HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

岩崎慧and岩崎愛「brother & sister Vol.3 」at 京都SOLE CAFE

2013年01月06日 | セカイイチ
1月5日(土)晴

今年最初のライブは京都での岩崎兄妹のライブでした。

年末にカウントダウンジャパンをテレビで見ていて
岩崎愛ちゃんがギターにthe HIATUSのマサ
ベースにナッシングスのひなっち(ストレイテナーでもあるけど)
ドラムにアジカンのきよしさんをバックバンドにして
歌っているのを見て、すごく衝撃を受けたあとに
アジカンのコーラスにも参加していたのをみて
こんなに凄い人だったんだと今まで知らなかった彼女の音楽を
聴かなくっちゃと思ったわけですが、
偶然なのか必然なのか
彼女の兄でセカイイチのボーカルの慧さんと
兄妹でのライブを京都ですることを知りました。

慧さんのライブは今まで何回か行かせてもらいましたが、
愛ちゃんのライブを見たいなと思ったときに
グッドタイミングでこのイベントに参加できたのは
本当にうれしいです。

年末にRADIO CRAZYでのトリだったアジカンのステージで
愛ちゃんを見て、年始にまた愛ちゃんを見るというつながり。

何か意味があるのかなと思っています。

SOLE CAFEは私にとってはティーンのときの地元なので
馴染みがある場所で、とてもアットホームな場所です。

そこで見たお二人は兄妹だけあって
しかもとても仲がよく
よりアットホームな空間がそこにできました。

しかも大阪出身なのでその雰囲気もね。

まずは愛ちゃんからでした。

セットリストは

花束
I LOVE MY LIFE
死ぬまで一緒
瞳を閉じて(ユーミンカバー)
バースデー
東京life
All right
26

自信ないけれど、たぶんこうです。

私が彼女に感じた印象は
カウントダウンジャパンの時からですが、
アメリカの女性シンガーのイメージ。

たとえば、リッキー・リー・ジョーンズ
リンダ・ロンシュタット
あるいはボニー・レイット

っておそらく、ここをご覧の皆さんは誰?って
思うシンガーばかりでしょうね。

ノラ・ジョーンズっていったら通じるかもしれないけれど
私にはノラより先にあげたアメリカの大御所たちを
思い浮かべました。
80年代のパワーのある女性シンガーたち。

自分でいうのもなんですが、本当に私は音楽バカなのです。
いいかえれば、音楽オタクみたいなもんです。

ジャンル問わず、洋邦問わず、聴きまくってます。
それも10代の頃から。まあ、比較すれば洋楽の方が
得意かもしれません。でも、いろんな音楽が
私を大人にしていってくれたのですから
忘れようがありません。

で、アジカンのゴッチが愛ちゃんの歌声や音楽に
惚れ込んだのもわかる気がしました。

おそらく、ゴッチはこのあたりの女性シンガーが好きだと思います。
(って知らないけれど、本当は)

あと、ミリー・リパートンとかも思い出しました。

本当に愛ちゃんの声は美しく、太く、まろやかです。

愛される歌声の持ち主だと今日、確信しました。

彼女がMCで何度となくゴッチの話をしましたが、
その中でゴッチお薦めの映画「私をスキーに連れてって」
を見たという話が、結構楽しかったです。

この映画ってすごく昔ですよね。
でも、皆さんはユーミンの「恋人はサンタクロース」を
絶対に聴いたことがあるはずなので、あの曲の映画かって
わかるはずです。

ゴッチがなぜにこの映画をお薦めしたのか
彼の「私をスキーに連れてって」論を是非聴きたいです。

私も見たことがありますが、好きな俳優のひとりである
三上博史さんが出ている映画なので見たのかな?
かなり前に見たので(たぶんテレビ)記憶は曖昧ですが
この映画にはいろんな見方があるので、おもしろいですよ。
内容というより、見方です(笑)

