HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

堕天

2009年06月03日 | 細美武士/the HIATUS
この曲を聴いていると
細美くんの決意表明のような気すらしてくる。

きっとELLEGARDENの時の約束の呪縛から
解放されるためにはその向こうの音楽へ
行かないとだめだって思ってたんだろうな~って

もちろんこれはあくまで私の勝手な感じ方

そこは私のたわごととして読んで下さい。

この歌に出てくる英語の単語の羅列

この言葉だけで
なんだか細美さんの姿が浮かぶ。

それもなぜかイギリスでの

ロンドンを歩き回っていた彼の
そのときが

dimeはアメリカのお金の単位ではあるけれども

彼がいろんなことを考えながら
今後を思いながら
何かを探しながら
自分を探しながら
歩いている姿が
なぜか浮かんでくる。

Bishopsはもちろんアメリカにも
いるんだろうけど、この言葉は
やっぱりイメージ的にはイギリス。

Gold mineも
映画の「ベルベットゴールドマイン」を
連想してしまうし。



私はまだThe HIATUSが形になってなかったとき
細美くんの話とかから、彼はNINみたいな音楽を
目指してるのかな~?って思って
ある意味覚悟をしていた。

覚悟って

別にNINを恐れているわけではなくて
むしろ私はライブに行くほど好きなんだけど

でも、それを日本でやるのはどんな風になるのか
予測できない重みを想像していた。

で、実際はThe HIATUSはThe HIATUSで
あったわけで、誰とも比べられない存在であることが
わかったんだけど


これからこのバンドの形態は流動的になるということで
そういう面はNINと似ているのかもって思った。

そんなNINは休止してしまうんだけど
トレントがThe HIATUSに入ったりしたら
すごいなぁ~って

宇宙的規模な夢をふと抱いてしまった。

なにせサマソニで同じ日に出るんだものね。


ただ、不思議なのは曲調とかはまったく
違うと思うんだけど

ときどき

ふわ~っと


ジギースターダスト時代のデビッドボウイが
脳裏に浮かぶ。Little Odysseyなんかを聴いてたら。

あのグラマラスな時代。
spaceshipという言葉がそうさせるのかな?


ボウイのすごくカラフルな時代。

それが突然色を潜めて
カラフルな時代は終焉を迎えた。

そして彼もその向こうの音楽へ飛び込んだ。
そして今がある。


これもあくまで私の感じ方


音楽の聴き方は自由でしょ?


私はただそう感じただけ。




この曲を聴いて

きっとまだまだ細美武士っていうアーティストは
向こうを目指して歩き続けるんだろうなって
思った。


時に足を引きずりながらでも
向こうへ歩き続けるんだ。


なら

私も年を顧みずに
その後を地面を這いつくばりながらでも
ついて行こうって


決めた。



そう


決めた。













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The Flare

2009年06月01日 | 細美武士/the HIATUS
きっとTrash We'd Loveの中でもこの曲がとりわけ自分は好きなんだろうな。

マイナーな重い音から入ってきてそれがプワーっと弾けて
メジャーな音が光となってまっすぐ暗闇を貫いていく感じ。


このアルバムを聴けば聴くほど
The HIATUSっていう集合体がどれだけすごいものを
作り出したかってことが何層にもわかってきて
やっぱりこんなに分厚いバンドって日本には
存在したことないだろうなって


今言えるのは

ELLEGARDENの細美武士氏と

The HIATUSの細美武士氏を同じ人であっても


これらの音楽は生まれはまったく違う惑星ぐらいの
距離があって


エルレを思い出すことなく
聴く事ができるってこと。


エルレを忘れるってことではなくて
エルレはエルレでしっかり存在しているんだけど

The HIATUSはまったく別物で
比べることは不可能だってこと。


新しいバンドとして

初めましてって

出会ったバンドとして


私はこれからずっと愛して行くんだろうな。



だからこのThe HIATUSももう人生において不可欠な存在。
一生あってほしいバンド。


エルレとThe HIATUSはこれからずっとパラレルで
同じボーカルだけど交わることはなくて


でも同じ力で存在していくと信じてる。



なんでこんなにしあわせな気持ちになれるんだろう。

聴けば聴くほどに



愛さずにはいれらないよ。
このメロディと言葉


Take me awayって言葉はどれだけ10代のときに
口に出して言ったことだろう。

この音の響きが好きで
クイーンのフレディも歌ってたフレーズ

goneとかawayとかちょっと哀愁の漂う言葉だけど
私はこれらの音の響きが好きだった。

それが細美くんの声を通して耳に届くと
どれだけ泣きそうになることか



ストレイテナーのホリエくんが
The HIATUSのライブ見て
細美くんがすごく楽しそうなのを見て
涙目になったって書いていた。


それがすべてを語ってるって思った。


だれもが細美くんの心からの笑顔を
待ち望んでいたんだってこと。


どれだけいろんな人から大切に
思われている人なんだろう。


私はもちろんライブでしか会ったことないけど

細美くんのいない世界は考えられないな。


私がいつか年を重ねてこの世を去る日にも
彼がいつものように歌ってくれてることが願いだ。


全体を通して

地球を包み込む宇宙がそこにあるイメージ。


でも、細美くんが描く夜空は
いつも都会の空ではなくて
アウトドアな空気の澄んだ場所の空のような気がする。

思わず深呼吸してしまうような。



仕事場でもちろん仕事中に音楽聴くことなんてできないけど
頭の中ではずっとこのアルバムの曲が流れている。

ちょっとへたり気味になりそうになっても
この曲が頭の中で流れ始めると
なんか体がふわっと、がんばろって気になる。


そんな力が溢れているアルバムと2009年5月に出会えたこと。
これは絶対に忘れないよ。






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