからそんな心配は無用か。

 

☐曹洞宗・延命山栄寿院(東伊興4-1)

山号が延命山なのは、延命地蔵が本尊だからだろうか。

元々、本所にあったが、関東大震災で被災、昭和3年(1928)当地に移転してきた。

本所の跡地には、東駒形町会の要請で地蔵堂が建てられ、安産子育て地蔵として親しまれているという。

 ☐浄土真宗本願寺派・龍岳山専念寺(伊興本町2-14-2)

専念寺と次の正楽寺は、持参資料には記載がなかった。

歩いていたら寺があったので、撮影した。

帰宅してネット検索で調べてみたが、両寺とも情報がほとんどない。

☐浄土真宗本願寺派・正楽寺(東伊興4-2-1)