この映画がなぜに作られたか?
愛ちゃんもきっとご存知ないでしょうが、
これはスキーのテクニックを見せたい映画なのです。
と、これを作ったホイチョイプロダクションの社長さんが
言ってました。スキーのすごい技をやるチームみたいなのが
あって、それを映画にしようってことで作られたという
話を聴いた記憶があります。

私はスキーはパラレル止まりなので技なんてわかりませんが。

あと、バースデーっていう曲は愛ちゃんが自分の誕生日に
イベントをして、そのときにファンの人に配った曲らしいです。

東京lifeはゴッチ監修のもとに作られたアルバムの表題曲で
ゴッチに会えたから、アルバムが出せたみたいなことを
言われてました。

ゴッチって人と人を繋げる能力は天下一品ですよね。

この私もゴッチのお蔭てでエルレを知り、細美武士氏を知り
テナーのホリエ君を知ったのですから。

ちなみにみんな見た事あるでしょうか?このゴッチと細美くんと
ホリエ君が川辺でバーベキューしながらお話している番組を。
あのマイナーさ。今では考えられない番組でした。

さて、愛ちゃんの次は慧さんです。

慧さんのセットリストは

風来坊
Touch my head
Beat goes on
世界は幻(アナログフィッシュカバー)
才能と解放
幻を見ていた(新曲)タイトルがちょっとあやふやで、すいません。
さよならバイバイ(「幽☆遊☆白書」(これでよかったかな?)のエンディングテーマ)
ふりだしの歌
バンドマン

です。自信はないですが。

世界は幻では佐々木健太郎くんとは仲がいいという話が出ました。
初恋の嵐でのいろいろなボーカルさんとの交流の場での
おもしろいエピソードも話してくれました。

あと、前日にあった慧さんのライブで
仮面ライダーブラックの歌やったら受けなかったという話になり
友達がやっていて、ほんとうはやりたいんだけれど
みんな知らないみたいだからと「幽☆遊☆白書」のさよならバイバイという
ちょっとボサノバ風の曲をやってくれました。

って仮面ライダーブラック好きなお友達ってFoZZtoneの渡會さんですよね(笑)


愛ちゃんとふたりで「幽☆遊☆白書」は見てたそうです。
ゆえに愛ちゃんも口ずさんでました。

愛ちゃんの最初のライブを8年前に大阪にこだまにのって
サプライズで見に行った話をしたあとに「ふりだしの歌」
を慧さんは歌ってくれました。

ほんとうに妹への愛があふれていました。

そして「バンドマン」
何度聴いても素晴らしい曲ですね。


で、アンコールには兄妹で登場し

さよならCOLOR (スーパーバタードッグカバー)
おなじ話(ハンバート・ハンバートカバー)

を歌ってくれました。

さよならCOLORが聴けるなんて。

新年にふさわしいファミリーなアットホームなライブでした。

慧さんと愛さんそれぞれが、音楽で生きて行くという不安だったり希望だったりを持ち
言葉の端々からそれが感じられ、今の音楽業界の大変さも感じられましたが
このお二人なら、ずっとずっと歌い続けていくっていう未来が
私には見えた気がしました。

愛さんの歌じゃないけれど
「だいじょうぶ」
そう思いました。

慧さんはトップに立ち、売れたいという気持ちを言葉にされましたが、
もちろんそれもすごく大事だと思います、生活して家族を養うという意味では。
でも、同時に長く、ユーミンも言うように「詠み人知らずと言われながらも
見知らぬ人たちに歌い続けられる歌」を慧さんにも愛さんにも歌い続けてほしいなと
今日の歌たちを聴いて思いました。

最後に慧さんが「今日はふわふわする。」とか「熱い」とか言ってたので
ちょっと体調が心配でした。熱があったのではないですよね?

どうぞ、お身体もご慈愛下さいね。

まあ、単に飲み過ぎだったのかもしれませんが(笑)

今年もまたいいライブがいっぱい見れそうな
そんな気がした夜でした。





コメント
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